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英国放浪記#0「放浪の始まり前に」

2020年2月から2か月間、語学留学という名目でイギリスをひとり放浪していました。ハプニングあり学びありの濃密な2か月間でした。
毎日つけていた日記や写真を見返したりしながら、イギリスでの出来事を書いていこうと思います。

過去を振り返るのは苦手ですが、「今この瞬間を意味付けできるのは未来だけである。過去は振り返るためにある。」といようなことが何かの本(ラッセルだったような…)に書かれていたのをうっすらと覚えています。それに対して、別に過去に意味づけなんてしなくていいんじゃないか、今が一番大事だ、という批判的な考えを持っていました。

しかし、もう一度よく考えてみると、過去の積み重なりで自分が形成されていて、過去の自分があるから今の自分がある、という当たり前のような考えに至りました。そして、イギリス放浪がなければ今の自分の軸になっている「哲学」に興味をもたなかったかもしれない可能性があることに気付きました。

そんなこんなで、あれから2年経った今、当時を振り返ることでイギリスでのあれこれについて多角的に考察し、見つめ直していくことにしました。

今月のnoteは、2020年に時間を戻すように、イギリスでの毎日をゆっくりと振り返っていきます。一日一日をたらたら綴っていくので、最初にざっくりとまとめておきます。

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☆放浪概要
・期間:2020年2月6日頃〜2020年3月20日頃(コロナにより途中帰国)
・地域:ロンドン
・場所:Seth Court(Bethnal Greenにある学生寮)
目的:語学留学
・本当の目的:放浪・徘徊

一日の過ごし方
・午前:語学学校で英語学習
・午後:散歩

印象的だった場所
・テートモダン
・オリンピックパーク
・グリニッジ

ハプニング
・不法入国疑惑
・インドから来ていたルームメイトの英語が英語じゃない
・万引き未遂

2か月間の学び
・それなりになんとかなる
・孤独との付き合い方
・みんなそれぞれ違うようで同じ人間で、同じようで違う人間
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それでは、放浪日記始めていきます。

ロックダウン直前のBethnal Green駅

最後まで見ていただきありがとうございます。 また是非読んでいただけると嬉しいです!