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みなみの島でこそだて中。書くことを日常化したいなぁと思い、練習はじめました。

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最近の記事

夫が言う「飲み会も仕事のうち」に納得がいかなかったので話し合ってみた

子どもが生まれて、夫とのけんかが増えました。 振り返ってみると、夫の「飲み会」「出張」のタイミングでのけんかが多かったんです。 「なぜかムシャクシャする」と思っていた私と、「よくある夫婦げんかのトピックスだよな」とどこか受け入れがちだった夫。妥協のうちにけんかを続けて、双方の理解は一向に進まず・・・。 けんかは体力を要するので、なるべく減らしたい。「なぜかムシャクシャする」理由に向き合ってみることにしました。(今回は「飲み会」のみにフォーカスします) 妻の言い分その1「家庭

    • スクールカースト制度は時に個性を奪う

      私は幼少期から、絵を描くことが大好きだった。 小学校に入ると、漫画好きないとこに触発され、漫画ばかり読んだ。読むだけでは足らず、お気に入りのシーンを写し描き、時にオリジナルでイラストを描いた。 周りの友人もみんな漫画が好きだったので「ちえちゃんの絵かわいい!」ともてはやされた。次はあのイラストを描いて、などとリクエストが募り、(もちろん無償だが)私の写し絵は飛ぶように売れた。 学年が終わる際、毎年クラスで作成される「クラス文集」なるものがあり、私はいつも「絵が上手な人ランキ

      • わたしのバセドウ病体験記

        去年夏、医師からバセドウ病であることを告げられました。 2年くらいはお薬を飲み続けないといけないそうで、まだまだ治療中です! 単なる、精神面からくる一時的な体調不良だろうと思っていたので、病名がつけられたことに驚きました・・。 案外、病院へ行ってみたら病気だったりするよ、いま悩まされている体調不良は、治せるものかもしれないよ、と誰かが病気に気付くキッカケになるといいなと思い、記してみたいと思います。 ・・とは言っても、結局私の場合も何が原因となってのか分かっていませんが。(

        • 「盛る」への依存は、人間の「モテたい」という生殖本能からくる自然なものかもしれない

          2年ほど前から、長年使用していたカラコンをやめた。 ばさばさにつけていた、まつエクもやめた。 メイクも最低限、アイラインはひかず、アイシャドウもシンプルなカラーをひと塗りするくらい。 私は「盛る」を卒業した。 そんな現在27歳である私も、少し前まで「盛る」ことの虜であった。 女子高生の頃は「盛れる」アプリなどは存在せず、ことあるごとにプリクラを撮りまくる。プリクラで更に盛れるよう、ドラッグストアのサンプル品を使っては眉をかき、アイラインをひき、とにかく盛ることに必死だった。

        夫が言う「飲み会も仕事のうち」に納得がいかなかったので話し合ってみた

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          そして何者にもなれなかった

          ミルボン×note主催「#美しい髪」コンテストへ応募していた。 結果、なんの賞を獲得することなく終了してしまった。 文字を書く仕事をしていたわけではなかったが、わたしのSNSへの投稿には定評があった。 昔から本や少女漫画がだいすきで、それ以外することもなかったので家にこもり読書ばかりしていたことが功を奏し(?)恋愛妄想ストーリーをつくるのが得意になりつつあった。 「感動した」「おもしろい」「本書ける」 SNSのコメント欄は、知人らからの好評価で埋まり、投稿するたび承認欲求が

          そして何者にもなれなかった

          家庭という組織、夫婦というリソース

          「あなたはいつも仕事ばかりで家庭を顧みずに・・」 そんなやりとりをよく見かける。 いや、実際のところ見かけるわけではないが、SNSにいる主婦方の発信を見ていると、そのような主張が多く見受けられる。 夫が仕事を頑張って来てくれているから、わが家の生計は成り立っている。 日中私には家事育児というタスクがあるように、夫も会社で多くのタスクをこなしているはずだ。 無駄に見えてしまう飲み会等にも、部下とのコミュニケーションや取引先との関係維持のためなど、きっと意味がある。 外で揉まれ

          家庭という組織、夫婦というリソース

          遠い光にすがりつく夜

          はじめての子育て。 実家とも10分以内の距離だったため、一度も実家へ帰ることなくこなしていた。 成長途中のベンチャー企業に勤めていた夫は、子どもが生まれようがお構いなしで、日づけを越えての帰宅が当たり前だった。 いわゆるワンオペ育児を否応なく突き付けられていたが、なんなくこなしていたわけではない。よく世間で言われるように「子育ては孤独」だ。私も孤独感を感じていた。平日の日中、友人も少なかった私の話し相手は、まだ笑うことしか出来ない、立つこともままならない息子だけだった。

          遠い光にすがりつく夜

          憧れの記憶

          長い髪は、女性らしさの象徴。 フェミニズムがうたわれる昨今では、そんな考えは スタンダードではなくなってきている。 女性のショートヘアだって、十分に愛らしい。 でも、私はやはり、長い髪の女性は美しいと思ってしまう。 その所以は、拭っても拭いきれない憧れの記憶にあるのだと思う。 ・ ・ 私の一家は、代々癖毛だ。 幼少期は、「くるくるで可愛いね」なんて褒められたりもしたが 年々頑丈で、ゴワゴワとした、艶のないうねり髪に変わっていった。 広がり、絡まり、櫛が容易には通らなく

          憧れの記憶