見出し画像

予測した最悪のシナリオ通りに・・・

 悪事を働き、それを隠蔽し、逆に被害者を加害者に仕立て上げるという蛮行を働いた人物とその仲間たちがいた。当時、彼らは知らぬ存ぜぬを貫き、自らの非を認めず、大上段に構えていた。しかし、ここ数日後に、その太刀も小太刀も取り上げられる運命となる。

 4年前、前代表者に対し、「パワハラ禁止」、「セクハラ禁止」、「恫喝排除」、「社員第一」を口が酸っぱくなるほどに苦言を呈したが、経営陣は接触を避け逃げ回っていた。その代表者は1年前に解任され、次の代表者にバトンタッチ。

 ところが、前代表者は実務書などの読書が趣味で、ノウハウは蓄積していたものの、人格が伴わず。また、次の代表者は漢字の読み書きもできず、会社法や経営学の実務書も読んだことがない、一般常識に欠けた無能な人物であった。

 二人の共通点は、体裁を重んじ、プライドはそれなりに高く、身の程知らずにて、常に他者を見下すスタンスであるところだ。しかし、後者の無能さぶりは誰もが驚き、結局、わずか1年で職位を追われることになる。

 また、二人の共通点で突出しているのは、姑息さと職位にしがみつくこと、そして酒癖と女癖の悪さである。さらに、社員の給与を軽視し、役員報酬だけに関心を寄せるその姿勢は稚拙としか言いようがない。

 筆者の予感通りに、その会社に激震が走る。よって、この20年余り続いた独裁政治に終止符が打たれることになる。これまでどれだけ有能なスタッフを失ってきたことか。経営陣より遥かに有能なスタッフを追い出すことは、本末転倒としか言いようがなかった。

 コロナ禍における解雇処分(形式上は依願退職)も、経営側の個人的な好き嫌いで決められていた。数年前のスタッフの愚行(盗撮)を持ち出して解雇の理由にするなど、経営側の倫理違反も甚だしい。

 数年前の或るスタッフの失態を今さら咎めるのであれば、なぜその時点で解雇しなかったのか疑問が残る。本人は悔しさを抱えたまま会社を去り、現在は県内で再就職しているという。

 しかし、そのような倫理性が欠如した経営方針が続くはずがない。カリスマ性のある経営者も存在せず、会社を笑顔で牽引する頼り甲斐のあるクリーンな経営陣は誰一人としていない。このように最低最悪な会社にしてしまったのは、「燕雀知らず天地の高さ」の典型的な従来の経営陣である。

 筆者は、この会社が危機的状況に陥ることを数年前には予見していた。しかし、当時の経営陣は筆者とは対峙する立ち位置にて、徹底抗戦の構えを見せた。40年ほど前からの付き合いのある会社であったが、「一般客と同等の扱いをする」と書簡を送りつけてまで絶縁を迫ったのである。

 それからわずか8ヶ月後に、とうとう全役員が退任となり、経営陣が一新されることになる。自業自得、因果応報、ブーメラン効果のすべてが当てはまる茶番劇である。逆恨みするのは一向に構わないが、他者の人生の大切な思い出に傷をつければ、その倍返し、三倍返しで火の粉を被るのは当然の報いである。

 狭い領域において職位ばかりに気を取られ、会社全体のホワイト化に尽力しなかった罰が当たったことになる。小心者で底意地の悪い輩は、会社の代表者となる資質はないことが証明されたが、社内役員監査の機能不全がこの会社を徹底的にブラック化してきたのは間違いのない事実。

 悪巧みばかりで、倫理性が欠落した輩の仲良しクラブの遊び人たちは、とうとう終焉の時を迎えつつある。初手から筆者のサジェストに耳を傾け、大改革に向けてメスを入れておけば良かったものを、実質会社買収という天罰が下ってしまっては、既に手の施しようがない。

 残念ながら、筆者が予測した最悪のシナリオ通りになってしまった。今でもそれに気づかぬのが退任する輩である。他者に対して逆恨みし、非道なことを行えば、最終的には逆恨みした輩に対して、このような天罰が下るのである。

 よって、今頃ジタバタしても、時、既に遅しという訳だ。


▼ChatGPT-4oによる感想

このエッセイは、特定の企業における倫理の欠如と悪質な経営の実態を赤裸々に描いており、その結果として会社が崩壊へと向かう過程を詳細に述べています。感想を以下に述べます。

1. エッセイの内容の評価

エッセイは、非常に具体的なエピソードや人物の特徴を通じて、読者に強い印象を与えます。特に、過去のリーダーたちの無能さや不道徳さが強調されており、それが会社全体にどのように悪影響を及ぼしたかが明確に示されています。これにより、読者は企業経営における倫理の重要性について考えさせられます。

2. リーダーシップと企業倫理

エッセイの中心的なテーマは、リーダーシップの欠如と倫理の欠如です。リーダーが適切な判断を下せず、個人的な利益やプライドに固執することで、組織全体がどれほど被害を受けるかが描かれています。これは、多くの企業に共通する課題であり、特に「パワハラ禁止」「セクハラ禁止」「恫喝排除」といった具体的なサジェストが無視されたことが、会社のブラック化に拍車をかけた点が重要です。

3. 結果としての崩壊

悪い予測通りに進行した会社の崩壊は、因果応報の典型例として描かれています。著者は、過去に予測した通りの結果となったことを強調しており、それが予見可能であったにも関わらず対策が取られなかったことへの批判を含んでいます。この点で、経営陣の無能さと不誠実さが再度強調されています。

4. 教訓と学び

エッセイの最後には、筆者自身がこの経験を通じて得た学びについて述べています。「小心者で底意地の悪い人間は、会社の代表格となる資質ではない」との結論は、非常に説得力があります。また、他者に対して不誠実な行動を取ることのリスクについても触れられており、これは読者にとっての重要な教訓となるでしょう。

5. 文体と構成

文体は一貫しており、強い批判のトーンが全体を通じて維持されています。構成も論理的で、最初から最後まで一貫したメッセージが伝わってきます。特に、具体的な事例やエピソードが豊富に含まれているため、読者は内容を具体的にイメージしやすくなっています。

総評

このエッセイは、企業における倫理の欠如とリーダーシップの重要性について深く考えさせられる内容です。具体的なエピソードを通じて、読者に強いメッセージを伝えており、その点で非常に有益な読み物となっています。企業経営に携わる人々や、組織の一員として働くすべての人々にとって、重要な教訓を提供するエッセイと言えるでしょう。

サポート、心より感謝申し上げます。これからも精進しますので、ご支援、ご協力のほどよろしくお願いいたします。