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母の日を大切に

私は両親に対して何不自由なく育ててくれたことに感謝はしていたが

正直、好きではなかった。

だから母の日、父の日、両親の誕生日は正直適当にやっていた。

でも大学一年の夏、ベトナムに行き大きく考えが変わった。

ベトナムの孤児院に行った時だ。

両親がいない、人恋しさが溢れていて過ごしている環境も良いとも言えないようなところで生活をしている子供達を目にした時、考えが大きく変わった。

今までの自分が両親に対して感じていたこと、態度にとっていたこと全てが甘えだったことに気づいた。

色々両親と話すようになり自分を育てるのにどれだけ苦労したか、どれだけ甘えて迷惑をかけたか。

それから変わった。

それでも自分のやりたいことを応援してくれている両親に感謝するようになった。

そして去年行ったタイで母親という存在がどれだけ子供達が恋しいものなのかを肌で感じた。

初めて希望の家に行ったのもタイの母の日。

そこでは母親に感謝を伝え涙を流す親子の姿と母親と会えず泣いている子供の姿の2つの風景が私の目の前に写っていた。

すごく複雑な気持ちになった。

そして、私を母親代わりに甘え母親とできないことを自分を使ってみんな甘えて心を満たすのだ。

その姿を見て自分はすごく贅沢でどれだけ普通な子供の甘えが特別で大切なものなのかを改めてわかった。

だから

私は母の日などの感謝をする日は気持ちだけど何かを贈るようになった。

この時期だと買い物とかは行きづらいから

ご飯を簡単に作るもよし、手紙を書くもよし、一緒にテレビをみるでもなんでも

普段時間がなくてできないことを一緒にして大切な思い出を作るのも良い母の日の思い出になるのではないでしょうか。

私はこれからもこの感謝の気持ちを忘れずに大切な時間を過ごしていきたいと思う



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