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紗和の「紗」

わたしは、coccoが好きだ

死にものぐるいで、うたう姿が、
声に出ていると思った

生きることはこんなにも苦しいのかと、
中学生の時に聞き惚れた

大人になって、ベスト・アルバムを聴いて、
懐かしい気持ちになる

強く儚い者たち
という曲を脳内をリピートする

人間には、バランスが必要だと思う

だから、
娘には、
強くも、儚くもなって欲しいと願った

だから、
「紗」を名前につけた

糸が少ない着物は、
丈夫で、好まれると書いてあった

一見、少ないから、駄目なのかもしれないと、
思うけれど、
その逆なのだ

多くの人が好む服なのだ
今でいう、
UNIQLOみたいなものかもしれない

だから、
この字を紗和につけた

見た目も可愛くて、
私がとても、気に入っている

先輩ママが、
「紗」って、可愛いよねと言ってくれた
私も娘がいたら、つけたかったと言ってくれた  

生まれるまでの
トツキトオカは、ものすごく長くて、
毎日が変化に富んでいて、
こんなに刺激的な毎日に、
心が踊る自分をみつけた

私が、私以上のものになる感覚があった

男の人には、一生わからないのかもしれない

私は、女であることをすすめたりは、しないが、

「女であることは、とても大変だ」と伝えたい

シモーヌ・ド・ボーヴォワールの名言を引用する。
「 人は女に生まれるのではない、女になるのだ。」

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