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探鳥会レポート<Gの森編>1/3話 2023年3月 初心を大切に

    先日、ニコ支部T分会主催の探鳥会に参加しました。
 集合場所はGの森です。

 集合場所である駐車場にはすでにたくさんの人が集まっていました。

 のぼりが立っていたので、そこに行って受付を済ませました。
 中に入って待っていてくださいと案内があったので、Gの森の門の内側で待つことにしました。

 Gの森というのは公園施設の名称で、園内には芝生広場が広がり、美術館や歴史博物館や日本庭園があり、その周囲は森林になっています。

 入り口周辺に双眼鏡を持った人たちが集まっていたので、一緒に待つことにしました。

 集まった人の中に、私に向かって会釈をする人が居たので、私も返しました。
 その人は何度も頭を下げるのでした。

 時間より少し遅れて役員が園内へ駆けつけました。

 さっそく、今日のルートの説明がありました。

 それから役員は手を挙げて
 「初心者の人はどのくらいいますか」
 「初心者の方はこちらにお集まりください」

 少し考えて、私も初心者組で回ることにしました。
 初心を大切にしないとね。

 挙手した初心者組は7名ほどでした。
 今日は初心者向けにゆっくり丁寧に説明してくれるそうです。

 先ほど、私に何度も会釈していた若い女性が近づいてきたので、思い切って聞いてみました。
 「T沼探鳥会で声をかけてくださった方ですよね?」

 初めて探鳥会に来てみたが、遅刻したので受付をしていないという方に声をかけられて、役員につなげたことがあったのです。

 その方は
 「あのときの探鳥会が楽しかったので、入会しました」
 と、嬉しい報告をしてくれました。

 探鳥会ご一行は先に進みました。
 でも、初心者組はその場で足を止めたままです。

 初心者組専属スコープ隊がいて、スコープという望遠鏡を設置してくれました。

 近くにいたのはツグミでした。
 本当はスコープを使わなくてもいいくらい近くにいたのですが、初心者向けサービスなのでしょう。

 相変わらずツグミは地面をツンツンして、警戒をおこたらず、時々 頭を上げていました。

ツグミ

 ほとんど移動しないうちに次の鳥を見つけました。
 ジョウビタキのオスです。

 ジョビオはロープの上に止まって、しっぽをぴるると震わせていました。

ジョウビタキのオス

2につづく。


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