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鳥と地層 探鳥会レポート<Sジオパーク編>1/3話 2023年11月

 先日、ニコ支部T分会の探鳥会に参加してきました。
 探鳥場所はSジオパークです。

 探鳥会の場所がちょっと目新しい場所だと、つい行ってみたくなってしまう。

 定刻までに15人前後の人が集まりました。

 Sジオパーク資料館は開館時間前なのに入り口を開け、参加者にトイレを提供してくれました。
 さらにガイドさんを付けてくれました。

 すごい好待遇でした。

 そのガイドさんは双眼鏡を持っていました。
 一緒に鳥を見てくれるようです。

 探鳥会ご一行はさっそく道路沿いに歩き始めました。

 上空を、たくさんの小鳥が一度にバッと飛んでいきました。

 「なんだった?」
 「さぁ?」

 また上空をたくさんの鳥が飛びました。

 そういうのが何度も何度もありました。
 「鳴き声がスズメ」
 「黄色い羽が見えたのもいた」

 逆光になっていて、わかりにくかったですが「どうやらスズメとカワラヒワ」ということになりました。

 電線のホオジロを見てから、道路を渡って川に降りました。
 ここからはジオパークのガイドさんの出番です。

 川に降りると対岸の崖には岩が露出していました。
 地層が見えていて、それは「つ」の字のように婉曲していました。

 ガイドさんはタオルを二枚重ねて縫ったものを取り出しました。

 二枚重ねのタオルを使って、地層に力がかかって「Ω」のように曲がったこと、それが倒れたのが目の前の地層だというのです。

 ダオル実演付きの解説はわかりやすくて、探鳥会一同「なるほど!」と聞き入ったのでした。

Ωの形に曲がった地層

 断層が気に入った探鳥会ご一行は小さな川を渡って
 「5千万年前の地層~!」

 崖を触って、ご満悦でした。

 探鳥会ご一行が川からあがると、ちょうど目の前の木にシメがいました。
 最後尾の人が待っていてくれたおかげで、シメさんを撮ることができました。

シメ

2につづく。


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