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うつくしいってなんだろう?WSをやってみて②WSの価値

「感性を知る、使う、育む」をコンセプトにしたアートワークショップを展開するUMUM田中令=師匠のもとに「弟子入り」と名して、毎日家族水入らずの家に邪魔しに行っているChikaです。

今回は

の後半編ということで、感性を育む2DAYSプログラム~「うつくしいってなんだろう?」~をやってみて、当日のワークショップ(以下、WS)参加者の様子や所感について綴ります。


■WSが始まる直前...

「うつくしいってなんだろう」WSの申し込みを開始してまもなく、私のデビュー戦であるということを知ってか知らずか、有難いことに4名(子ども1名/大人3名)のお申込みがありました。

ほぼ全員が過去のUMUM WSに何度も参加したことのある常連さま=UMUMの神様。申込者名簿を見て、UMUM WS(田中令)の価値をすでに体感して、今回も期待して申し込んできたくれた人たちであることを知った時は、「私はその期待を裏切ることになるんじゃないか...」と内心冷や汗かきまくりで、田中令に「今回は令さんがやったほうがいいんじゃ...」と何度言いかけたことか(実は1度だけ口にして、「逃げるな!」と言われてしまった...あがぺー。)

■当日の様子

「緊張しないで、落ち着け!」と田中令に言われ、自分でも何度も言いきかせたけど、馬の耳に念仏なのか、なかなかのド緊張でスタートしました。(不安になった方がいらっしゃったらすみません!涙)

しかし、さすがUMUMの常連様。(常連様は神様です。)こうしたオンライン講座に慣れていらっしゃることもあってか、今までの田中令が積み重ねてきた信頼のもとあってか、その方の包容力あってか、Zoom越しの皆さんはとても朗らかな顔をされていらっしゃいました。(仏

そうして口周りの筋肉ガチガチで何度も噛みながらスタートを切ったものの、皆さんのおかげですぐに落ち着いて進めることができました。

そして、すぐに気づく。UMUMの常連さんはなんでも自分ごとにする
どんな問いや意見にも真摯に向き合って、自分なりの答えを見つけようとする姿に感動...。

1日目のタイムスケジュールはこんな感じ。

《1日目》Total 90分
10:00~10:20  顔合わせ
10:20~10:40 事前課題の共有「うつくしい」ってなんだろう?
10:40~10:50 休憩
10:50~11:00 世界の「うつくしい」を見てみよう
11:00~11:20    「うつくしい」にはルールがある?
11:20~11:30 1日目の感想共有

みなさんには、事前課題と題して、「うつくしいってなんだろう?」の思考に慣れてもらうめためにいろんな角度から質問を投げました。

このおかげもあってか、「うつくしい」という日常使いしない言葉にもかかわらず、「うつくしいってなんだろう」についてみんなで議論することは、比較的盛り上がったように思います。

その後も「うつくしい」に対して、感性をくすぐるタネをたくさん撒き、加えてWS終わりには簡単な宿題を出し、「うつくしい」に対する考えをどんどん深めてもらいました。

そして、2日目。

《2nd day》Total 90min
10:00~10:15  昨日の宿題共有
10:15~10:40 自分だけの「うつくしいセンサー」を見つけよう
10:40~10:50 休憩
10:50~11:10 発表
11:10~11:15    まとめ
11:15~11:40 全体の感想/学びの共有

1日目はみんなで「うつくしい」について、あーでもないこーでもないと語らってきましたが、2日目は参加者それぞれの「うつくしい」に向き合ってもらう時間。

三種三様な意見がとっても聞きごたえあって、おもしろく、思わずニヤニヤしてもうたなー。


■「うつくしいってなんだろう」WSの3つの価値

2日間のWSを終えて、どっと緊張感から解放されたわたし。早めに家に帰らせていただき、こうしてふりかえりをさせてもらっていますnow.(振り返りだしてここまででもう3時間かかっている。笑)

WS中に出た参加者からの意見や感想、アンケートから私が思う「うつくしいってなんだろう」WSの価値。それは、下記3つにまとめられるんじゃないか...

