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ある日♪森の中♪ジョーさんに♪出会った♪

AdobeFrescoには1000種類以上のブラシがあります。私は密かに「ブラシの森」と呼んでいます。
実際使用する時は、森というより地中深く掘り進む感じ、あるいは『グラン・ブルー』のように海に潜る感じに近いのですが・・・。

ブラシの森は、さらに各エリアに分かれています。それぞれ素敵なので、どれで描こうか迷います。

※その後、ご質問いただいたので付け足しです。

ダウンロードできます。AdobeFrescoのブラシたちの並びの一番下に「+」があり「さらにブラシを入手」「ファイルから読み込み」が出るので、そこからできます。

ブラシをダウンロードできるのは有料プランの場合ですが、無料でもかなり楽しめます。有料プランはもっと楽しいです。払う価値のあるサービス内容だと私は思っています。

AdobeFresco単体プランでも、1000種類以上のブラシたちに会える(環境によっては難しい場合もあります)ストレージが2GBから100GBに増える(お絵描きを楽しんでいると2GBはあっという間です)Portfoloio利用可(これ、密かにかなり便利です)AdobeFonts利用可(これも便利です)Photoshop iPad版利用可(使いこなせていませんが、便利そうです。私の場合、Wi-Fiなのでファイルの重さが気がかりです)などがあります。
それから、無料でもBehanceには参加できます。

紆余曲折を経て、今はPhotoshopの単体プランにしています。Adobeさんは、安いプランに変更するとき、ちゃんと返金してくださり感動しました。状況に合わせていつでも変えられる安心感があります。

「さらにブラシを入手」に進むと、こちらが表示されます(日本のほうに進んだ場合)。

ログインしていると、ブラシがいろいろ見えます。PCからも見えます。このページを見るだけでもとても楽しいです。

※ブラシは、入れすぎ注意です。

manga、楽しそう。

最近特に興味があるのが、mangaです。mangaのブラシたちは、私の端末では現在40種類になっています。

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mangaに興味がある理由は、かつて少しだけ使ってみて、面白かったからです。

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mangaは有料ですが、「コミック」というカテゴリもあり、こちらは基本セットで楽しめます。13種類です。

私は、漫画は詳しくありません。それぞれのブラシを、どんなふうに使うのかもわかりません。だから、思い付きで使っています。なんとなく、線担当、塗り担当、特別担当みたいなイメージがあります。が、あまり気にしないことにしています。

mangaの他にはhalftones_and_screentonesもあります。こちらは、なんと135種類。両者の違いがイマイチわかりませんが、それぞれ美しいです。

私にとっての最大の違いは、色の出方です。mangaには、筆圧(か何か、おそらく筆圧です)を変えることによって別の色が出るブラシがあります。halftones_and_screentonesも一通り試しました。別の色が出るブラシもありますが、私が思っていたのと違う出方でした。

別の色が自動で出るブラシは、他のカテゴリにもあるのですが、それはまた別の機会に書くとして、今回は、mangaのブラシに注目してみます。そして今回は、私が最近捜していた別の色が出るブラシの話でもないのです。

最近あらためてmengaたちと交流することにより、私は新たな発見をしました。それについて書きます。

ジョーさんとの出会い、と思ったけれど書いているうちにいつの間にかブラシさがしの話に・・・

40種類のmangaたちのうち、最初の6種類を眺めて、私は思いました。

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描き跡のサンプルはなんとなく違うけれど、実際、それぞれ、どう違うのだろう?漫画を描く人たちは、どう使い分けているのだろう?自分に最適なブラシはどれだろう?と。
6種類目までは線担当、7種類目からは塗り担当な気はしました。それからうんと先もいろいろあります。

一気に全部使ってみるのもひとつの手かもしれません。しかし、私の場合、どのブラシがどんなのだったか記憶に残りません。名前も記録できません。

AdobeFrescoは、まだサーバにお気に入りのブラシを保存できないので、最近はブラシをお気に入りに入れるのは止しています(再インストール時、消えます)。再インストールの憂き目に遭わなければいいのですが・・・。
それに、お気に入りに入れ過ぎるとすぐに見つけ出せない問題も生じます。

ブラシの検索機能が強化される日が来るのを心待ちにしているのですが、さしあたり毎回さがしに行けば、消えてしまったときも「大体この辺り!」というのがわかって見つけやすいです。megapackとか、大変ですが。

あるいはもう、ブラシさがしは止して、これまで出会ったブラシの中で好きなのを使うという道もあるかもしれません。しかし、私はいろんな跡を眺めてみたい気持ちもあります。

今回は最初の6種類に絞ってじっくりと違いを検証することにしました。漫画は描けませんが、ピンと来るブラシを見つけ、自分だけの世界をつくるのです。

いよいよ、ジョーさんとの出会い。と思ったのですが書いているうちに描画モードの話に・・・

6種類について、書きたいことは山ほどあるのですが、最も衝撃的だったことだけを今は書きます。

ジョーさんです。

AdobeFrescoのブラシの設定に「描画モード」というのがあります(ピクセルブラシのみ)。全部で29種類くらいです。ブラシによっても使える種類が変わります。発見当初は興味津々で、いろいろ試しましたが

