【感覚過敏をもつ我が子が、継続あるのみで歯磨きできた!】

こんにちは。

かむです。


今回は息子の歯みがき事情を

投稿しようと思います。


前回、息子の感覚過敏による

『お風呂嫌い克服方法』を

投稿させていただきました。


感覚過敏によって苦手な事は

実際まだまだあります。


更に問題があったのは、

『歯みがき嫌いによる虫歯』

でした。


実は息子氏、

去年の秋に、二泊三日の入院で

全身麻酔の歯科治療をしています。


両奥歯の虫歯治療のためでした。


それはそれは大変な入院で、

(この内容についても今後書いていきます)

もう2度と虫歯にはさせたくない。

と、かなり落ち込みました。

本当に、凹みました。

出来る事なら時を戻したいと思った程。。


そして、治療が済んでも、

歯みがきが苦手なままでは

日常的にしっかり歯垢を取れず、

また虫歯になってしまいます。


私は腹をくくり、息子氏に

【歯みがきトレーニング】

することにしました。


4歳にして歯みがきトレーニングだなんて。

そこまで先延ばしにしていた自分に

後悔をしました…。


しかし、後悔している暇があれば

トレーニングあるのみ!!と、

歯ブラシを片手に

毎晩逃げ回る息子と格闘。

本当に嫌がり、1人では到底無理なので、

途中から旦那に参加してもらい、

息子を押さえてもらいながら歯みがきしました。


でもこれじゃあ、

全然トレーニングじゃなくないか?

本当は押さえて歯みがきなんてしたくない…

と、心が痛くなるばかりでした。


そこで、一旦トレーニングという言葉から離れて

色々考えた結果、

3つの事だけを毎日ひたすら継続して、

私達も息子も

『無理をしない』

と、気持ちを切り替える事に。


そうする事で、

『今日も嫌がる息子をみるのかぁ…』

というストレスから開放され、

息子も私の歯みがき圧から開放され、

『息子が歯みがきしてくれる為には、どう工夫したら、どんな反応があるか』

客観的に観察できるようになりました。


息子にした"歯みがきしてもらう為の3つの事"は

息子のように発達障害がある子でなくても

使えると思います。


こんなに引っ張っときながら、

よく聞く方法だったりします。


ただ、そのポイントは

継続する事に意味がありました。


それによって、歯みがきが

出来た日もあれば、出来ない日もあります。

出来なかった日の方が最初は多かったですが、

次第に歯みがきできるようになりました。


継続した事をのせていきます。



【たった3つの継続した歯みがき習慣】

↓↓↓

①色んな歯ブラシを用意して本人に選ばせた!

息子は色が大好きだったので、

とにかく色んな色の歯ブラシを購入しました。


そして本人に歯ブラシを選ばせました。


最初は選んでも歯みがきさせてくれるわけでは

ありませんでしたが、

そのうちお気に入りの歯ブラシは

これだなとわかるので、

それを療養に持たせたり、

ストックしておくようにしました。


歯ブラシの選び方としては、

(感覚過敏の為に)痛くない事がまず1番なので、

毛が柔らかく、頭部がよくしなるものをチョイスするのが良いです。

うちの子が気に入ってる歯ブラシはこれ

歯ブラシの柄の部分がとっても曲がるので

歯や歯茎に変に力が入らないから痛くない!

少し高いけど、とてもオススメ出来る!


これ以外にも3.4種類は買っておいて

本人にどれがいいか決めさせました。


選んでくれない日は、

ママが選ぶねぇ〜、じゃあ、黄色!

などと、感心をこちらに向けて、

歯みがきするよ〜と声をかけたり。


それでもまだ最初のうちは

歯みがきしてくれませんでしたので、

歯みがき自体を諦めるか

旦那氏に協力してもらって、

"なんでも自分1人で頑張らない"というようにし、

自分自身、ストレスがたまらないように

気をつけていました。


そして2つ目。

②目立つ場所に歯みがきスケジュールを貼る

時間が分かる事や時計に興味がある子なら、

『●時に歯みがきをします』

でもいいですし、

『ご飯の後は歯みがきします』

でも良いと思います。

これは理解度や年齢にもよるかもしれませんが、

うちでは、歯みがきスケジュールだけでなく

療養から帰宅したあとのスケジュールを

【帰宅してから寝る所まで】

画用紙に書いて貼ってあります。


画像1

こんな感じ笑

息子も『●●したら次は●●だね』と、

そのスケジュールを

読んだり、文字をなぞったり、

興味を持ってくれました。


基本的には私自身が、

『次は歯みがきだね(スケジュールを指して)』

と息子に毎日声をかけました。


とにかく継続して毎日声をかけました。


次第に息子もそのスケジュール通りに

動いてくれるようになって、

歯みがきも急に私の膝にゴロンしてくれた時は

本当にビックリしました。


感覚過敏ももちろんあっての

歯みがき嫌いかとは思いますが、

先のスケジュールがわかると、

息子も心の準備が出来ていたようです。

これがかなり大きかったかなと思います。


3つ目。

③10数える間だけ歯みがきしよう〜!

息子は自閉症スペクトラムと

診断されているのですが、

同じような診断を持つお子さん、

数字に興味が大きかったりしませんか?


息子は昔から今も数字が大好きです。

数えたり、書いたり、言ったり。

数字の看板を見つけると、

スマホで写真を撮りたがったりもします。

それくらい数字が大好き!


なので、数字が入る文章には

全般、興味津々で協力してくれました◎


数字(数えるのは)好きだけど、

歯みがきは嫌い…

な息子ですが、


『歯みがき嫌だな、

どのくらいの時間磨くのかな?』

という不安が、

『10数える間だけ』=意外とちょっとだな。

と分かりやすくイメージ出来るので、

割とこの作戦、

今でも継続して息子に伝えてます。

たまに20にしたり、30にしたり。17にしたり。

色々変えてみたりするのも

楽しくて良いです。

10数える間だと、かなり短いのですが、

い〜〜〜〜〜〜ち!!

にーーーーーー!!

と、めちゃくちゃゆっくりしたり、

逆に早く言ってみたり。

なるべく楽しく数えてみると、

もう一回やる!!

と、嬉しい返答が来たりもします◎



毎日歯みがきの声はかけるようにしましたが、

以上の3つ以外はしない!と決めて

自分も息子も嫌にならないようにしていたら、

2ヶ月ちょっとくらいで、

歯みがきしてくれるようになりました!



今までは、

『歯みがきするよー!』と声をかけて

追いかけ回して、

自分も息子も疲れてしまった

歯みがきの時間でしたが、


息子の特性を考えて工夫をしたら、

自分も息子も、

ストレスが少なく

歯みがき出来る様になりました!


その子、その子で、

出来ない事が出来るようになるきっかけは

違うかもしれませんが、

ママ、パパが眉毛をカッとあげずに

おだやかな気持ちで

歯みがきトレーニングが出来るように、

私もまた他に良いポイントを見出せたら

この記事を更新していきます。

         

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