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【徒然ひだまり手帖】vol, 2〜パトゥマ前夜〜

じつは沖縄に住んだことがあります

人口50人程度の 小さな離島

八重山諸島 西表ヤマネコの西表島の 
上の方にポチッとついてる

『鳩間島』 面積 0.96㎢

清水の本堂より小さな 南の遠い島

沖縄、八重山の中でも 
鳩間ブルーと言われるくらい 
群を抜いて美しい海のある島

人生に岐路があるとして 島に呼ばれた日

ワクワクする人生の何度目かのスタート

今日はその前のお話 
「どうして島に住むことになったのか」

きっかけをくれたのは
新しく1年生になる息子でした

彼のおかげで世界が美しくなった

私の息子には障害があります

彼に障害があるとわかった時

どうすればいいのか
何をしてあげられるのか

整理のつかないまま 最初に決めたこと

「俺、何のために生まれてきたん。
生まれてくるんじゃなかった」

この先に何があっても
親として 息子にそれだけは
絶対に言わせないと

「生まれてきて良かった」
そう言ってもらえるように

幼稚園の年中の終わりにイジメがありました
「ヒロな もうあかんねん」

周囲についていけず 
いつも叱られていた彼に 
子供たちの無邪気で残酷な遊び

まだ幼い彼に何てことを言わせるような
環境においたのか 

痛恨のミスでした

何回 思い出しても      涙が出る

慌てて幼稚園を変えて1年後

ようやく笑ってくれるようになった彼を 
もう1度

あの子たちのいる学校に進ませるの? 
どうするの?

私の守りたいものはなに? 
どうしたい?

いちばん大切なことは?

本当はそんなに迷わなかった 笑

「行ってみようか」 
きれいな きれいな 青い海 青い空

楽しげにはしゃぐ子供たち 
「ここでさ、暮らしてみる?」

人生は楽しくなきゃ損だ

どうせなら最高にワクワクすることを 
現実を変えるのはリアルにたやすい

「よし、学校は貸し切ろう!」

長い長い バケーションの始まり

こいのぼり ひねもすゆらりゆらりかな

https://m.bmb.jp/bm/p/f/tf.php?id=chidori0411&task=regist

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