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僕らがシェルシュで働く理由 #02 エリアマネージャー・今井恵里加の場合

シェルシュは、さまざまな役割を持つ、個性豊かなスタッフから成り立っています。

そんな仲間たちを通して、シェルシュのことを知ってもらえたら。そして、仲間に加わりたいという人が現れたらいいな。

そんな思いでスタートした連載の、第二弾。
今回は、エリアマネージャーとして幅広く活躍する今井恵里加に語ってもらいます。

今井恵里加プロフィール
4年制の服飾大学を卒業後、9STORIES(現在閉店)にてワインの仕入れを担当。その後、MAISON CINQUANTECINQのマネージャーに就任。現在は、 MAISON CINQ UANTECINQと LA PITA DE MAISONCINQUANTECINQの2店舗のエリアマネージャーを務める。


食を使って“魅せる”ことを、この場所なら学べるから

それが、他の飲食店ではなく、シェルシュのお店にいる理由の一つなのかなと思います。

私は現在、エリアマネージャーとして「MAISON CINQUANTECINQ」と「LA PITA DE MAISON CINQUANTECINQ」の2店舗をみています。

具体的な業務だと、週に一度は店頭に立ったり、現場の課題解決に取り組んだり、手が足りていないような仕事のサポートをしたり、数字をみたり、採用活動をしたり、社長と現場との間に入って会社がやりたいことを伝えたり・・・。お店に関わる幅広い業務を担当しています。

エリアマネージャーという役割も、まだまだ試行錯誤中。現場に入らず現場のためにできることに、いろいろと取り組んでいるところです。

少し昔の話になりますが、服飾系の大学を卒業した私は、スタイリストになりたいという夢を持っていました。
まずはお金を貯めないとと思いレストランでアルバイトを始めたのが、飲食の世界に入るきっかけだったんです。

最初に勤めたお店の社長が接客やサービスの楽しさを教えてくれ、飲食業って楽しいなと、仕事としてのやりがいを感じるように。
日に日に、スタイリストになりたいという思いよりも、飲食って楽しい!という思いの方が強くなっていきました。

シェルシュとの出会いは、丸山さんの存在をInstagramで見つけたことがきっかけでした。
美味しい食事はもちろんのこと、内装や家具、器選びといった空間づくりやブランディング、ケータリングにイベントなど、食を使って“魅せる”さまざまなことに取り組んでいる丸山さんに、どんどん興味を持っていきました。

丸山さんの仕事を近くで見てみたい、何度か足を運んでいた「MAISON CINQUANTECINQ」で働いてみたい、そんな思いが募って「一緒に働きたいです!」と連絡すると、そのタイミングでは求人しておらず、当時丸山さんが共同経営していた別の飲食店で働かせてもらえることに。

そこで自然派ワインの仕入れ担当になると、試飲会へ足を運んだり、インポーターさんと情報交換したりと勉強の日々。
自分が仕入れたワインをお客様に提案したり、料理に合わせて紹介してみたりと、大好きな接客に加え、ワインって楽しい!とどんどんのめり込んでいきました。

そうして3年ほどが経った2018年、「MAISON CINQUANTECINQ」に合流できることに。
サービススタッフとして合流した「MAISON CINQUANTECINQ」では半年後に店長を任せてもらい、今ではエリアマネージャーとして2店舗を任せてもらえるようにまでなりました。

chercheを、今以上にスタッフが輝ける場所に

私はこれという将来像やキャリアイメージは全く描いていなくて、でも仕事は楽しい!会社が好き!長く働けたらいいな、という気持ちだけはありました。

「MAISON CINQUANTECINQ」で店長を勤めていた頃、結婚を機に、これからの働き方についてより考えるようになりました。
家族の時間も持ちたいし、将来的には子どもも欲しい。そうなると、ずっと現場ありきの働き方は難しいかもしれない。

実際に、ライフスタイルの変化から、現場に立ち続けることが難しく退職してしまったスタッフを何人もみてきました。
せっかく会社が好きで、仕事が好きで働いていたのに、本当にもったいない。

自分たちが幸せじゃないと、お客様を幸せにできないなと思っています。私はchercheを、もっともっとみんなが輝ける場所にしたい。
そのためには、ライフスタイルが変わっても、働き続けることのできるポジションや店舗を用意するなど、環境を整えていきたいなと思っています。
そして、シェルシュでなら幸せに働き続けられるということを、まずは自分が示していきたい。

エリアマネージャーというポジションはもともとあったわけではなく、長く働き続けるにはどうしたらいいか?を社長やディレクターにも相談し、一緒に考えた末に、用意してもらった仕事です。

決められた仕事があるわけではないので、日々試行錯誤、大変なことも多いですが、サービススタッフとしてお店に立たなくても、お店に貢献できることはたくさんある。
自分が希望するスタイルで働きながらも、お店や会社に貢献できると感じられたことは、とても大きいことだと思っています。

今は、「LA PITA DE MAISON CINQUANTECINQ」の現場にも入りながら、さらに新しい働き方に挑戦中。興味を持ってくださった方は、ぜひこちらの記事もご覧ください!
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私はこれからも、シェルシュで働くことが幸せな選択肢であれるように、一人ひとりに合ったポジションを一緒に考えていきたい。
そんなことを考えながら、日々仕事に取り組んでいます。

食を軸にした探求や挑戦を、一緒に楽しんでくれる人と働きたい

シェルシュには、自分の得意なことを活かしたり、やってみたいことを提案できたりする環境が整っているなと思います。

例えばコロナウイルスの影響で、今までのようなレストランの営業が難しくなってしまった時。
営業時間は短縮しなければならないし、ワインの提供もできなくなりました。でも、大変なのは自分たちばかりではありませんでした。飲食店が発注している業者さんも、食材をつくっている農家さんも、みんな大変な状況。

そんな中、自分たちには何ができるだろうとずっと考えて、シェルシュに関わってくれているさまざまなものを販売するマルシェを企画し、実施しました。料理はもちろんのこと、農家さんの野菜やワインを販売したり、器を販売したり。そんなマルシェを通して、食卓を充実させる提案も、飲食に携わる自分たちの役割のひとつだと考えるようになりました。

そんな、誰かの「やってみたい!」という想いに対して、企画を整えてくれる先輩がいたり、前向きに関わってくれるスタッフがいたり、メニュー開発してくれるシェフがいたり。みんながいるから、実現することができます。

自分がやりたいことだけに固執するのではなく、誰かの提案を受け入れたり前向きに協力できたり、一緒に楽しめたりする柔軟さを持ち合わせたメンバーがシェルシュには揃っていて、毎回素敵だなあと思います。

「シェルシュ(cherche)」とは、フランス語で「探究する」という意味です。シェルシュにいるメンバーは、まさにみんなそれぞれの得意や興味を持って自発的に考え、探究し続けているように思います。

会社や店舗で起きることを一緒に楽しみながら、自分ならどう関われるだろうかと前向きに考えられる人。やってみたいことがあれば手を挙げたり、悩みがあれば抱え込まずにまず相談してくれたりするオープンマインドな人。

そんな人ならきっと、シェルシュで働くことを楽しめるし、何より幸せに働き続けることができるはずです。


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