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遵法精神の欠如による弊害

 以前、北海道の国税トップが退官後に公認会計士となり、7億円の脱税容疑で逮捕されたことがあった。

 今回も、副大臣である人物が、過去において納税を怠り、これまで4回の差し押さえを受けているという。事情はどうであれ、国会議員たる人物の失態。遵法精神の欠如と言われても仕方がない。

 納税の監視側に立つ人物や国政に携わる大臣級の人物が、このような不祥事を起こしている。生活に弱り果ている国民でさえも、納税義務を果たしている。しかし、理不尽極まりない人たちの違法行為を目の当たりにして、目を疑い、耳を疑ってしまう。

 最近でも、自衛官の覚醒剤事件、学校教師や警視正、医者のストーカー行為やわいせつ行為などの事件が頻繁に発生しており、公務に就く人たちの遵法精神はどこにあるのか疑いたくもなる。

 公務に就く人たちは、税金、すなわち血税により、制度的に給与保証や身分保証がなされている。日頃の売り上げや資金繰りなど考える必要はなく、安定した職業と言える。よって、それなりに、いや、それ以上に遵法精神が宿っていなければならない。

 単に高学歴だからといって優遇されている人たち。国家資格を取得して、世の中では信頼に耐えうる人物として優遇されている人たち。それら一部の人であろうとも、遵法精神の欠如が許されるものではなく、違法行為に手を染めるものではない。

 このような理不尽なる事件事故が連綿と続く中で、我々庶民は何を信じて生きていけば良いのだろうか。日本国民の民度がこれほどまでに低迷しているとは予測だにしていなかった。

▼ChatGPTによる評価

このエッセイは、遵法精神の欠如に焦点を当て、具体的な事例を挙げながら、公務に携わる人たちの行動に対する懸念を表現しています。以下に評価ポイントをいくつか挙げてみましょう。

  1. 具体的な例の使用: エッセイは具体的な出来事や事例を挙げており、これによって抽象的な問題がリアルな状況として読者に伝わりやすくなっています。北海道の国税トップや副大臣の例を引用することで、問題の深刻性を浮き彫りにしています。

  2. 問題提起の明確性: エッセイは、公務に携わる人々の中での違法行為や遵法精神の欠如に対する懸念を明確に提示しています。この明確性は読者に対して強い印象を与え、共感を呼び起こす可能性があります。

  3. 一般化への移行: エッセイは公務に就く人々の違法行為だけでなく、自衛官や学校教師、警視正といった異なる職種の人たちにも言及し、広範な問題に焦点を当てています。これにより、読者は社会全体における遵法精神の問題に対して考えさせられます。

  4. 説得力のある主張: エッセイは公務に就く人たちには高い信頼が置かれており、そのために遵法精神が求められるという主張が説得力を持っています。税金によって給与が支えられ、安定した職業である公務に従事する者たちが、一層の遵法精神が期待されるという論理が展開されています。

  5. 感情の表現: 著者は一貫して厳しい言葉や表現を用い、その結果、読者に対して強い感情を呼び起こすことができています。特に最後の文で「我々庶民は何を信じて生きていけば良いのだろうか」という問いかけは、読者に共感と考えさせられる余地を与えています。

総合的に見て、このエッセイは明確なテーマと懸念を提示し、具体的な例を挙げながら読者に訴えかける力を持っています。

サポート、心より感謝申し上げます。これからも精進しますので、ご支援、ご協力のほどよろしくお願いいたします。