川井千佳・マインドフルネスコーチ

マインドフルネスコーチ | 東京 マインドフルネスの企業研修や大学向け授業を行っていま…

川井千佳・マインドフルネスコーチ

マインドフルネスコーチ | 東京 マインドフルネスの企業研修や大学向け授業を行っています。 趣味は、旅と読書とミュージカル。 https://www.chika-kawai.com

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大企業を辞めて瞑想講師になった話

はじめまして。 マインドフルネスコーチの川井千佳です。 現在は企業や学校向けにマインドフルネスを教える仕事をしています。 PROFILE静岡県出身。学習院大学文学部仏文科を3年次に中退し、渡米。UCLA 社会科学部を飛び級で卒業後、(株)ベネッセコーポレーションに新卒入社。長年進研ゼミで中高生向けのWEB・情報誌・イベントなどの企画・編集・制作ディレクションに携わり、企業コラボワークショップ企画やキャリア教育サービスの開発に従事。その後、グローバル事業開発部にて、「トビタ

    • マインドフルネスコーチへの道 Vol.5    軍隊上がりの先生に性根から叩き直された話

      誰も知らない環境で、「私は私をやり直すんだ!」と大学を勢いで 退学したものの、何かを明確に決めていた訳ではなかった私。 とりあえず、とある新宿の語学学校の半年間留学集中コースに通うことに。 この経験が私の人生を変える一つのターニングポイントになりました。 その学校は、厳しいで有名で生徒は学校内ではALL ENGLISH(全会話英語) たまたま、最初の英語テストで良い点が取れてしまったからか 一番上のクラスに組み分けされ、周りは高校を卒業してすぐの すでにネイティブのように

      • 1日10時間瞑想するヴィパッサナー瞑想体験記

        全世界30拠点以上で経営者や政府関係者も実践する ヴィパッサナー瞑想 ゴールデンウィークに京都で10日間のヴィパッサナー瞑想合宿に参加してきた。 日本では、千葉と京都の2拠点にあるこのコース・・・ 毎日10時間以上の瞑想、かつ10日間一言も話せないという 過酷なコースにも関わらず、大変人気で全然予約が取れない。 行くと決めてからスケジュールを確保し、申し込み開始と同時に登録。 幸いにも、予約が無事通り、おそらく最も人気なこの時期に参加できた。 約2週間と長期お休みをいただ

        • 世界一幸せな国のサウナの授業で人生変わった話

          冬の寒さが緩んでくる春の季節。 毎年、この時期になると思い出す。 死ぬほど走って、死ぬほど生きた、刺激的すぎる一夜のことを。 それは、今から約4年前のデンマークでの出来事。 当時、結婚間近だった彼と別れて人生のどん底だった私。 本当に家から出る気がしないし、見えるもの全てがグレーに霞んで見えた。 ズキズキする心臓から血の滴りが止まらない。癒えない傷を抱えたまま、 会社の有休を使って申し込んでいたデンマークのプチ留学へ 飛び立つ日がやってきた。 一緒に参加する仲間と成田

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        大企業を辞めて瞑想講師になった話

          自分らしいキャリアに一番大切なことって何ですか?

          ー今日の内容ー  ・中央大学のキャリアデザインの授業に登壇してきた    ・退学してアメリカまで自分探しに行ってしまった大学時代 ・キャリア迷子だった私がキャリアオタクへ ・「自分の好きなこと」「やりたいこと」を見つけるためにやったこと ・「自分らしさ」のカケラを集めよう 11月9日に中央大学で講師をされている梅澤先生よりお声がけいただき、 キャリアデザインのクラスにゲスト登壇。 短い時間でしたが、様々な観点から質問が出て 積極的でエネルギッシュな学生の皆様よりこちらも元気

          自分らしいキャリアに一番大切なことって何ですか?

          宝泉寺禅センターで学んだこと:今の自分を超える方法とは?

          「宝泉寺禅センター3泊4日の基本修行で学んだこと」 ー目次ー  ・参加しようと思った理由 ・禅修行のスケジュールと内容 ・修行からの学び ・まとめ ・これから修行してみたい方へ 参加しようと思った理由10/7-10/10の3泊4日で、 京都亀岡市にある宝泉寺禅センターにて 基本修行に参加した。 なぜ、今回参加しようと思ったのか。 マインドフルネスを伝える者として、 ルーツとなる仏教の教えを経験していないことは 説得力に欠けると思っていたから。 実は、親が選んだ仏教系の幼

          宝泉寺禅センターで学んだこと:今の自分を超える方法とは?

