海を見張る聖者 スリランカ
日本では海の神様と言えば、「金毘羅様」ですが、スリランカでは、
「使徒アンデレ」がキリスト教の漁師の守護神と言われ、
海岸で海の方を向いて、立っていることが多いです。
国が変わろうと、人種が変わろうと、宗教が変わろうと、
人間の力が及ばないことが起きた時に、人々が信じたり、
祈ったりするのは、同じです。
自分は技術屋なので、神頼みはしませんが、このような世界を知ると、
人種差別も、宗教差別も、意味が無いと思います。
人は人でしかないのですよねぇ。
悲しければ、泣き、嬉しければ、笑い、苦しければ、祈る。
そうして、生きているのでしょう。
みんな自由に跪き、祈る。
それぞれの聖者に名前があり、裏に回ると書いてあるのですが、
シンハラ語なので読めません。
交差点でよく見る聖者で、「聖クリストフォロス」と言うらしいです。
海を見張る「使徒アンデレ」
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?