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結局、理解できたのは「消去」「輝度」そして「ディゾルブ」でした。

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特にディゾルブが好きになり「ディゾル部」に入っていた時期もありますが、最近は「通常」が多いです。しかし、描画モードは気になって、折に触れてそれぞれのブラシの設定を確認したりしています。

ブラシの他に、レイヤーでも描画モードの設定は出来(少しだけ種類が少ないです)、これまた興味津々なのですが、ここには書きません。

そして、いよいよ、本当にジョーさんです。

今日、私は、デフォルトで「乗算」のブラシを発見しました。ブラシたちはたいてい「通常」になっているので少なからず驚きました。

他にも別のモードがデフォルトのブラシがあったような気もしますが、ほぼ見かけません。私が気づいていないだけかもしれませんが・・・。あるいは、忘れてしまったのかもしれません。忘れるのは、得意です。とにもかくにも、レアアイテムを手に入れたようで嬉しかったです。

mangaの並びの上から4つめ、Kyle's Mangaの一員「Basic Variable Softer」という名前のブラシです。上から順番に引っ張り出して、テキトーに描いて行ったら「あれ?色がおかしい!(良い意味で)」ということで気づきました。
私は密かに「ジョーさん」と呼ぶことにしました。

単なる「Basic Variable」という名のブラシもあるのですが、この描画モードが「通常」で、ジョーさんはその「乗算」バージョンのようでした。
漫画を描く方にとっては、無くてはならない機能なのかもしれないと思いました。いちいち設定し直さなくて済むように2通り用意してあるのかもしれません。

過去の作品を振り返ってみたら、こんなのもありました。

個人的にわりと好きな作品ですが、どう描いたのかもう覚えていません。もちろん、タイムラプスは残っていますが、何をどうしたかまでは記録されないのです。最後に使ったブラシは次にファイルを開いた時にわかりますが・・・それから、色も記録されますが・・・・。Twitterのメモが頼りです。乗算も使っていたことを知り、嬉しくなりました。

一気にいろいろしようとするのが良くも悪くも私の特性ですが、いろいろし過ぎて消化不良でした。焦らずひとつひとつじっくり向き合おうと思いました。

乗算って?

何が起きるのかなんとなくわかったのですが、言葉でうまく説明できません。他の活用法も知りたくなり、ちょっとだけ調べました。

Adobeさんによれば

各チャンネル内のカラー情報に基づき、基本色と合成色を乗算します。結果色は暗いカラーになります。どのカラーも、ブラックで乗算すると結果はブラックになります。どのカラーも、ホワイトで乗算した場合は変更されません。ブラックまたはホワイト以外のカラーでペイントしている場合、ペイントツールで繰り返しストロークを描くとカラーは徐々に暗くなります。この効果は、複数のマーカーペンで描画したような効果が得られます。

とのことでした。「複数のマーカーペンで描画したような効果」。そうです。これ、さっき、何かに似ていると思いつつ言葉にできなかったのでした。そして何だか、パズルみたいですが・・・黒は黒、白は透明扱いと理解しました。方向性としては、塗れば塗るほど暗くなる・・・。

後日、いろいろ描いてみたくなりました。

そういえば最近、こちらを拝見し、描画モードが再び気になり始めていたのでした。

ひょんなことからブラシの森でジョーさんと出会い、ちょっぴり仲良くなれて、とても嬉しいです。
ディゾルブを理解したとき、ブラシの数が倍になったと思いました。その後、私の苦手なデゾり方もあるということを知りましたが、今でもディゾルブは好きです。今回乗算を理解し始めたことにより、またブラシの数がうんと増えました。他の描画モードもちょっとずつ理解できるといいです。

そして、みんフォト!

この記事も、不完全なまま公開します。それは「みんなのフォトギャラリー」で作品を共有したいからです。

今回は、ジョーさんひとりで描いてもらいました。

乗算が有効なのは、ストローク毎というのを、実際描いてみて理解できました。1ストローク終えるまではどれだけ重ねて描いても乗算の効果は出ません。通常の色になりました。

それから、乗算の効果を得たくない時は、レイヤーをわける手もあることにも気づきました。

「ブラシで消す」も使用しました。

ジョーさんはデフォルトで12pxです。当初、線担当に思えたのですが、MAXが500pxなので塗りもしてもらえそうです。ブラシによっては、どんなに頑張っても80pxとかもあります。

CUD推奨配色セットの20色をほぼすべて使いました。2種類のグレーを除いて・・・。グレーはなんとなく気分ではなかったのです。それから隣接する色については何も考えていません。

それに、濃淡があり乗算で色も変わっているので、推奨配色以外も入っています。

ありがとうございます。それでは、また。