見出し画像

【第20回】第8回大会パネルディスカッション

質問 地区防災計画学会第8回大会のパネルティスカッションについて教えてください。

概要

 2022年3月5日(土)に予定されている地区防災計画学会第8回大会のパネルティスカッションと登壇者について紹介します。

地区防災計画モデル事業の担当教員によるパネルティスカッション

 2022年3月5日(土)にオンラインで開催される地区防災計画学会第8回大会では、地区防災計画学会に所属する正会員である大学教員等による個人報告は、約25本が予定されていますが、これらを受けて、地区防災計画モデル事業の対象地区11地区を担当している大学教員等が登壇して「多様化・激甚化する災害とコミュニティ防災」をテーマに2本のパネルティスカッションが実施されます。
 登壇が予定されている担当教員(筆頭教員)等は、以下のようになります(順不同。一部調整中のため、変更の可能性があります。)。

室﨑益輝 兵庫県立大学教授

 1944年生まれ。京都大学博士(工学)。神戸大学都市安全研究センター教授、消防研究所理事長、関西学院大学災害復興制度研究所長等を経て現職。日本火災学会会長、日本災害復興学会会長、地区防災計画学会会長、消防審議会会長、ひょうごボランタリープラザ所長等を歴任。

加藤孝明 東京大学教授

 1967年生まれ。東京大学博士(工学)。東京大学工学部総合試験所助手、東京大学大学院工学系研究科都市工学専攻助手、助教、准教授等を経て2010年より現職。専門は、地域安全システム学、まちづくり、都市計画。地区防災計画学会理事、地域安全学会理事、日本災害復興学会理事等を歴任。

鈴木猛康 山梨大学教授

 1956年京都府生まれ。東京大学工学博士。専門は地域防災、リスクコミュニケーション、ICT防災など。山梨県防災体制のあり方検討委員会委員長、強靭化計画有識者会議座長、特別非営利活動法人防災推進機構理事長、次世代安心・安全ICTフォーラム会計監査役、地区防災計画学会幹事等を歴任。

磯打千雅子 香川大学准教授

 岐阜県生まれ。香川大学博士(工学)。香川大学危機管理研究センター特命准教授等を経て現職。専門分野は、地域防災、危機管理、事業継続計画(BCP)、地域継続計画(DCP)。香川県防災会議委員、内閣府地区防災計画制度有識者懇談会委員、地区防災計画学会理事等を歴任。

浅野幸子 早稲田大学招聘研究員

 法政大学修士(政策科学)。東京女学館大学非常勤講師、早稲田大学非常勤講師、専修大学非常勤講師等を経て現職。減災と男女共同参画研修推進センター共同代表。内閣府(防災)「内閣府防災担当避難所の確保と質の向上検討会」委員等を歴任。

阪本真由美 兵庫県立大学教授

 京都大学博士(情報学)。国際協力機構、人と防災未来センター主任研究員、名古屋大学減災連携研究センター特任准教授等を経て現職。専門は防災危機管理、防災教育、被災者支援等。内閣府地区防災計画アドバイザリーボード委員、愛知県地震対策有識者懇談会委員、地区防災計画学会幹事等を歴任。

田中耕司 大阪工業大学教授

 1968年大阪府生まれ。博士(工学)、技術士(総合技術監理、建設、応用理学)。専門は主に河川工学。コンサルタントで治水利水計画、防災情報システム、国、地方自治体の防災計画等の業務に25年間従事。2018年から大阪工業大学工学部都市デザイン工学科に赴任。

西田佳弘 大阪市立大学研究員(関西情報センター防災担当シニアエキスパート)

 1960年生まれ。関西大学大学院工学研究科修士課程修了。地区防災計画学会幹事。内閣府の地区防災計画策定支援モデル事業、地区防災計画作成支援業務等を担当。著書に「土砂災害に備える地区防災計画」(ブイツーソリューション・2021年)。

酒井明子 福井大学医学部看護学科臨床看護学講座教授

 福井大学修士(教育学)。福井医科大学医学部看護学科講師、福井大学医学部看護学科講師、助教授、准教授等を経て現職。日本災害看護学会理事長。

澤田雅浩 兵庫県立大学准教授

 1972年広島生まれ。1994年慶應義塾大学環境情報学部卒。2000年慶応義塾大学大学院政策・メディア研究科後期博士課程単位取得退学。博士(政策・メディア)。長岡造形大学建築・環境デザイン学科准教授等を経て現職。専門は、都市計画、都市防災。内閣府地区防災計画アドバイザリーボード委員、日本災害復興学会理事、地区防災計画学会幹事等を歴任。

石塚裕子 大阪大学講師

 大阪大学博士(工学)。(公財)ひょうご震災記念21世紀研究機構主任研究員(兼任)。技術士(都市および地方計画)。日本福祉のまちづくり学会副会長。専門はまちづくり、バリアフリー計画学。

モデレーター・総合司会

矢守克也 京都大学教授

 1963年生まれ。大阪大学博士(人間科学)。専門は、社会心理学、防災心理学。地区防災計画学会副会長、日本質的心理学会常任理事、日本グループ・ダイナミックス学会常任理事、自然災害学会理事・評議員、日本災害情報学会理事、日本災害復興学会会長、国際総合防災学会理事等を歴任。

西澤雅道 前福岡大学准教授

 1973年生まれ。中央大学法学部法律学科卒。内閣官房、内閣府、総務省等で勤務。内閣府防災担当時代に地区防災計画制度を企画立案。地区防災計画学会会長代理。主な著書は『地区防災計画制度入門』(NTT出版・2014年)。

坊農豊彦 大阪市立大学特別研究員(関西情報センター主任研究員)

 1964年生まれ。日本大学大学院総合社会情報研究科博士前期課程修了。修士(総合社会文化)。パナソニックグループを経て現職。地区防災計画学会幹事・事務局次長、日本国際情報学会理事等を歴任。

金 思穎 専修大学研究員

 専修大学博士(社会学)。日本学術振興会特別研究員(DC2)を経て現職。福岡大学非常勤講師、専修大学社会知性開発研究センター客員研究員。14年度地区防災計画学会奨励賞、16年度同論文賞受賞。地区防災計画学会幹事・青年部長。主な著書は『防災の法と社会―熊本地震とその後』(信山社・2018年共著)。

まとめ

 今回の大会(総会等の部分を除く。)は、地区防災計画づくりに関する情報発信を行い、アカデミックなコミュニティを育成するとともに、地域コミュニティの地域防災力を底上げする観点から、オンラインによる公開で行われています。
 参加を御希望の方は、地区防災計画学会HPからの登録(無料)が必要です。ぜひお申し込みください。
 なお、本大会の予稿は、地区防災計画学会誌第23号としてまとめられる予定です(2022年3月5日付で発刊予定)。
 当該学会誌は、正会員及び連携会員の先生方には、大会前に無料で郵送されます。また、余分があれば、学会外の方も購入が可能です。

この記事が参加している募集

みんなの防災ガイド

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?