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祝、脱ピカチュー


どうも、最近辞めたことは恋人探しで、新たに始めた事は、その穴を埋めるかのように地元の女友達を週3で無理やり招集させてはガストなんかで井戸端会議を決行させる事です。
「男なんていらないよね〜」から始まり、「あ〜彼氏欲しい」で終わる内容のなんでもなーい会話がほとんどです。

最近は、こうやってたわいもない話をしたりして「いかに穏やかに和やかに過ごせるか」を重視して暮らしている気がします。
三十路か。


というのも、やっぱり、綺麗なものはただ、「綺麗なもの」として見ていたいですし、気持ちのいい天気を、ちゃんと「気持ちのいいもの」として感じていきていたいと改めて思い始めているからなんですね。
それは、以前まで、というより、本当についこの間まで抱いていたキラキラした生活への憧れが多少減ったからでもあるんだと思います。
それは、まさしく、遂にピチュー”から”ピカチュー”までのレベルだった自分が、”ピカチュー”から”ライチュウ”ぐらいまでのレベルには到達できたのではないかといった感じで、やっとデフォルトから少しは進化できたのかなあ、って、思った次第です。
「祝、脱ピカチュー。」



今朝、”久しぶりに”とまではいかない朝帰りの山手線の電車の中で、まっぶしい光を浴びながらサニーデイ・サービスを聴いて我に返りました。
イン・ザ・サン・アゲイン、「あぁいつもの自分とは違う〜」なんて口ずさみながら、今日はいい天気だなあって思いました。率直に。


なんだか普通に軽快に、隣の人の肩にもたれかかって眠りにつきたい、そして最寄り駅に着いた時には優しい声で「ほーら、降りるよ、着いたよ」なんて言葉を掛けられて起こされたい。そんな事を思いながらサラリーマンの群れに揉まれて、「くそっ」なんて思ってしまいました。

乗っている電車と、もう1つ線路の隣の電車がすれ違う時。
急にブワァっと2つの車両と車両の間が近くなる場面、あるじゃないですか。
その時、向こうの電車の中の人達もよく見えて、思わず誰かもこっちを見ていないかな、なんて思うんです。

同じぐらいの速度のはずなのに、向こうの電車の流れの方が早く感じて、目で追うと酔ってしまいそうになる。

あの場面、結構好きなんですよね。
毎度思わず、「瀧くん!」と叫びたくなりますし。

そんなくだらない事を思いながら、ああ、こうして人は知らぬ間に運命の人かもしれない人とすれ違っているのかもしれないのだなあとも思う。
そう思うと人生面白すぎますね。


これもまたガストでの会話中にでも登場させてみようと思います。
「あの場面、瀧くんって、叫びたくならん?」
多分「ならん。」で終わります。


最後に、電車に乗っていて毎回思ってしまうことを書いて終わろうと思います。



空が綺麗な時、空を見たいから、座っている席から向こう側の席の人の頭上あたりを見ていると、
向こう側の席の人と目が合っちゃう時って、

結構気まづいですよね。
あれ、どうにかならないのでしょうか。

見てたのはあなたじゃないんです!!!と否定したい気持ちを抑えて、そっと下に目線を戻してしまいます。

次からは、負けないんだから!


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