見出し画像

西インド・バス旅 〜 壮大なアジャンタ&エローラ石窟群

今回はいつもの寝台バス旅。
バンガロールから西インドのマハラシュトラ州へ。
世界で類を見ない、
壮大な石窟群を巡ります!

旅程

Day 1 車中泊
17:00 Bengaluru Majestic発

Day 2 エローラ観光
10:45 Aurangabad着
13:00-16:00 エローラ観光
Hotel Green Ovlive泊

Day 3 アジャンタ観光
9:00-11:00 アジャンタ観光
16:25 Aurangabad 発

Day 4 バンガロール着
9:30 Bengaluru Majestic 着

費用(1泊4日)

A/C sleeper bus
(Bengaluru - Aurangabad)
行き 2,060.50ルピー
帰り 2,480.50ルピー
Hotel Green Olive 3,332ルピー
観光(入園料2箇所) 640ルピー
交通費(バス、バイク) 498ルピー
合計 9,011ルピー

Day 1

超長距離なので
出発はまだ日が高い夕方でした。
週末混み合うMajesticもガラガラ。

私バスにしては珍しく10分前到着
KSRTC(州営バス)より良い!

せっかく定刻前出発できると期待したら、遅刻してきたグループがいて20分出発が遅延。

21:00夕食休憩。
トイレ休憩がちょこちょこあったけど、現地語で休憩かどうか良く分からなかった。
取り敢えず、長距離なので、行きたくなくても停まったらトイレに行くことにした。

Day 2

7:45朝食休憩。
8:30着予定が大幅遅延の10:45着。
17時間半の長旅でした。

疲れはなかったものの、朝晩の気温差が20度以上あって、バテました。

予約したホテルがすぐそばで良かった〜と思ったのも束の間、パスポートがないと泊まれないことが判明。

これまでアダールカード(インド版マイナンバーカード)を見せればOKだったし、アダールあるならパスポート要らないよと言われたこともあったため、パスポートを持っていませんでした。

コピーでも良いと言ってくれたけど、
パスポートのコピーしかなく、
ビザのコピーがないからNGとのこと。

上司などに交渉してくれたけど、20分も待たされたのは無駄でした。

予約したホテルはプライベートバス乗り場とセントラルバス停の中間だった

Make My Tripでホテルの予約をキャンセルし、Googleマップで見つけた徒歩2分のホテルへ移動。

事前予約なしなのに、
手際よく直ぐにお部屋に入れました。
しかもお値段相当。
良かった〜

喫煙ルームだったけどありがたい!

休まず、歩いてセントラルバスへGO!
すごい人、人、人!

すると、やっぱり
「エローラ行きのバスはあと4時間は来ない。」
と嘘つきリキシャワラーが近寄ってくる。

「ガイドブックには頻発してるって書いてあるけど!」
てツッコんだら、横にいた青年が、
「そこにエローラ行きのバスが来ましたよ。」
って教えてくれました。
いつも英語出来る方々に助けられ、感謝です!

Enquireで聞いた場所と違う場所に来たバス

バスが満席になったら出発。

州を跨ぎ、文字の形が変わるのが面白い

1時間でエローラ着。
すごい混雑。
外国人も多い。
暑すぎて、直ぐシャトルバス乗り場へ。

30番までシャトルで行き、
30番代を見た後、再びシャトルで29番へ。
そこから番号順に下って見ていきました。

結論。
29番からハイライトの16番を飛ばして1番まで見たら16番へ戻る!
16番は出入口のど真ん中にあるので、1番まで行ったらまた同じ道を戻るから、一番最後のお楽しみが良いかも。

順番なんてどうでも良い、
と思うかもしれませんが、
この時期でこの暑さなので
効率よく見た方が良いと思います。

余談ですが、
ホテルから持ってきたミネラルウォーターのキャップが開いていることに気づきました。

普通なら飲まないところ、
洞窟の入り口にしか売ってないので
「お腹壊してもいいや!」
と飲みました。
それくらい暑かったのです。
翌朝便が緩かった程度で済みました。

17:00 アウランガバード着

朝からちゃんと食べてなかったから、ガイドブックオススメのレストランへ行こうと思ったけど、疲れて暑くて、バス停近くのバーで飲みました。

旅の後のビールは旨い!260ルピー
ツマミはおかわりできた!

Day 3

朝5:00 チェックアウト。
荷物を置いてセントラルバスへ。
ちょうどバスが来ていて、5:10出発。

昼間は35度だけど朝は15度。
隙間風だらけで超寒い!

窓がきちんと閉まらないボロバス
朝日が拝めるも、バス旅の醍醐味!?

7:45
約2時間半でアジャンタ洞窟入口着。

広いのでバスに乗らないと迷いそう

ちょっと早すぎた。
開園9:00でシャトルバスも8:30なので
朝食をとることにした。

ココしか開いていなかった
朝ごはん。パラタとカレー80ルピー
8:45にバスが来て9:00が始発らしい

えー!
30分も待つの〜?
こんな良い景色を目の前に!

