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2023年を振り返る


お読みいただきありがとうございます。

言葉好きの言語聴覚士、ちかです。

大晦日ですね。今年も残すところあと数時間。

私は今年の半ばからフルタイムで働くことをやめ、
フリーランスになりたいフリーター生活を送っているのですが、
仕事納めらしい仕事納めをせずに過ごす年末が初めてで、新鮮な気持ちです。

あんまり年が変わる実感がないというか、
曜日感覚すら無くなっています。
(見当識ずれまくり)

ただ、今までの人生を振り返ってみても、
今年は私にとって激動かつ変化の一年だったので、
2023年の大晦日に思うことを綴らせていただきます。

2023年の個人的な出来事

・働き方の変化(正社員からフリーランスへ)

今年の9月に家族の事情で引っ越すことになり、
これまで働いていた職場を退職することになりました。

私の職場は田舎の老人保健施設。
言語聴覚士(以下ST)は私一人。
かつ、私はその施設にとって初めての常勤のSTでした。

ポストのスタッフ募集をしていたものの、
一向に応募がなく、このままでは施設にSTが不在の状態になってしまう。

現場から不安の声があがったり、
担当していた利用者さんに
退職の旨を伝えたら涙を流してくださったり、
さまざまな人が私を必要としてくれている、
ということを実感できて嬉しかった。

それと同時に、これから先
STがこの施設にいなくなったらと考えたら、
不安と心苦しさが私の中に生まれました。

引越しは避けられないから、退職はやむを得ないと
自分に言い聞かせていたものの、
心の中のモヤモヤを感じながら悩んでいた。


そんなタイミングで利用者さんから言われた
「気が向いた時にたまに来てくれたらいいのに」の一言が、
私を行動力に火をつけました。

「出張の形でもよければ、
月何回か出張の形で引き続き働かせてもらえませんか」

上司に思い切ってそう提案したのは
利用者さんからの言葉を受けた翌日。
ありがたいことにこんな無茶振りを受け入れてもらい、今に至ります。笑

片道3時間ほどかけての出勤を繰り返す最近。
体力的に若干のしんどさもありますが、
自分がやりたいことなら、どうにかなるものですね。

移動時間も勉強したり、書き物をしたり、
決して無駄なことではないなと思います。


そしてフルタイムで働く生活から、
契約社員になり、
自分の働き方について見直すきっかけになりました。

これまで当たり前に、
どこか一つの病院や施設に正社員として勤めることを繰り返すと思っていた。

その当たり前から外れてみて、
より自分が実現したい目標や夢について考えるようになりました。

以前の職場での経験を通して、
STの需要と供給の差が埋められない現場が多々あるのであれば、
私自身が複数の現場と適切な頻度で関わり、
食事やコミュニケーションに困難を感じている方の不満を少しでも解消できたら
介助やコミュニケーションをとる上でのアドバイスをして、
現場で働くスタッフのストレスを少しでも軽減できたら
そんなことを思うようになりました。

まだ、働き方に関しては、
自分の中で模索中ですが、
来年はもう少し関わる現場を固めていきたい。
また、STとして働くプラスαのこともやっていきたい。
というのが目標です。

この年齢になって、物書きが好きなことも再認識できたので、
お手紙代筆サービスをはじめたのも、
働き方を変えて、
思いついたことはとりあえずやって見ようと思えたから。

国家資格を取ったら当たり前にSTとして組織に属して働く。
これがスタンダード、
当たり前と思っていたけど、
そうしたかったわけじゃなかったのかも。

そう気づけたのは、一度正社員を辞めるという選択をする流れになったから。

来年以降さらに自分がやりたいこと、解決したい目標を明らかにしていきたい。
もっと能動的に行動していく自分になれるように頑張りたいと思います。


・考え方の変化

働き方を変えると、自分の考え方も大きく変わりました。

「川の流れのように」が座右の銘だとずっと言っていた私ですが、
それは同時に「外的要因により選択をしていた」ということであり、
「自分の責任を逃れていた」ということだと気づきました。
この歳になってやっと。

「仕方ない」「まあいっか」と流してしまうことがこれまで多かったけど、
本当にこだわりたいこと、やりたいこと、譲れないことは
自分でリミッターを作らないで、とりあえずやってみたい。

「どうせできないから」でなく、「どうやったらできるのか」の視点で
チャレンジをしていきたい。

そのためには自分を知ることからなので、
今後も自分との対話の時間をたくさん重ねていきたいと思います。

noteにも対話の記録をたくさん綴っていきたいな。


・人間関係の変化

考え方が変わると、人との付き合い方もかわりました。

広く浅くのコミュニケーションから、
自分のことを大事にしてくれる人を大事にできるように。

考え方や人間関係の変化に関しては、
こちらの記事で詳しく書きました。


まとめ

今まで生きてきた人生の中で初めて
自分の考え方、マインドセット的なものが大きく変えられた
自己実現のためにもがくことを始められた
そんな2023年。

そうなれたのは、結局私のことを思って
たくさん優しい言葉やアドバイス、時には厳しい言葉をかけてくれた
周りの人のおかげだなーと。

我ながら自由奔放に動き回った一年だったけど、
どんな状況下やステータスであっても、
変わらずに私と仲良くしてくれる方々に感謝の気持ちを込めて、
総括にしたいと思います。

ここまで読んでいただいてありがとうございました。

みなさま良いお年を。
2024年もよろしくお願いします。



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