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アドベントリレー小説 9日目
「アドベントリレー小説」は、12/1から始まり12/25に終わる、総勢25名で紡ぐリレー小説企画です。 はじめから⇒ https://zizania.hatenablog.com/entry/advent-novel-day…
あとがき -Lost in the pages終焉を受けて-
手紙を待った年だった。
「年だった」と言うには些か区切りの悪い季節だけれど、こう言うからには一つの区切りがあったのだ。『Lost in the pages』が終焉した。2024年6月末日のことだ。昨年4月末に始まったこのイマーシブシアターは、施設の閉鎖に伴って幕を閉じた。
そしてこれがどう冒頭に繋がるのかという話だ。Lost in the pagesにはプレミアムチケットという券種があり、その
いつか見うる夢の話 -友人の夢から派生して-
友人が夢を見たそうです。面白い夢だったのでそこから派生して1本書きました。
こちらが友人の夢。先にこっちを読んでね。
「安易に野良猫に触ってはいけない」母はよくそう言っていた。潔癖のきらいが少しある人だったから大方それが理由だろうと思っていたが、今更になってその言葉が響いてくる。或いは野良猫とは地域猫のことではなく、もっと広くを指した『物の例え』だったのかもしれない、とか。
猫に噛まれた指先
Lost in the pagesというものがある話
Lost in the pagesというのがある。あるというより、やっているというほうが正しい。東京上野でやっている。あなたがこれを読んでいるのが平日の月曜日か2024年の7月以降でない限り、今日もやっている。今日も、だ。
このnoteはその『Lost in the pages』とやらを宣伝……というと関係者っぽくなってしまうので、【布教】するためのnoteだ。
上述の通りこの作品は2024年
Venus of TOKYOというものがあった話
Venus of TOKYOが好きだ。
……と、昨年大晦日に気が狂ったように書いた自分の記事の書き出しにはこう書いてあった。3か月ぶりに読み返して、我ながらいい書き出しだと思った。何かと回りくどい表現を捏ねることが好きな僕が、こんなにシンプルに一つの作品を「好きだ」と明言したのはとても珍しいことだと思うし、僕がこのコンテンツに費やした愛情を説明するにはそれで十分だと思った。
Venus of
Venus of TOKYOの話をします
Venus of TOKYOが好きだ。
最近ハマっているといっても過言ではない。この文章を書いているのは2021年の大晦日の夜21時、実家のこたつで家族団欒の最中にスマートフォンをこねくり回しているわけだが、今日の僕といえば朝起きて荷造りとメイクをし、トランクを引き連れてお台場に行き、13:30からの公演に参加し、新幹線に乗って昨日のonline配信のアーカイブを見ていた。品川から名古屋まではちょ
アドベントリレー小説 9日目
「アドベントリレー小説」は、12/1から始まり12/25に終わる、総勢25名で紡ぐリレー小説企画です。
はじめから⇒ https://zizania.hatenablog.com/entry/advent-novel-day1
前話⇒ https://note.com/spica_clerk/n/nf5b204edf9e7
『緋色のヒーロー』 #9
19時48分。
『終わった!20時ハチ