ここでは押し売り土産物店の主が、
「こっから40kmもあって歩けないよ!」(実際は4km)
「うちの店見て行かない?」
ってうじゃうじゃ寄ってくる。

もう決めた!

洞窟見る時間が減っても歩きたい。
でも方向音痴でよく分からない。
バスの運転手が途中まで歩いて教えてくれた。

一本道なので方向が決まれば迷わない
途中でショートカットを教えてもらう

チャリ通の職員に沢山話しかけられた。
バス代25ルピーが高いから、
職員はチャリ通が多いらしい。

上りは歩いて。
下りは自転車の後ろに乗せてもらった。
気持ちいい〜

9:00にゲート到着!
アダールカードが通用せず外国人料金

入場料は昨日のエローラと同じ。
違ったのは昨日はインド人料金40ルピー、今日は外国人料金600ルピーを支払ったこと。

タージマハルで交渉して疲れた記憶と、チャリ通の職員と道中楽しめたことに加えて、時間もない。

10倍以上の外国人料金は高いけど、
素直に現金で支払った。

カードだと550ルピーだった様だが、
二度と来ない所では原則カードは使わない。

過去、ネットワークトラブルと言われて、暗証番号を2回入れたり、現金で支払ったりして、二度支払いした事が3回もあったので、旅ではもっぱら現金主義です。

見晴し展望台含めて2時間で巡った

見晴し展望台へ行く途中、
ムンバイ在中の日本人と会いました。

車で見晴し展望台から入って、
正門から抜ける効率の良いルートで来たそう。

ガイドブックにも、
園内の地図にも書いていないので、
行ってみなきゃわからないはずが、
よく調べたなあ〜

9番洞窟へ戻るとチケットチェックがあり、展望台から来た人はここでチケットを買います。

ムンバイの彼もアダールカード見せてダメって言われてたけど、めげずに交渉していた。
どうなったかな。

11:00
シャトルバスに乗り込むと、朝、道を教えてくれたバス運転手でした。

出発まで20分間、色々急いで巡った写真を見せながら談笑。
するとチケット販売員やボスも寄ってきて、私のインド旅行歴を話して盛り上がりました。

この行き帰りの職員の人達との会話を含めて、アジャンタ洞窟は十分満喫できました。

ただシャトルバスを待っていたら、ここまで満足度も高まらなかったと思います。

シャトルバスは5分で出入口に到着。
押し売り土産物を振り払って
急いでバスで帰ろうとすると、
「ここは降りるだけで乗る場所は2km先だ。リキシャで60ルピー。」
と言われる。

「2kmなら5分で着くでしょ!」
「20ルピーでどお?」
と価格交渉開始。

60,50,40ルピーと減ったが
最終的には20ルピーで交渉成立。

でもリキシャではなくバイクになった。

しかし、おじいさんが、意外と気の利いた会話をしてくれて、目の前に停まっているアウランガバード行きのバスを捕まえてくれた!
良かった〜
自分じゃ止められなかった。
感謝!

11:45
アウランガバード行きのバスに乗る。
満員だったけど、アジャンタ(洞窟ではなく市内)で多数の人が降りた。

14:15
アウランガバード着。

バイクのおじいさんと渋滞がなかったおかげで、想定より早く戻れて良かった〜

まだバスの出発まで時間があるので、
ガイドブックオススメのレストランへ。

タリー1種なので、待ち時間ゼロ。
スピーディーでそつのないサービスだったけど、ちょっと辛過ぎました。

無理に名物料理や有名レストランへ行こうとせず、最初から自分らしくバーに行けば良かったと後悔。。
まだ時間あるから一杯飲むことに。

またこのバー!175ルピー

16:25
アウランガバード出発
せっかく急ぎ観光したのに、
バスは25分遅延して到着。。

しかも15分経過してから電話で遅れると連絡があった。

トラッキングで遅延は確認できたけど
23:00に夕飯休憩。食べている人は少ない

Day 4

9:30
2時間半遅れでBengaluru着。
しかもMajesticから徒歩20分も離れた所で。

朝の通勤ラッシュが始まって全然動かないから仕方がないが、二度とこの会社のバスは乗らないだろう。

今朝も朝日が見られました

まとめ

一般的に洞窟って人が掘ったほら穴だと思います。
でも、しっかりした建造物に見えるので人が掘った様には思えません。

そんな時、掘りかけの洞窟を見ると、
「よく掘ったね〜。」
って改めて感心します。

しかもだだっ広い平原や岩山が連なる車窓からの風景は、ヤシの木がある南インドとの違いを感じました。

今回、バスの到着が遅く、
ホテルのチェックイン問題があって
アウランガバードを観光できなかったので(ダウラーターバード行きたかった)、タクシーをチャーターするか、3泊くらいで観光するのが良かったな。


インド〜ひとり暮らし・ひとり旅〜
Instagramで公開中!

日本人に馴染みの薄いインド。ガイドブックに掲載されないような観光地や食レポをInstagramに公開中〜乞うご期待!

https://instagram.com/chifuku102?igshid=YmMyMTA2M2Y=

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?