①自分の「うつくしいセンサー」(うつくしいへの感度)が敏感になる
私は、WS終了後の参加者へのお礼メールで

みなさんの日常に少しでも「うつくしいセンサー」が動くことが増えますように。

と最後に綴っています。(キザか

これ、実際にセンサーの動きが増える(「うつくしい」への感度が高まる)と確信しています!(ほんまか

最初は「うつくしいってなんだろう?」に対して、「なにそれ?(ぽっかーん)」としていた人も、いろんな角度から考えることで、今や「うつくしい」ってなんだろう?と気になりすぎて考え続けたり、日常のなかで無意識に「うつくしい」探しをしたりして、「うつくしい」と感じる瞬間が増える様子が窺えました。
しかも、これまた「誰かと一緒に考えた」っていうのが良い!!!!
なぜなら、WSが終わった後に散歩していて、「あ!この木、〇〇さんが『美しい』って言いそうだな~/言ってたな~」と人の「うつくしい」にまで思いをはせるようになるから!!

そうなったあなたはもう私の範疇です。(うるさい

②凝り固まった感性が柔らかくなっていく
WS中は身体のいろんなところを使って「うつくしい」を感じるように伝えています。「うつくしい音ってどんな音?」「うつくしいにおいって?」「うつくしいさわりごこちって?」

これらを考えることを通して、自分の感性(五感)を「①知る」、「②使う」のです!そして、感性は「うつくしい」を考える以外にいろんなところで使えるので、一度使う方法を知る(正確にいうと、凝り固まった感性がほぐれる)と、日常でも使えるようになり、結果、感性を「③育む」という行為に繋がり、凝り固まった感性がどんどん柔らかくなり、豊かになっていきます。(体感済み!)

③自分の感性に自信を持つきっかけになる!←一番の価値◎
2日間のWSを通して全員が感じるであろう&私が伝えたいことは、「うつくしい」と感じるものはそれぞれ違う!ということです。これはWSを受けずとも「そんなの知ってるよ!」と言う人がいるかもしれません。しかし!!!「ただ知ってる」と「体感してわかる」は理解度が全く異なると私は思います。

そして、このWSで「人それぞれの感じ方がちがう」の次に感じてほしいものがあります。それは、「自分だけが『うつくしい』と思うものがあっていいんだ!」と納得し、自分の感性に自信をもってもらうことです。

■結局のところ...

③に一番熱が入りそうなので、もう少しだけ語らせてください。笑

「③自分の感性に自信を持つきっかけになる!」というように、あくまで「きっかけ」であり、「自信」そのものではないと(苦しくも)思っています。なぜなら、「自信」は時間をかけて育むものだからです。(なので、UMUM WSの定期的な参加をおススメします。笑)

だけど、このWSを機に、もし自分の感性に自信を持つきっかけとなれば、何に対しても上手い下手、賢い賢くない、できるできないという他者の評価を気にすることや、人と比べることなく、自分の軸でものごとを判断する人になる道への橋渡しができるのではないか。

これが、私の創り上げたWSの神髄であり、その神髄に共感したUMUM田中令(というかUMUMの神髄と奇遇にもマッチしたこと)が短期間でGOサインを出した理由だと思っています。(違ったらどうしよう(偉そうすぎる(一回黙ろう


何はともあれ、皆さんがこの記事を読んで、少しでも多くの人がUMUMがっこう:感性を育む2Daysプログラム~「うつくしいってなんだろう」~に魅力を感じ、貴重な時間を費してみようかなと参加申し込みし、WSを楽しんでもらえたらいいなと思います!(結局宣伝かい


ということで、私の忘れたくないデビュー戦で感じた備忘録でした!今一度、最大限のバックアップをしてくれた師匠とデビュー戦に付き合っていただき、学びを自分のものと化できるようにあがいてくださった4名のみなさん、ありがとうございました!さぁ、私の修行はこっからだぞ!

UMUM まつもとちか

小声)1年越しでUMUMと名乗ることができたことに静かに感動。


《追記》2020.05.11.AM05:30  (この記事を書いた翌朝)
夢でまで「うつくしい」を探す散歩をしていた!
うつくしいセンサーびんびん!!!

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