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グローバルな視野をもち、日本文化への造詣が深いかっこいい人

こんばんは~ちひろです。

突然ですが、私は女優の中谷美紀さんが好きです。というか、かっこいいなと思ってます。きっかけは、何だったかな~?映画「嫌われ松子の一生」だったかな?大きなきっかけは忘れましたが、美紀さんのお芝居に心を動かされてから、いくつか続けて、さかのぼるように作品を見たりしました。

たとえばこんな役を演じてました。

◆東大卒のキャリア官僚で、IQはずば抜けてるけどかなりの変人。(ドラマ「ケイゾク」) (構成も音楽もかっこよくて、好きだったな~。今もファンが多そうなドラマですね)

◆実の父親から性的虐待を受けて、心に大きな傷を負った看護師。(ドラマ「永遠の仔」) (あ、これは内容がヘビーなので、おすすめはしづらいし今映像は全然見れないかもですが、原作の小説は一度読む価値あります!) 

◆映画「電車男」のエルメス役からは似ても似つかない、地味で平凡な生活を送るOL。(映画「7月24日通りのクリスマス」) (私のポルトガル好きは実はここからかもしれない。) 

上3つはまぁかなり古いですね。笑

◆割と最近のだと、性同一性障害に苦しむ元アメフト部員の役とかもされてました。(ドラマ「片思い」)

あ、一人三役で、他に役者もなく、着替え含めずっと舞台に出ずっぱりっていう、すさまじい舞台もされてましたね。(舞台「猟銃」) 

いや~まだまだいっぱいあるなぁ。語りたい。笑

大ヒットドラマの「JIN」の野風さんとかが一番有名なのかなぁ?

何が言いたいかって、相当幅広い役を演じられていて、どれも不思議とハマる方で、本当にすごいなって思ってたんです。作品にかける妥協なき姿勢がほんとにかっこいい。役のために語学を習得したり、知識を学んだり、体を作ったり、その徹底ぶりがすごいんです。

美紀さんは数年前にドイツ人のビオラ奏者と結婚し、今はオーストリアと日本の二拠点生活をされています。美紀さんが英語、フランス語を話されているのは聞いたことがあり、今はドイツ語を勉強されているようです。

美紀さんはお芝居の才能もだけど、文才もものすごくおありで、エッセイとかも書かれてるんですよね。意外と辛らつだったり、ユーモアがあったりで、そういうところから人柄が垣間見れたりもしました。

あれだけ美しい方が衛生面などで心配なインドに渡り、各地を旅して色々なトラブルに見舞われる様子を綴った旅行記なんか読むと、心からすごいなー!って思いましたよ。

美紀さんは外国への興味だけでなく、日本文化への造詣も深いんですよね。磁器や漆器、能、絵画、茶道、生け花、食材…。お忙しいだろうにどうしたらこんなに教養を身に付けられるのだろう、とよく思いました。

そんな「憧れる、かっこいい」存在である美紀さんが過去にNHKのドラマで演じられたということで、私は白洲正子さんにもどんどん関心を持つようになりました。

白洲正子さんといえば、1902年に兵庫に生まれ、後にケンブリッジに留学し、戦後GHQとも対等に渡り合えたという政治家/実業家・白洲次郎さんの妻ですね。端正な顔立ちでスーツを見事に着こなし、高級車も乗りこなしていた次郎さんの唯一無二な感じはもちろんですが、彼の妻である正子さんもすごかった。

随筆家として活動されていた正子さんの著書を最近2冊読みまして、それがとても良かったので、次の記事で私なりに感想を書いてみようかな、と思います💗

読んでくださった方はありがとうございました~😊


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