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夫が言う「飲み会も仕事のうち」に納得がいかなかったので話し合ってみた

子どもが生まれて、夫とのけんかが増えました。
振り返ってみると、夫の「飲み会」「出張」のタイミングでのけんかが多かったんです。
「なぜかムシャクシャする」と思っていた私と、「よくある夫婦げんかのトピックスだよな」とどこか受け入れがちだった夫。妥協のうちにけんかを続けて、双方の理解は一向に進まず・・・。
けんかは体力を要するので、なるべく減らしたい。「なぜかムシャクシャする」理由に向き合ってみることにしました。(今回は「飲み会」のみにフォーカスします)

妻の言い分その1「家庭の人的リソースを無駄遣いすな!」

会社へ所属していたら、勤務時間中は会社の利益を重んじて行動するのが当然のこととされます。会社の一員として人的リソースを無駄に消費するような行動は慎むのが立派なビジネスマンのコスト感覚です。が、同時に「家庭」というチームに所属しているということを自覚していない夫勢が多いように感じます。

家庭を管理する妻側としては、勤務時間を過ぎたら夫も家庭に従事して欲しい!夫・妻という2人分のリソースで家事・育児というプロジェクトにあたるつもりでいるのに、勤務終了後に飲み会という仕事を入れられてしまうとプロジェクトの進捗に支障が生じるわけです。
「仕事休めない・・」と発熱しても頑張って会社へは行こうとするのに、なぜ安易に家庭は休んでもいいと考えるの?????????と妻は思ってしまいます。

「家庭からはお給料もらってないもん」と言う夫もいるかもしれませんが、妻だって貰っていません。給料もらっていないから責任はない → 安易に投げ出してもいい という構図になるのなら、妻もとっくに家庭を投げ出しています。

妻の言い分その2「私へのメリットを提示せよ!」

「飲み会も仕事のうちなんだから」
なんとなくわかるような気はします。飲みの席でのコミュニケーションは昼間よりも濃厚なものになったりもしますし、そういう場で英気を養うということも大切なのかもしれません。
ただ、仕事だというなら併せて報告書まで提示してほしいと思ってしまいます。

この飲み会でチームのモチベーションをどれだけ上げることが出来て、それによって売り上げが何%上がるのか。開催しない場合とどれだけの差が生じるのか。仕事だというなら目的意識を持って結果を求めてほしいし、家庭のリソースを貸したからには「給与」として家庭へも還元されることを約束してもらえないと、仕事としては認められない。

「とりあえず飲み会」とダラダラひらかれる飲み会ほど無駄なものはないし、マネジメントを多少かじった身から言わせてもらうと、飲み二ケーションでマネジメントしようなんて惰性でしかないなと思ってしまう・・。
今回は「社内飲み会」にフォーカスしていますが、社外とのお付き合いの場合も同じことが言えると思っているので、必要最低限にするよう夫へはお願いしています。

わが家の夫の反応は

上記意見を述べてみたところ、夫はどちらかというと素直な人なので「なるほど、そういう視点だったのか。言ってもらえるまで、気付かなかったかも。」と受け入れてくれました。

「飲み会も仕事のうち」という言葉は、なんとなく圧力を感じ、言われると口をつぐんでしまっていました。それは「養われている」という罪悪感なのか、夫の方が給与が上だからという上下関係からなのか、それぞれ理由はあると思います。
しかし、現代は核家族世帯が当たり前。役割を分散させる構成員も減ったので「亭主元気で留守がいい」なんて悠長に言えません。「仕事だから」と言い切れば無限に時間を費やせる時代はもうおしまいです

会社の利害と家庭の利害、間に挟まれ両立も難しいですが、会社側の「必要以上に社員の時間を搾取しない」努力、夫側の「時代に合わせ家庭との向き合い方を考える」努力があれば、家庭はもっと平和になると思います。

もちろん、「仕事ではなく息抜きのために行きたいんだ」と言われればそれはまた違ってくるので、対応は変わりますがw

あくまでもわが家の場合、という前提でのお話なので、妻側の思考の整理や夫側の理解の足しになど、参考程度に飲み込んでもらえたらと思います。

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