今日、僕は人生初の告白をする。
大丈夫。僕にはchatGPT(チャット君)がついているんだ。
アプローチまでは、まあ完璧。クラスの美穂さん。僕の憧れ。テニス部で頭も良くて基本優しい。だからクラスの評判も上々。
僕は彼女が誇らしいんだ。僕の評判?聴かないでよ。分かるだろ?それより僕の話、聞いてよ。
クラスのモテ男、信也に色々教えてもらった。ちょっとバカにされたけど。髪を切って、着る服の選び方も教えてもらった。彼女マンガが好きだって聞いて、彼女の好きなのを買って読んだ。ファンアイテムもAmazonで買った。お陰で話が盛り上がって、結構話せるようになった。
まずはお友だちからだけど、オレなんてどうせ…とか思ってたら先はないんだろ、チャット君。
結構仲良くなった、ような気がする。でもまだ友だち感覚だ。
いかがだったでしょうか。この後どうなったんでしょうね?まあ今回は
自らアプローチして勇者となった彼と、彼を支えたチャット君に拍手です。
もう、こんな時代です。
いまさらスマホやめてガラケー使います?ナビ見ないで地図見ます?
便利なアイテムは使いこなしてナンボです。LINEのメッセージだったら、 チャット君に相談してから返事できます。
かつてSNSに乗り遅れたオジ様方、未知なモノは管理もアドバイスもできません。子どもがどんな体験をするのか、どんな未来を生きるのかを考えない、考えられないとわかり合えない、世代間の分裂です。
初めて触れるモノには抵抗感があります。でも何度か聞くうちに親近感を感じるように変わってませんか?
最後に今回僕が学んだことを一つ。オープンAIシステム(チャット君)が持つ危険性です。google検索(英語)で chatGPTとフェイクニュースに関して検索したところ、chatGPT自体がフェイクニュースを容易に作成できた、というニュース記事がありました。未来は情報の真偽が見えにくい時代かもしれません。
一方でオープンAIシステムがフェイクニュースをどのように排除するのか、良い情報が見当たりません。審議を判断してから取り込むのか、ただ飲み込むのか。我々の価値観や行動、判断基準まで飲み込んで影響を与えそうなオープンAIシステムですが、以外と脆さも兼ね備えているようです。
腐った材料(フェイクニュース)が混じれば誤った結論を導き出します。
未来は情報の真偽が価値を生む時代になるかもしれません。