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初ジャマイカ🇯🇲コンチ編


やーまん!🕺

懐かしいロサンゼルスで旧友との再会を果たしまくった柴田が続いて向かった先は

おわかりでしょうけども、ジャマイカ。


まずはモンテゴベイから入って、

数日後、ネグリルという少し田舎だけどリゾート地っぽいとこに行きました。

ジャマイカで都会な町はそのモンテゴベイか、
島の反対側のキングストンで、町はどっちも治安が激悪く、
殺人率が世界一 とも言われている。


旅人として、行ったことがなくて新しい文化を感じられそうなところへは常に行きたいんだけど、

めちゃくちゃ調べてるわけでもないから
ほんとに思いつきとか、流れでふとアンテナに入って来た場所をとりあえず行き先にしていて

今回も自分としては導かれた。


というのもこの出発の前、偶然友達の誘いでレゲエクルーズという船に乗った。


常になんか歌ってるし踊ってるくらいに音楽は好きなんだけど、詳しさゼロな私。


ジャンルや歌手とかの話をされてもほんとにわからない。平成ど真ん中で育ってCDを買ったことすら無かった。

オタク気質なので、学生の頃の労力やお金は洋画にあてて、
音楽に精通することはキリが無さそうだと思ったし学年で一位とかにもなれる気がしないから早くから捨てちゃったの。

1番じゃないならどうでもいいみたいな極端な性格、、


前置きが長くなったけど、こんな私はなにをもってレゲエというのかもよくわからなかったし、
もちろん目当てのアーティストがいるわけでもなかったけど、

なんせ自分の家はない放浪者なので、5日間も泊まれる船ってだけで、それに乗せてもらえるなら勿論喜んで!というかんじだった。
チケットくれるっていうからさ。

5日間レゲエパーティー三昧で巨大な豪華客船の中、食べ放題飲み放題で、カジノやカラオケもついてて、プールやバスケのコートもついてて、あちこちのステージでやばい人たちがパフォーマンスしてる。
ほんで熊本とチェジュ島にも上陸すると。

知らなくたって絶対楽しそうじゃん。

来年もこの船が出ることが決まったし、ここでさらにレゲエクルーズを掘り下げて書いてもいいくらいだけど

とりあえず
ジャマイカに行ったキッカケはその船での出会いだったというところに繋がる。

船でスーパースターに出会い(とゆーても私はクソなことに知らなかったんだけど)、
初めて聞く歌のストレートさにやられ、
キャッチする波動だと思ったから話し始めたらやっぱりすごく心地よくて楽しかった。
そっから仲良くしてもらって色んな人を紹介してもらった。

しかも、
その人キッカケで出会った人はそりゃそーだとして、
その船以降、
私の地元とか、ほんとに全く関係ないところで出会った人たちもたまたまレゲエアーティストだらけだったの。怖いくらいに。

私が意識して引き寄せたのか、なにかのメッセージなのかわからないけど、とにかく数ヶ月、一気にまわりがレゲエづいた。

そんなときに次どこに動こうかなーと思ったら
そりゃレゲエの国
ジャマイカになるよね。

まだなにも勉強してない状態だったからこそ、なんでそんな環境になったのかジャマイカに行けば感覚的に掴めるかもしれないと思った。

で なんとなく行こうとしてるときに、
その期間に出会った1人の沖縄のにーにーが丁度ジャマイカにいるってことがわかって、

現地で合流したら普通じゃ入れないゲトーで子供達と遊んだり、一人じゃさすがに危なすぎるキングストンのクラブ巡りに混ざれるよーってんで、

そんなんも楽しそうすぎるから尚更勢いづいた。


こうして気づいたらジャマイカinしていたんだけど、
モベイの街をゲストハウスの近くまでタクシー乗りながら警戒して観察。

中心部はごちゃごちゃ賑わっててケンタッキーとかバーガーキングとかある。

昼間だし女性が一人で買い物してたり
バイトの休憩中っぽい女の子達が歩いてたりしてたからとりあえずこのへんは歩きでも大丈夫そうだなーふむふむ

でも外国人なのモロバレだからとりあえず荷物あるうちはサクッと宿内に入ろう〜 

て感じで。

ろくでもない写真でクサ

都会とリゾートならとりあえず現金いらないっしょ、と思ってたのに近代的なかんじのスーパーでもカードの機械が故障してて、現金ないって言ったらスタッフの女性がなぜか代わりに払ってくれて買えちゃったりして。


ラッキーだけどそれを続けるのも申し訳ないから現金作りますか。

と日本円から両替することにしたのに
日本円を受け入れる銀行がなさすぎて3軒たらいまわし。

初日から銀行ハシゴ

ま無事見つかって現金ゲット。

ゲストハウスは血はジャマイカ人ではないであろう女性が切り盛りしていて、大きな犬がいて、気に入らない歩き方をするゲストがいるといきなり噛みつきにかかって吠えまくる気難しさもある犬だった😂
そんなとこもめちゃくちゃ可愛かった。

