大企業を辞めて瞑想講師になった話
はじめまして。
マインドフルネスコーチの川井千佳です。
現在は企業や学校向けにマインドフルネスを教える仕事をしています。
PROFILE
静岡県出身。学習院大学文学部仏文科を3年次に中退し、渡米。
UCLA 社会科学部を飛び級で卒業後、(株)ベネッセコーポレーションに新卒入社。
長年進研ゼミで中高生向けのWEB・情報誌・イベントなどの企画・編集・制作ディレクションに携わり、
企業コラボワークショップ企画やキャリア教育サービスの開発に従事。
その後、グローバル事業開発部にて、「トビタテ!留学JAPAN」の留学プログラム開発や
英語4技能教材開発を担当。会社員として働く傍ら、マインドフルネスの研修、インドネシアでヨガの資格を
取得し、パラレルキャリアとして都内スタジオでクラスを担当。
2019年冬より独立し、個人事業主としてマインドフルネスやウェルネス関連の
講師・イベント企画・サービス開発および執筆などを行っている。
これまでには、海外の有名アスリートチームや寺社、外資系企業・国内企業など3000名を超える方への
一般・法人向けセッションを担当。マインドフルネスの教育への普及を目指し活動している。
新卒から長年お世話になった会社を辞めて約半年。
周りからは、「大企業を辞めてもったいない」や「全然違うフィールドの仕事をしているんだね」などお声をいただくことも多いです。年収も下がるだろうし、社会的信用もなくなるかもしれない。でも自分が自分の人生に腹落ちしている感覚の方が私にとって大切でした。
マインドフルネスを仕事にしようと思ったのは、会社員5年目の頃。突然の異動命令で、大好きだった企画編集の仕事を離れなければならなくなり、プロジェクトリーダーとして0から始めて意欲的に進めていたキャリア教育企画も後任をお願いしなければならなくなり、絶望的な気分でした。
少数精鋭の社内ベンチャーのような事業部に異動となり、整備されていない環境で電話営業からマーケティング戦略、留学アドバイザーとして全国講演まで全てこなす中で、心がどんどん疲れていき、笑顔が出なくなり、思考も日に日にネガティブになっていきました。
「仕事が好き」だった自分が「仕事を嫌い」になるという事実が受け入れられず、クリエイティブ力やもの作り力といった自分の強みも思うように発揮できず、自分の存在価値すら信じられなくなっていました。毎日オフィスという牢獄に通い、自分を押し殺してお金のために仕事をする。今思えば、自分の感情マネジメントやコミュニケーションにも課題があったのですが、当時はそこに目が向けられないほど心が病んでいました。
そんな私を救ってくれたのが、マインドフルネスとヨガ。仕事終わりにとにかく自分をマットの上に運べば、終わる頃にはネガティブな自分がスッキリしている。また明日も頑張ろうと思える自分にリセットされている。
その不思議な魅力に惹かれて、そのメカニズムを知りたい、より学びを深めたい、私のように心から血を流している人の力になりたいと思い、会社員の傍ら資格取得をして今に至ります。
ここに至るにはさらなる過去の経験や葛藤があるのですが、それはまた次回で綴っていきたいと思います。
私がマインドフルネスを通して実現していきたいのは「感情を自分でマネジメントでき、自分の可能性を最大限発揮できる人を増やすこと」
今はマインドフルネスで心のOSを整え、さらにコーチングで自分が望む人生を描いていく実現をお手伝いする仕事ができて、とても幸せです。
仕事で成果を出したい方、今の環境を改善したい方、キャリアに悩んでいる方、教職者の方などに、このブログを通して発信していければと思います。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?