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旅の記憶 〜 神様のいるところ 出雲 〜

ひとりきり 迷子のように呟いて ねぇ、かみさまはどこへいったの

ちるnote 2022年短歌まとめ(神無月)


一年前の10月の歌のひとつです
9月半ばからnoteをしばらくお休みしていたので、年明けに短歌まとめの記事へ掲載しました

昨年は夏から冬にかけていろんなことが重なって、一生懸命に空に祈り 神様にもたくさんお願いをしました

神様はいますか?
わたしの声は届いてますか?
わたしはどうすればいいのですか?

そんな どうにもならない
どうしようもない
ちょっと切ない気持ちでした



10月のことは『神無月かんなづき』といいます
出雲の国では『神在月かみありづき』といいます

神無月 (かんなづき)
陰暦10月の異称
“かむなづき” とも表記
かみなしづき、かみさりづき

語源については、全国から神々が出雲大社に集まるため、“諸国に神がいなくなる月” という俗説


神在月 (かみありづき)
出雲国で 陰暦10月の異称
この月に 日本中の神々が出雲大社に集まるという伝説から
出雲以外では「神無月  」というのに対していう

goo辞書より


旧暦の10月10日ごろである 11月22日頃から、出雲の各所では伝統行事の 『神在祭』 が行われるそうです

日本全国の神様たちが出雲に集うこの頃に訪れたら、いつにも増して すごいパワーを感じたりするのかもしれません


島根県に はじめて訪れた時の旅の記憶を
もしよろしければご一緒に




〜出雲〜

旅のスタートはこちらから
二礼 四拍手 一礼
でお参りください


御祭神は 大国主大神さま
(おおくにぬしのおおかみ)

“因幡の白兎” の神話はご存知ですか


境内には60を超えるうさぎの像
たぶん出会えていないのもある
このうさぎさんたちの手には…
あの幸せのシンボル



出雲そば 田中屋
出雲大社からすぐ



稲佐の浜いなさのはま

神話の舞台になった海岸
さらさらの白砂の浜

神在祭ではこの浜で全国の神々をお迎えする
翌朝ふたたび寄りました



出西窯しゅっさいがま
1947年(昭和22年)に創設された窯元
この地の原料を用いて創られる
厚みのある作風が特徴
隣の「くらしの陶・無自性館」で購入も可
“道具としての器”がコンセプト
日常で活躍してくれそうな器たち



日御碕神社ひのみさきじんじゃ

朱色の社殿が艶やか
木製のだるまみくじ

お顔がひとつひとつ違う
この中におみくじが入っている



出雲日御碕灯台いずもひのみさきとうだい

1903年(明治36年)に設置
国の重要文化財
石造りで日本一の高さ
163段の螺旋階段
日本でのぼれる灯台16基のひとつ

のぼりました
島根半島の最西端にそびえる

『世界灯台100選』のひとつでもあり
『恋する灯台』にも認定されてる
灯台の先は 出雲松島

松並木の遊歩道も風情があって
海を眺めて歩くのが楽しい


湯の川温泉
「日本三美人の湯 」のひとつ

はいりました



〜 松江 〜

国宝 松江城
のぼりました

松江は、京都、金沢とならぶ『日本三大菓子処』のひとつ
江戸時代には茶の湯文化も広まり、城下町には老舗の和菓子屋さんも多くあります

八重垣神社
「 鏡の池 」

池に紙とコインを浮かべるご縁占い
若い方に人気みたい




むこうには大山だいせん(鳥取県)



島根県立美術館

宍道湖畔に佇む美術館
デッキからも夕日が楽しめるように
3月から9月は 閉館時間 “日没30分後”と変動
(10月から2月は18:30閉館)
宍道湖に沈む夕日
「日本の夕陽百選」のひとつ

宍道湖は 出雲市と松江市にまたがる
全国で7番目に大きい湖
水鳥たちもかわいい


水辺に点在する野外アートもまた楽しい

渡辺豊重 『会話』(1998年)
2m80cmの巨大なふたつの彫刻



夕日がなんといっても神々しくて
沈みきるまで眺めてました
いつかまた訪れたい
みなさんも機会があればぜひ

どうぞよい一日を、よい一週間を




#129.   『 出雲〜松江 』

⭐︎明日はまたくるからねって 宍道湖の水鳥たちよ沈む夕陽よ

⭐︎のどぐろと地酒をちびちびやりながら命が命をおぎなう夕べ

       ー ちる ー


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