#13 一人旅スタート
※2015年5月25日に書いたブログを転載しています。
5月24日
掛け布団が短すぎてつま先が出てしまう。
寒さで目を覚ました。
シャワーを浴び歯を磨く。
もちろん朝御飯はこれ。
シベリア鉄道でおばさんから頂いたコーヒーをしばく。
コーヒーを飲んでる時間は心が安らぐ。
「ありがとうおばさん」と心で呟く。
12時にチェックアウトしたがそのままホステルのロビーでブログを書いていると台湾人のエッガーがやって来た。
列車の出発は夜10時過ぎだか駅周辺で歌おうと思っていたので2時過ぎにここを出る、というと、
「トゥギャザー!」と言われちょっと安心する。
エッガーがピザを食べに行こうと言うので行く事に。
これで6ユーロ。800円くらいかな?
安いし、デカ!!
残すのは勿体無過ぎると意地になって全部食いらけだ。
行き道、食事中、帰り道エッガーと色々話した。
エッガーは台湾人の21歳、現在はシカゴの大学に通う2年生。
今はロングバケーションでフィンランドに遊びに来てるとのこと。
「卒業したらどうするの?」と聞くと大学院に通うと言い、「大学院を卒業したらどうするの?」と聞くとエッガーもアーティスト(絵の方)を目指すとのこと。
日本人アーティストのなんちゃらさんを尊敬していると言い色々と写真を見せてくれた。
「俺は家族で台湾に行ったで~」と写真を見せると嬉しそうに見てくれた。
2時半になり駅に行こうと言うとエッガーが急にヘッドなんちゃらかんちゃらと言い出し結局一人で行くことに。
なんやねん!笑
ちょっと寂しいやんけよ!
トラムで駅周辺に到着したら行きなりの雨。
マジかよ…。
バスキングはお預けでビチョビチョなって駅に一時避難。
少し小雨になって来たので雨が当たらない建物の凹を見つけ邪魔にならないようギターを構えた。
ちなみに一番良い場所はおじさんに取られてました。笑
少し話したけど良いおじさんだった。
「写真良いですか?」と言うと敢えてカメラ目線を外す所がまた渋い。笑
雨のお陰で人は少ないがとにかく歌い始める。
2時間後、5ユーロとグミ一つ。
アカンな~。
でも笑顔でグッドと言ってくれた人は昨日より多かった気がする。
面白かったのが、楽譜を巡っているとずっとこっちを見てくる若者。
ジェスチャーで歌ってくれ!とやって来た。
あーなるほど。上手かったら入れたろかいって事ね。
アカペラで思いっ切り涙くんさよならを歌うとグッド!と親指を立てこっちに歩いて来た。
こ、これは大金の予感!
チャリン。5セント。
なんやねん!!笑
いやありがとうやけどさ!!笑
駅に戻ろうとしたら何かお祭り的なものが始まっている。
少し覗いて行く事に。
司会のお姉さん安室ちゃんに似てめちゃ綺麗でした。
フリーマーケット的な感じかな?
何かようわからん馬。笑
これとか全く意味不明でした。笑
駅に戻り少し休憩、体にムチを打ちもう一度良い場所はないか探す。
別の場所で一時間、3ユーロ。
中々良い場所だったが体と相談しここで終わり。
合計8ユーロとグミ一つ。
列車に乗れるか不安で色々人に聞くがあまり良い答えが帰って来ない。
少し困っていると、ニコーが現れた!
ニコーは色々相談に乗ってくれ次の街オウルの宿探しも手伝ってくれたが見つからなかった。
そして乗車30分前位に電光掲示板にやっと乗車する列車が表示される。
たまたまその時ベトナムンも駅を通りかかり、「いいか!セブンだ!セブンだ!」と二人で必死に教えてくれた。笑
ありがとう!ニコー!ベトナムン!
またどこかで!
列車に乗り込む。乗り換えがあるのでスタッフに聞く。
発音が違うかった為違う駅で降りかける。
あっぶねぇ~。
乗り換えの駅に到着。
何処に行ったらいいか分からずウロウロしているとスタッフが来てくれあそこだ!と教えてくれた。
列車が到着。今回の列車は寝台列車ではない。
椅子をリクライニング出来るだけだ。
列車の中は寒くセーターを着込む。
お昼からは何も食べていなく、お腹かがなる。
腹減ったな~。
寝ては起きてを繰り返し朝を迎えた。
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