見出し画像

セキュリティの甘さが、死を招く。

 筆者主催の「先見塾」では、Macをメインツールとして、IT総論各論、SEO対策、SNS対策、取材手法、企画書の書き方綴り方、管理職必須マネジメントなどを教授している。塾生のレベルは様々で、ある程度Windowsを扱う人もいれば、キーボードを両手人差し指でなぞる程度の人もいる。

 最近ではZOOMをフルに活用した遠隔での研修で、Macの基本から応用までをレクチャーし、最終的にはICTエキスパートになることを期待しているが、先見塾も含めて、初心者で共通しているのは「セキュリティレベル」の甘さ、低さが顕著であること。

 個人情報流出が危惧される中、ストーカーやフィッシング詐欺など、事件事故が絶えないICT時代。それでも、SNSの使い方を各自から聴取すると、個人情報がバリバリと流出していることに気付いていないばかりか、自ら積極的に個人情報をばら撒いている。

 特に、メールによる被害は想定外に多い。ウィルスやワームを忍ばせたメールもあれば、フィッシングサイトのような悪質サイトへの誘導、個人情報を吸い取る罠が無数に仕掛けられているのである。それでも、危機感のない人が多いのが不思議でならない。

 最新のデジカメなどは4500万画素を超えるものも店頭に並び、構図さえ良ければプロのような写真が撮れてしまう。そこで、撮影されたポートレートの眼球を拡大してみれば、それを撮影している人の姿やその周辺環境がバレバレとなることも、知らない人が多いのではないか。

 また、位置情報が記録された写真などは、その場所が直ぐに特定されるので、或る美人女性が定期的に通うレストランの場所や、曜日、時間帯などを、ストーカー及びその予備軍に察知されることを気にしない人が多い。そして、被害に遭ってしまうから、洒落にもならない。

 畢竟、日頃から「セキュリティレベル」をぐっと上げて、それを日々維持することが賢明なことであり、不慮の事故などに遭遇することも回避できることになる。自らの個人情報はしっかりと自分で守り、著作権なども頭にインプットした上で、法に抵触することのない生活をエンジョイ頂ければと!

サポート、心より感謝申し上げます。これからも精進しますので、ご支援、ご協力のほどよろしくお願いいたします。