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友と飲み交わす夜

上野辺りで 待ち合わせ 
画集抱えて 飲み交わす

生き様聞いたよ 破天荒
気が合う僕等は 似た者同士
キミも大概 ボクも大概

閉塞、道徳、規範に常識
理不尽過ぎて 心が騒ぐ
共に叫ぼう 夜は長いさ

叩き叩かれ 心を痛め
怖けりゃ心を ひた隠す
画面の向こうで 慰める

便利で不自由 この時代
ワインの供に 聞いてくれ
100年前より 息が詰まるぜ

可笑しいってのは 奴らの方だろ
闇に叫ぶさ 情熱の詩
去り際、友が 遺した言葉

創るんじゃない 産み落とすんだ
胸に焼き付く あの言葉
夢かうつつか 幻か

(画像出展:wikimedia commons)

エゴンシーレ展で感銘を受けた夜、彼と飲み明かした設定でやってます。どうかお気にせず。

展示会はまだやってます。
気が向いたら、どうか、上野まで。
彼の時代よりは便利で良くなってるはずなのに、
何か生きにくさを感じてしまいます。

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