変化か、現状維持か?
こんばんは、ちひろです。
私は年末年始に90歳の祖母に久しぶりに会っていたんですが、その時ちょっと引っかかったことがあったので、今日はそれを書いてみます。
祖母は元旦に親戚や友人と電話をする中で、「今年もお変わりありませんように」と言ってました。また、私に対しては、「そろそろもう良い人と結婚して、家庭を持ちなさい」と何十回目か(?)の説得をしたり、「ずっと今いる会社で働かないのか?」と質問してきたりしました。
あぁそうか、おばあちゃんにとっては”変わらない”ことが良いことなんだな。自分が二十歳そこそこで結婚し、子どもを産んできたように、家族を持つのが正当だし、私みたいに結婚をせず仕事を頑張ろうとし、転職を何度もし、起業だってしたいと思っているなんて理解不能なんだな、と改めて思いました。笑
私はかなり”変わりたい”と思ってるタイプ。いや、正確には”成長を渇望している”タイプ。現状に甘んじる、留まるっていうのがどうも苦手なんです。(まぁ現状維持だって必要で、コロコロ拠り所なくいつも変わるのが良いって思ってるわけでもないんですが。伝わるかな、この辺りの私のニュアンス…)
精神的な安定は必要だけれど、最近は周りの人たちに愛して頂いている感覚があるので、寂しいとか不安って感情に振り回されることが減ってきました。チャレンジすることである期間は足元がぐらつくけど、それを越えた先に大きな喜びや達成感やまだ見ぬ世界が広がることを知っているから、私は”変わりたい”。
あ、でもちょっと頑張ったんです。いつも電話口でぐっと堪えちゃって言えなかったけど、今回は対面で会ったってこともあり、「おばあちゃん、私結婚するか分からないよ。子どももそんなにほしいと思ってないし。それに今は結婚が全てって世の中じゃないんだよ」って伝えました。……まぁ今日かかってきた電話でまた「早く良い人が…以下省略」って言われたので、効果なしでしたね😂笑
世の中には変わらない原理原則や、価値がある。何百年も前に創建された神社仏閣に魅かれたり、脈々と読み継がれてきた古典が気になる私もいる。
でも同時にこの変化のスピードが速い世の中において、昔に引っ張られすぎるのは危険だなって思いも当然ある。変わることを恐れてちゃ乗り遅れる。仕事も教育も情勢も物価も人々の感覚も…10年と言わず1年で、いやもっといえば1日でガラっと変わっていっている。だから、私はなるべく自分の頭の中をアップデートするように意識している、つもり。(最先端の流行を常にキャッチしようとか、オープンしたてのお店に行こうとか、そこまでではないけれど)
変わらないもの。自然に変わっていくもの。変わっちゃいけないもの。変わっていくべきもの。色々ありますよね。
ただ私個人としては風の時代にふさわしく、フットワーク軽く生きていたいなって強く思っています。執着を手放し、新しいものもどんどん取り入れていきたいなと。捨てないと入ってこない。循環を起こさず滞らせるのは、血液と同じで良くないと私は思っています。
あ、もちろん90という高齢で頭がしっかりしていて、身の回りのことを自分でこなしている祖母のこと、本当に尊敬していますよ。それに当然ながら大好きです。数種類のおかずを毎日作り、人任せにせず家事をしているなんて、本当にすごいです。身体が衰えてくるのが当然の年齢において、変わらず(元気で)いることがいかに尊いかは私なりに理解しているので、祖母の言葉も思いも分かります。
今日はそんなところで。果たして私が90まで生きるか分からないけれど、もし生きててこの記事をその時見れたら、おもしろいな 笑 紛れもなく自分が書いたものを見て、どう思うんだろう?90になっても、ワクワクしながら生きれていたら良いなぁ。
読んで下さった方はどうもありがとうございました~💗
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