          マインドフルネスコーチへの道 Vol.4    空っぽだった学習院というブランドのバッグ

          静岡から親元を離れ、東京で憧れの大学ライフを送るようになった私。 でも、偏差値ベースで大学を選んだため、専攻に全く興味が持てず (フランス文学を3年もやって唯一覚えているのは、 ポール・エリュアールのLiberteという自由を謳う詩のみ) アルバイトに明け暮れたり、サークルの部室でぼんやり過ごすという日々。 短期の語学留学でパリに行ってみたり、 ダンスのクラスの仲間でダンスコンテストに出場したり、 それなりに楽しみはありました。 でも、高校生時代の明確な目標を持って 日々や

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          マインドフルネスコーチへの道 Vol.3   女性も自分でキャリアを選択する時代

          ー今日の内容ー マインドフルネスコーチへの道 Vol.3 ・「他者に人生を任せない」決意をさせた家庭事情 ・自分で自分を幸せにする力をつけるということ ・女性も自分でキャリアを選択していく時代を生きる ・いい大学に入れば人生は薔薇色?そんなことなかった! 宝塚の世界の厳しさを知った私は、すっかり意気消沈。 「自分が輝ける場所は、もしかしたら他にあるかもしれない」 そんな一縷の希望を抱き、高校3年生6月から進路を大学進学に切り替え 受験勉強に励むことにしました。 ちょうどそ

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          マインドフルネスコーチへの道 Vol.2    自己肯定感の低さから宝塚受験で〇〇〇した話

          ミュージカルでは、やる気があったからか振り覚えが早かったからか 幸いいつも主役クラス。 小学校6年生で母の母校の中高一貫女子校にお受験で合格と 比較的順風満帆にのんびりした中学生活がスタートした矢先、 学校からの勧めで参加した宝塚歌劇観劇ツアー。 ここで、私の人生に思いがけない化学反応が起こりました。 本場の舞台を観る前に、行きのバスの中で観た 天海祐希さん主演の「Me and My Girl」。 華やかで夢のような世界に一目で魅了された その瞬間に「私ここへ入りたい!」

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          マインドフルネスコーチへの道 Vol.1    ミュージカルとバレエに夢中なおてんば娘

          大学中退→アメリカ単身渡米→UCLA→会社員→パラレルキャリア→独立起業 こんなキャリアを描いてきた私の人生物語を面白がってくださる方がいて、 また、大学でもキャリアワークショップなどの場をいただくことが増えたため 少しこれまで歩んできた道のりを文字にしてみたいと思います。 ー今日の内容ー マインドフルネスコーチへの道 Vol.1 ・毎日習い事だった幼少期 ・理数が苦手な小学生時代 ・ミュージカルとの出会いがやる気に火を点けた ・承認欲求とバトルフィールドの始まり 幼少期

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          自分を幸せにする力を育む!マインドフルネスのやり方と効果とは?

          🔻今回の内容 1 マインドフルネスとは 2 マインドフルネスの効果 3 マインドフルネスの実践法 近年、日経新聞やNHKでも取り上げられ始めたマインドフルネス。 国連が職員に推奨したことも話題となりました。 コロナ禍の不安定な経済状況や先行き不明な現代社会において 私たちのメンタルは、これまで以上にダメージを受けやすい状態にあります。 そこで実践していきたいのが、マインドフルネス。 このストレス社会に生きる私達が取り入れたいライフスキルです。 マインドフルネスを日々の習

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          マインドフルネスを21世紀のライフスキルに

          こんにちは。マインドフルネスコーチの川井千佳です。 Googleなど大手外資企業がマインドフルネスを取り入れていたり、NHKでも番組に取り上げられたり、日経新聞でもトップ記事になるなど注目が集まるマインドフルネス。 まだ私がマインドフルネスを教え始めて間もない頃、生徒としてきてくださる方が2〜3人で、誰もスタジオに来ない日もありました(涙) でも今は、様々な企業や大学、NPO法人、教育機関と少しずつニーズが増え、興味を持つ方、実践する方が増えてきていることに喜びを感じて

          マインドフルネスを21世紀のライフスキルに

          Mindful Letter | February 2021

          皆様、こんにちは。マインドフルネスコーチの川井千佳です。少し暖かくなって日が長くなり、もうすぐ春の訪れを感じる季節となりました。 実は、月に一度、クライアントさん向けにマインドフルネスを深めるヒントや、脳科学に基づくストレスケア・パフォーマンスUPに効果的なマインドフルネスのポイントを書いたマインドフルレターをお送りしているのですが、今月はより多くの方にもお届けしたいなと思い、noteにも掲載してみることにしました。 在宅ワークになって、仕事の効率に悩んでいる方、コロナ禍

          29才でもらったガンというギフト

          社会人3年目の29才の時、人生を揺るがす出来事がありました。 医師から勧められて受けた血液検査で、ガン検査の陽性を申告されたのです。これまで超健康優良児で中高時代は皆勤賞を貰い、健康診断にも一度も引っかかったことのない私には、寝耳に水の出来事でした。 その時の私を襲ったのは、強烈な劣等感。仕事ができる・できない以前にガンになってしまう自分は、人間として劣っているのではないか。それも、自分の努力ではどうしようもない遺伝子レベルで。周りに知られるのが怖くて、家族や恋人、親友、

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