【持論】僕が創作論を書く理由、そして気を付けていること
どうも、筑前助広です。
私のデビュー作「谷中の用心棒萩尾大楽~阿芙蓉抜け荷始末~」の発売まで2週間を切りました!
藤沢や池波が作り上げた時代小説の保守本流に、ドン・ウィンズロウやジェイムズ・エルロイのアーバンな闇の世界を掛け合わせた、言わば僕のモットーである「時代小説にこだわり、時代小説にとらわれず」を具現化したような暗黒小説になっていますので、どうぞよろしくお願いいたします。
さて、僕は創作論を幾つか書いております。
創作論を語る行為に対して、「うわー!」と思う人もおられるでしょう。
しかし、それでも書く理由をご説明します。
何故、創作論を語るか? 端的に言えば――
「自分の為」
です。それ以上の理由はありません。
創作論について語る(書く)事で、自分の立ち位置や根本となっているところを確認し、それらを見落としていないかをチェックする為です。
例えば、この記事もそうですね。これを書きながら自分のスタンスを確認しました。
勿論、それならチラシの裏でもいいわけですから、「読まれたい」「認知度に繋がって欲しい」という打算が無いわけではありませんが、創作論という自分語りの根本には、こうした理由があります。
そして、創作論を語る上で気を付けている事が二つあります。
・自分の創作論を絶対視しない
・自分の創作論を強要しない
あくまで、僕が僕の為に生み出した方法論で、万人に通じるわけもなく、そして未だ駆け出しの身なので、これが完全とは思わない。なので、「かくあるべし」とは思わない。
以上のスタンスで、今後も創作論的な何かを書きたいと思います。
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