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手を繋いでたしかめたい


手を繋ぐこと。
それは肌の相性が合うかどうかがわかる手段でもあるし、
自分の気持ちを確かめる大切な行為でもある。


付き合う前に手を繋ぐのってどうなの?
という女の子も多い中、
私は付き合う前にぜひ手を繋ぎたい派だ。

そんなことを内心思ってるからか、
付き合った人数は片手で済むくらいなのに、
デートで手を繋いだことのある人数はその3倍くらい。

手を繋ぐことを許した=付き合える!
と、思わせぶりなことをしてしまったのは罪な女だと自覚しつつ、後ろめたさを感じたことや後悔したことは1度もない。

それも、手を繋いでみないとわからないことって私にとってはたくさんだったから。

好きかもな〜と思っていざ手を繋いでみたら、
なんかしっくりこない、なんか違う…
ということはたくさんあった。

この、“なんか”という、曖昧なつっかかり。
だけどそれが自分の正直な感覚で、この感覚は見逃したくない。

逆も然り。
手を繋いでみたら、
心地いい、なんだこのフィット感…
ということもある。

そして自分がものすごく好きな相手なら、
胸がギュン!とする。ゾワゾワと鳥肌がたつ。
キュンではなく、ギュン!なのだ。


1回目に繋ぐ時と2回目に繋ぐ時で、こちらの感じ方がなぜか全然違う人もいる。
自分の心境に変化があって、そのことが手に影響を及ぼしたのかなんなのかはわからないが。


あと、不意に手が触れた時。
心が動く瞬間に出会う時がある。
うわ絶対この人と肌の相性いいよーと思ってしまう。
思うのは自由、だから楽しい。


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