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探鳥会レポート<Gの森編>3/3話 2023年3月 水鳥を追いかけて
先日、ニコ支部T分会主催の探鳥会に参加しました。
場所はGの森という公園的施設です。
探鳥会ご一行はGの森を出て、北にある調整池を目指しました。
途中、I川にマガモがいるのを見つけました。
そこから見えたマガモは頭が紫に見えたので驚きました。
ベテランが言うには、マガモの頭は構造色なので、こういう色に見えることもあるそうです。
![](https://assets.st-note.com/img/1682687499084-HEGevgHw7v.jpg?width=1200)
まもなく見えてきた調整池はそんなに大きなものではありませんでした。
周囲をフェンスで囲まれていてしっかり見ることもできません。
探鳥会ご一行は見えたカモの名前を挙げていきました。
「オカヨシガモ」
「コガモもいます」
スコープ隊が出て、オカヨシガモに焦点を合わせてくれました。
![](https://assets.st-note.com/img/1682687551181-yLMSGdvXBh.jpg?width=1200)
カモはすいすいと泳いで進みます。
ひとりがスコープを覗くと、スコープの焦点を少し横にずらして、また次の人が覗きます。
カモがまたすいすいと移動するので、また焦点を合わせ直すという地道な作業をスコープ隊がしてくれました。
カモを追いかけて焦点を合わせてくれるなんて、親切でありがたいです。
焦点を合わせる合間に
「オスはクチバシが黒く、メスはオレンジです」
なんて教えてくれるのもありがたかったです。
カモを見てからI川沿いに元来た道を戻りました。
途中でケケーッとキジがひと鳴きしました。
「キジがいますね」
このひと鳴きで、観察した種類が増えました。
先頭は広くなった場所で足を止めました。
最後尾を待ちますが、なかなかたどり着きません。
上空を飛ぶ猛禽類を楽しみました。
ベテランが言うにはオオタカで、背中が太い感じがすると教えていただきました。
(が、それを見極める前に遠ざかって見えなくなる)
![](https://assets.st-note.com/img/1682687835692-CYec9XHTbB.jpg?width=1200)
近くの梅の木にメジロがいました。
![](https://assets.st-note.com/img/1682687643059-gam7BWf3Tz.jpg?width=1200)
待ちながら雑談をしている探鳥会ご一行。
ある女性の家庭菜園のブロッコリーはヒヨドリに食べられてトホホ~状態だそうです。
それをなぐさめるご一行です。
「ヒヨドリは美味しくて安全なブロッコリーを見分けているんだよ」
「そうね!選ばれたブロッコリー!」
そんな会話を同じ輪に入って楽しく聞いていました。
最後尾が追いついて、ここで鳥合わせをすることになりました。
探鳥会で見た鳥を照らし合わせる作業です。
「オカヨシガモ」
「コガモ」
「他にいますか?」
「さっき、キジが鳴きました」
「はい、キジを追加して下さい」
こんな感じで見た鳥を照らし合わせていったその時……
チョットコーイ
顔を見合わせる探鳥会ご一行です。
「コジュケイ?」
役員が心得たように言いました。
「コジュケイを追加して下さい」
「それでは、気を付けてお帰り下さい」
「ありがとうございました」
集合場所から離れた場所で解散になったので、美術館や博物館を楽しんだ方がいたかもしれないと思いながら帰りました。
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