冷蔵庫にあるビールはいつでも飲んでよくて、チェックアウトの日に自分が飲んだ分を支払う自己申告制。信頼売り。


夜に少し海の方まで歩けないかなーと思ったけどそっち方面へは人通りがなさすぎて真っ暗で流石にキケンな香り。

変な気配になったからやめとくか、と思った時ちょうど通りかかった地元のおっさんにも 
危ないからそれ以上歩いていかないほうがいいって声をかけてもらった。

あーありがと、こっちのほうは危ないんだね、って返したら、
どこでも危ない😋って。

朝に安い定食屋を探して歩いてみると、さっそく金歯が光っていかにも悪そうな顔した派手な格好の男にしつこく声をかけられたけど、

このご飯屋さんも俺の友達だ、とかいって一緒に入ってきて朝食を奢ってくれた。

ラッキーだけど893でもなんでも、してもらいすぎると後がだるいので早めにまくに限る。

朝食のお礼に電話番号を教えたけど、またね!ってかんじでバイバイして勿論そのあと会う連絡はしない。

でもこんな小さな街でまた見つかる可能性大だし連絡網がある気がする。その後はちあわせないようにチェックしながらモベイを歩く羽目になった。

青空の中ビーチまで歩いてると、リゾートホテルが並んでいる通りにきた。有名なビーチのいくつかは入場料がかかる。 

でもその手前に無料のビーチがあった。

ビーチでもドレッド伸ばした男がマリファナ売りつけながら話しかけてきて、なぜか私が泳いだり浜辺チルってるあいだずっとそばにいた。

道中はまた別の男が「ヘイ」「ヘイ」ってしつこく声かけてついてくる。

大抵の人は無視し続けてたらそのうち諦めて消えてるんだけど、1人ジャークチキンとジャークポークのBBQ店までついてきて、ビールを奢ってくれた。

でもこのしつこい男は、結果的にジャマイカにいる間に一緒に飲んだり踊りにいったりした人達の中で一番豹変せずにいたいい奴だった。

とはいっても、クラブで一緒に踊ってたときワイニー(お尻に擦り付けるあれ!)してきて
そのまま🚀!! 

noteってどこまで書いていいのなよくわからんけどつまり出しやがった!服越しに!じゅわっといきなり生暖かくズボンが濡れて。
さすがに はー?!きっも!!!

ってなってすぐ洗いにいって、そいつはバツが悪そうにヘラヘラしてたけど、そのあとも宿まで送ってくれてサラッと解散してくれたし、他の日も送ってくれてしつこくなく帰る。

ほんとに休みなく吸い続けてる超ストナーだったけど結果一番安心感あったかも。

それくらい他の男の豹変ぶりがすごすぎるってことだけど。


ある日そいつが、
お父さんに渡すものがあるから、いくつめかの山を超えた村に行く。乗ってく? と。


山か…。

そのジャマイカで合流できるっぽい沖縄のにーにーからも、他の人からもジャマイカでは山に連れてって殺されるとか売られるとか、人里離れたとこに連れて行かれたら終わりみたいな話を聞いていた。

もう2日ほど彼を見てきた私の見立てによると大丈夫なんだけど、なんせここまで言われたジャマイカの怖さをまだ知らない…
売るための油断させるための2日だったかもしれない…
いやでもわざわざそんな時間かけて待てるような賢さがあるか?ワイニーでぶっかけちゃう動物が?

自分の感覚では、いつもならなんの心配もなく乗るところだけど、
とにかくここはジャマイカだという緊張感があって勘繰った。ゆうて何カ国も何万人も接してきてそんなにここは特別なのか? わからなかった。

なので乗った。

観光地じゃなく地元の人しか絶対行かないような村に現地の人と行って仲間として周るチャンスを
知らないだけでビビって捨てれるわけがなかった。

とりあえずブリブリなそいつの運転の危険は既に感じながら田舎へ向かう。

村をひとつ越え

またひとつ越え

遠くに行くにつれて多少不安も膨らむけどバイクだから、さすがにやばいとこに入ったぞと野生の勘が働いたらすぐに転げ落ちて逃げよう、とシュミレーションしていた。

それにはスピードが出過ぎていたけど、なにか話しかけてうまくスピードを落としてもらえる一瞬を作ることは出来る…だろう。

そして本当に山に入り込んでいって、私はそいつに何度もまじで傷つけることしないよね?山とか人がいなくなったら怖いんだけど!と確認しまくった。笑

君を傷つけるようなことはしないよ、とか言ってる。

お父さんのいる小屋が見えてきた。

その前に停車すると奥からお父さんが出てきたけどその時点で銃でもかまえてないかめちゃくちゃ警戒してたし、

入り口になぜか赤いペンキでべったりで血のように見えたことで内心震え上がった。
そして敷地にいた牛を見に行くふりをしてなるべく離れておく。

牛と戯れながら小屋の入り口にいる2人を観察して

もし怪しい動きがあれば、銃口向けられれば、
申し訳ないけど彼らからこの牛を盾にしてまっすぐ逃げよう、と考えて角度を見ていた。

まぁ、楽しみに来てても逃げ道も死角も同時に見ているのは旅中よくあること。

結果、お父さんとの用事が済み、殺されることもなく、またバイクで山を降りて行った。

山付近の村は彼の友達も多く、途中途中止まってだべりながら、ローカルバーにも何軒か立ち寄った。

飲むのはもっぱらラムboomかラムTing。

ホワイトラムが多かったかな。
それをプラカップに入れて、boomってエナジードリンクで割るか、
Tingって、あれはなんだ?グレープフルーツジュース?トニック?なんか炭酸のジュース で割るの。

そのへんになってたマンゴーをもぎってくれたりとかして、ローカルな時間を過ごせて

少なくともジャマイカで山に連れて行く全員が殺し目的じゃないことは証明できた。😂

まんごー
ラムとBoomとはっぱ
ヤギのお散歩


さて、

やっぱり自分の感覚で人を見て、ジャマイカをもっと知って行こう。


次の記事でネグリルとオーチへ🕺 

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