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ツキノワグマを絶滅から守れ!【自然の”今”②】

四国のツキノワグマは、残りわずか20頭。もし、いなくなってしまったら森の豊かさも失われていくだろう。



四国のツキノワグマは、絶滅の危機にあります。

生息地=森の減少、駆除。

そのため、わずか20頭ほどに数が減ってしまったのです。

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古くから、ツキノワグマと人は共存してきました。

高知と徳島、愛媛に生息していたクマたち。

江戸時代、四国の人々はクマを弓矢や鉄砲で狩り、食料としていました。

一方で「子持ちのクマを射ると祟りにあう」と畏れ、信仰してきました。

近代化が進み、人々は森を削って人工林をつくりました。

昭和初期、1930年代、クマは林業被害をもたらす「害獣」として駆除が奨励されます。

1970年代まで駆除の奨励は続き、クマたちはどんどん減っていきました。

愛媛県では1972年を最後に生息が確認されていません。

高知県は1986年、徳島県は1987年、捕獲禁止措置が出されました。

その時すでに、クマたちは絶滅寸前まで数が減っていたのです。

減少傾向には歯止めがかからず、現在は20頭ほどしか生き残っていません。


↓ 環境省〈四国のツキノワグマ - 人とクマとの共存に向けて -〉動画


自然は循環しています。

植物がいて、虫や鳥がいて、動物がいて、人がいます。

ツキノワグマがいなくなれば、自然の本当の”豊かさ”が失われてしまうでしょう。


↓ NACS-J〈残りわずか20頭!「四国のツキノワグマ」を絶滅の危機から救いたい!(簡単早わかり篇)【NACS-J日本自然保護協会】〉動画


四国のクマを守る。

それは、四国、日本、そして地球の生命を守ることなのです。

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多くの人たちが、ツキノワグマを守るために動いています。

↓ 日本自然保護協会では、活動資金を募っています。

四国のツキノワグマは、残りわずか20頭。もし、いなくなってしまったら森の豊かさも失われていくだろう。



参考


↓ 環境省四国事務所

↓ 四国自然史科学研究センター

↓ 日本クマネットワーク

↓ WWFジャパン


↓ 四国自然史科学研究センター×WWFジャパン 資料(pdf)


読んでくれてありがとうかめ!

かめ


最後まで読んでくれてありがとうございます(*^▽^*) うれしいです♪ また読みにきてくださいね(^^/