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献立: 金目鯛の煮付けと砂糖不使用の話

鮮魚売り場で一際目立つ赤い魚は「金目鯛」
『えっ?前からこの値段だったかな?』と思いました。一尾が298円也

"今日のおうちごはん"は「金目鯛の煮付け」です。
もう下処理済みで助かりました。

では美味しくなるよう頑張ります!

魚の煮付けの時は出し昆布を敷いて炊きますが、今日は良い鰹削り節が手に入ったので、丁寧に出汁を取ってからその出汁で煮付けました。

金目鯛は白ネギとしめじ、土生姜薄切りも。



《献立》

・金目鯛煮付け(だし、醤油、味醂、酒、ネギ、土生姜他、山椒の実)
・焼きなす
・大根、人参、厚揚げ煮物
・豆苗の炒め物はポン酢で。

きょうはまだまだ暑かったですが、こうやってみると我が家の献立も真夏の頃とは少し違ってきました。
煮物をする気になったような…そんな感じです。


9/28.休みの日の暑過ぎお昼
coffee屋さんで
ブラックアイスコーヒー


◆さて、きょうの題名の砂糖不使用の話。

なるべく砂糖を使わない料理を目指すことのメリットは、老化予防、そして強いては認知症予防になります。

私は仕事柄、来院者の方に質問することがあります。
甘い物を食べたがる趣向の方は、料理にも砂糖を多く用いるようです。


一例


昔、98kgの体重の方。1ヶ月に砂糖を1キロ使う話を聞いた事があります。
もう空いた口が塞がりませんでしたが。

食事の内容を変更することで15kg減量は直ぐに結果が出ました。そこからが生活習慣の見直し。
オヤツはチリメンジャコと胡瓜とか。。。

甘い物をよく食べる人は身体の中がいつも炎症が起きている状態です。肥満の方は特にずーと炎症状態が常に続いてる…
そして常に不調を抱えている事が多々あります。

ですので、その不調を断ち切る為に砂糖不使用の料理を勧めています。
ところが昔からの習慣は恐ろしい物で、これが難しい…

砂糖を使わずには料理は作れないと、結構言われます。

何故かと深く聴いてみると、出し昆布や鰹節を使わないようです。
日本の食文化の原点の出汁は何処へ??と思う…

煮物は出汁を取ることで、かなり調味料の使い方が変わります。
・昔ながらの長期熟成された醤油
・本味醂
・料理に使う酒他

出汁の素を使わない、添加物だらけの調味料を使わない方向を目指そうと訴えても習慣は厳しいと感じます。
しかし、何でも最初の一歩からが大事。
コツコツできるところからです。

それではまた🍀