50歳ひとりぼっち旅 in メルボルン Final DAY
2023年9月11日、メルボルン最終日。
50歳を迎え、初めて「寿命」を意識し始めました。
F1グランプリの会場となっていることを後で知る。
メルボルン中心地からアルバートパークを抜けズンズン歩くこと1時間半。
週1の安峰山ハイクで鍛えたおかげで、途中足に痛みを覚えたものの余力を残しセントギルダビーチに到着！
残りの人生、何に時間を使うか…誰と過ごすか…とても重要です。
自分と向きあうためのスポットとして友人にお勧めされましたが、なんともない白浜。約700ｍ続くビーチはシーズンオフのためとても静かで穏やかな時間が流れていました。
40歳のなった日に「50歳の誕生日は海外で過ごす！」と決めました。
忙しい日常に一旦ピリオドを打ち、49歳を終える数日前に日本を飛び出しました。50歳ひとりぼっち旅は少し寂しかったけど、実現できた自分を褒めてあげたい。
さて、50歳どうやって生きようか。
何度も私の中で繰り返される問い…2023年が終わるまでには文字に使用と思います。決めているのはたったひとつ「2024年、屋久島の千年杉に会いに行く！」
メルボルン街歩き
メルボルンの街並みは、古いヨーロッパ風の建築が残るクラシカルな雰囲気
でカフェやアートが多く、都会的な環境で暮らしたい方に向いていますね。
様々な魅力が多くの人々をひきつけ、過去には英エコノミスト誌の「世界で最も住みやすい街」ランキングで7年連続1位に輝いたこともあるそうです。
自然の近くに居たい私は、ガーデンシティと呼ばれるメルボルンでも郊外が向いていそうです。
壮観なイタリア風建築の特徴が随所に見られるロイヤル・アーケードは、あの有名な建築家チャールズ・ウェブによって設計されました。ビクトリア州の歴史的建造物として登録・保護されており、大胆なガラス使いと美しい鉄工芸で装飾された天井に見惚れます。また、優美な曲線を描く天井アーチと、白黒のチェス盤のようなフロアの直線的なデザイン、それらの対照的な美しさも楽しめます。
ブロック・アーケードは、1892年にミラノのガレリアを模して建てられたビクトリア様式の建築。通路上部にあるガラス窓や美しいモザイク画が広がった大理石の床は、当時のままだそうです。
美しいアーケードで、壁が緑に彩られた美しいカフェに遭遇！
125年以上の歴史がある老舗の「ホープトン・ティールーム」です。メルボルンで1番古いカフェだそう。
調べるによると、ディスプレイも美しい多彩なスイーツと20種類以上のハイティーが有名な行列のできる人気店でした。
満席で、あえなく断念。
ホープトン・ティールーム（HOPETOUN TEA ROOMS）
住所：The Block Arcade, 1-2/282 Collins St, Melbourne VIC 3000
URL：http://www.hopetountearooms.com.au/
「海外は違うねぇ～」と。
メルボルンでは、歴史ある建物をリノベーションして店を構えることで付加価値を与えているブランドが目立ちました。その中でも、特に有名なのは「H&M」です。かつて郵便局(General Post Office)だった歴史的建造物を利用し、アイコニックな時計台はランドマークとなっており待ち合わせスポットになっていました。
空き家再生のIORI STAY
ここ飛騨でも、文化財施設・古民家・廃校などをリノベーションし、人やお金が集まる施設へと再生され、当時の姿を受け継ぐ流れは少なからずあります。
しかし、管理コストや手間、相続等の問題で解体され歴史と共に人々の想いまでが破壊され、駐車場やマンション・商業目的だけの店舗になってしまうことが多々。これは何処の地域でも起こっている現象ですね。
IORI STAYは、建築物の歴史と人々の想いを繋ぎ、美しい景色をできるだけ長く残せるよう活動しており、その活動の一端を担う幸せを日々感じています。今後も、SPAやレストランなどのコンテンツを用いて、建物にもう一度命を吹き込み蘇らせて、町を存続していけましたら幸いです。
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