探鳥会レポート<奥Sダム編>2/2話 2023年5月 気前のいいカケス
先日、ゆる支部主催の探鳥会に参加しました。
場所は奥Sダムです。
探鳥会ご一行はほとんど鳥に会えないまま、ダム湖周囲を4分の3ほど進みました。
このまま会わないかなと思ったら、ダム湖東側、木の上の方でオオルリがさえずっているのを見つけました。
ダムを造るようなところは基本的に谷間です。
急斜面に生えている木の上の方にいるのでオオルリの姿はよく見えませんでした。
少し歩くと、道がカーブしているところでキビタキのさえずりが聞こえました。
キビタキの姿が見えないか、探鳥会ご一行がじりじり取り巻いたところ、キビタキは茂みの奥に飛んで行ってしまいました。
スコープ隊がセンダイムシクイを見つけて焦点を合わせてくれました。
「まだこっちに気付いていないから、早く早く!」
そうに言われて列に並んだのですが、私が覗く直前に飛んで行ってしまいました。
なかなか会えないセンダイムシクイ……残念。
ダム湖に注ぐ沢があって、何かいないかなと思って観察していたら、ふわっと飛んだのはカケスでした。
こちらを見たので、にんげんの姿には気がついているはず。
カケスはぱっと逃げていく事が多いのですが、このカケスはしばらく止まっていて姿を見せてくれました。
探鳥会メンバーは「気前のいいカケス」と大絶賛しました。
ダムの管理事務所でダムカードをもらいました。
堤体を渡るとダム湖一周で、終了です。
集合場所で鳥合わせを行いました。
探鳥会で見た鳥を確認し合う作業です。
「オオルリ」
「キビタキ」
「センダイムシクイ」
「他にいますか」
「カケスがいました」
カケスは列の後方の人しか見られなかったようです。
目撃者が複数いたので、観察できた鳥に数えられました。
こうして探鳥会は無事に終了したのでした。
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