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社会をつくる力を育てる授業づくり45 クイズで周りの国を知ろう!

5年生の第1小単元についてです。

(1) 我が国の国土の様子と国民生活について,学習の問題を追究・解決する 活動を通して,次の事項を身に付けることができるよう指導する。
ア 次のような知識及び技能を身に付けること。
 (ア)世界における我が国の国土の位置,国土の構成,領土の範囲などを大
  まかに理解すること。
 (イ)我が国の国土の地形や気候の概要を理解するとともに,人々は自然環
  境に適応して生活していることを理解すること。
 (ウ)地図帳や地球儀,各種の資料で調べ,まとめること。
イ 次のような思考力,判断力,表現力等を身に付けること。
 (ア)世界の大陸と主な海洋,主な国の位置,海洋に囲まれ多数の島からなる国土の構成などに着目して,我が国の国土の様子を捉え,その特色を
  考え,表現すること。
 (イ)地形や気候などに着目して,国土の自然などの様子や自然条件から見て特色ある地域の人々の生活を捉え,国土の自然環境の特色やそれらと国民生活との関連を考え,表現すること。
文部科学省(2017)小学校学習指導要領

内容の(ア)については、世界の中の日本という見方で、位置や範囲、他国との位置関係などを学んでいきます。

ザ・地理の学習、といった内容ですね。

その中でも、領土に関する話など、センシティブな内容も含まれていますので、取り扱いは気をつけないといけません。

この単元の学習をするときは、なかなかプロジェクト型学習になりにくいのですが、どうせやるなら楽しく、ということで、クイズづくりを取り入れています。

社会科の授業開きや、最初の授業参観のネタとしてもいかがでしょうか。

他の国との位置関係や国旗とセットにして、3ヒントクイズにしていきます。

ヒント1 日本の東にあります。
ヒント2 国旗は白と赤と青と黒です。
ヒント3 KーPOPが有名です。

3ヒント目でだいぶわかると思いますが、1と2を考える際に、位置関係と国旗を調べなくてはいけないので、学習が深まります。

できれば、ヒント1は、国名より都道府県名、もっと詳しく、与那国島、など、各方位の端を意識できるようにします。

島国ならではの、隣が海、というのもクイズに使えると思います。

このような内容で、国土の基本情報を身につけさせていきます。

次回は、第2小単元、国土の地形や気候の概要について書いていきます。

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