計画会議は決まって夜に。
所属欲求があるくせに同族嫌悪になりがちです。こんばんは。
無計画
夜に考え事をする習慣がつくと、たまに朝になっていることがある。
今日がその日だった。
時計も見ずに、パソコンや本をまじまじと眺めて考えていたら、あっという間に時間が過ぎていく。
ひと段落したところで回転式の椅子の上から足の向きを変えて窓のカーテンをどけると、空の色が変わっている。
日が出る時間も近くて、雲がピンク色に染まり始めた。こんな綺麗な空を見られるのが朝なのか、と朝型に手強さを感じつつ、感動もしている。
朝焼けが見たくて無理やり早寝早起きをした日は、オレンジ色に染まっていたのだが、ピンクはなんだか幻想的で別世界のようだった。
デイドリームビリーバー
眠くてだるさもあるのに、馬鹿力で玄関を突破した。
厚い雲が重なり、雨が降ろうとしている。
実際に数分後、帰るころには雨が降ってきた。
外に出るとスイッチが入ってしまう体質のため、疲弊していても、なんとか足が進む。
ウォーキングのおともに選曲したのは、デイドリームビリーバーだ。
セブンイレブンのCMに起用されているあの曲だ。
睡魔が本格化してくる4時台を乗り越えたあたりから、目が限界に近くなってきてギンギンになっていたのもアクセントとなり、夢見心地でリズムに乗りながら身体を揺らして歩く。
セブンイレブンに行きたくなる。ジュース買いに行きたい。
マスクもしてないし財布ないし遠いからやめた。
朝焼けを体内に取り込み、新鮮な空気に入れ替える。
1日が始まるタイミングで1日を終える。
完全にオフの格好の私が歩いている反対側から、散歩する御老人や、スーツ姿にビジネスバッグを片手にマスクをした男性とすれ違った。
こうやって社会は朝を基準に動き出すのだろう。お疲れ様です、頑張ってください。と思いながら、寝床のある自宅に向かう。
布団に倒れ込む。気を失うように記憶が薄れていく。目が覚めたら12時だった。
もう外は当たり前のように明るくなっている。風が強くて暑い日が始まった。
閉鎖する
車がグングンと走り抜ける音、子どもの叫ぶ声が容赦なく聞こえる。活動的であるのが当たり前だと、どうも居場所がなく感じて若干鬱っぽくなって籠りたくなる。
家なのにイヤホンが必要で、基本つけっぱなしにしている。生気のない顔で横になりながら尾崎豊を聴く。
衝動的な歌詞と生き様に引っ張られながら、何もできていない自分を悲観してしまうが、衝動的に聴きたくなった。いわゆる鬼リピートというやつだ。
ストレングスファインダーがしたい今日この頃。途方に暮れて自分の弱点にばかり目がいくようになってきたから、強みを俯瞰的に理解してみたい。
基本的に有料のコンテンツで、本一冊買えば完結するタイプもあるらしいが、良い値段するから困っちゃう。
分厚い本が中古で売ってないかな、ブックオフに行って確認してみようかな。
前日になって次の日の予定を決めることがよくある、当日に決めることもある。
これは私なりの衝動的な生き方だ。計画性のなさも圧倒的な弱点だ。これも合わせて判定したい。
ここまでお読みいただき有り難うございました。
自分を甘やかしてご褒美に使わせていただきます。