【選挙ウォッチャー】 練馬区議補選2018・分析レポート。
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【選挙ウォッチャー】 練馬区議補選2018・分析レポート。

チダイズム

やはり東京23区の選挙は見どころが多く、非常に面白いです。4月15日は練馬区長選と練馬区議補選が開催されましたが、練馬区議補選は定数5に対して10人が立候補しており、自民党、立憲民主党、共産党、都民ファーストの会、環境党、市民の声ねりま、環境党、NHKから国民を守る党と、大手政党から弱小政党まで役者が揃っています。そして、妙齢の美人候補たちによる激しいバトルにも注目で、選挙をサブカル的に楽しむ僕にとっては、非常にテンションの上がる選挙であるとお伝えしたいと思います。

高口 陽子 37 新 市民の声ねりま
渋谷 誠  53 新 環境党
松田 亘  34 新 NHKから国民を守る党
土樋 光雄 72 新 学習塾経営(無所属)
野村 説  43 新 共産党
高橋 慎吾 35 新 自民党
野沢 菜奈 43 新 立憲民主党
高松 智之 43 元 都民ファーストの会
柴田 幸子 49 新 自民党
橋口 奈保 41 新 都民ファーストの会

下は34歳から上は72歳まで幅広く揃い、無所属なのは土樋光雄さんだけで、自民党から2名、都民ファーストの会から2名、立憲民主党から1名、共産党から1名、あとは諸派としてくくられるマイナー政党から3人が立候補しています。補欠選挙は組織票が重要になるため、諸派の候補が勝つのは非常に難しくなっています。今回も立憲民主党に風は吹くのか。いろいろと気になる選挙です。


■ 松田亘さんの立候補は、来年のための下準備

僕たちは、ひょんなことからNHKから国民を守る党が社会不適合のオジサンたちの巣窟であり、地方議員に相応しくない人たちの政治サークルに過ぎないことを知ってしまいました。たくさんの人が集まれば1人ぐらいは変な人もいるかもしれませんが、NHKから国民を守る党のスゴいところは、もれなく全員がポンコツだということです。先日は、朝霞市議の大橋昌信さんがYouTubeで「何を言っているのか分からない奴から電話がかかってきた」と一般人の電話番号を公開し、「絶対に絶対に絶対に絶対にぜ~ったいに電話をかけないでくださいね」と、あたかも電話をかけても良いかのような触れ込みをしていました。もしかしたら精神疾患を抱えている方かもしれないのに、「わけのわからない電話をかけてきた」という理由で個人情報をフルオープンしてしまう神経。社会人としても失格ですが、議員としてはもっと失格です。

「NHKから国民を守る党」には選挙当日にビラを配っていた疑惑があるのですが、大橋昌信先生は「選挙投票日に政治活動をしていただけですから何の問題もありません。朝霞でもやっていたことです」とツイートしていました。さすがにマズいと通報を受けたのか、すぐに消されてしまったのですが、僕は大橋昌信さんのツイートを常にチェックしているので、わずか10分にも満たない公開時間であっても、しっかり見ています。そろそろ気づいていただきたいのですが、「ごめんなさい」を言わず、いつまでもイキったことを言っているから火に油を注ぐのであって、大橋昌信先生がニートになるまでは徹底的にウォッチングされ、可視化されます。僕のことを「小銭稼ぎ」だと思ってしまったようですが、僕はお金が稼げるか稼げないかに関係なく、これから5年にわたって、NHKから国民を守る党の議員が0人になるまで追いかけます。大橋昌信さんがNHKから委託された会社で働くアルバイトのお兄ちゃんに痛烈な嫌がらせをすることを「正義」にしているように、僕もまたクソみたいな議員をニートにすることを「正義」にしているので、たいしたお金にはなりませんが、大橋昌信先生の議員生活をあらゆる方法で確実に止めたいと思います。ちなみに、議員じゃなくなったら一切興味がございませんので、ご安心ください。

さて、練馬区議補選に立候補した松田亘さんなのですが、代表の立花孝志さんが自身のYouTubeで明言していたように、今回の選挙で勝てないことは計算通りです。じゃあ、どうして勝てないのに立候補してきたのか。それは今回はあくまで補選で、知名度を上げるための「捨て選挙」だったからです。すべては2019年の練馬区議選で当選を目指すためです。実際には、あまり熱心に政党ビラを配ったりしておらず、ほとんど活動らしい活動をしていなかったので、今回立候補した効果は薄いと思いますが、立花孝志さんは今回の結果に大満足だったようで、来年の参院選でNHKから国民を守る党の議員を生み出せると考えているようです。


■ ならず者が「NHKから国民を守る党」から立候補してくる

みんながNHKから国民を守る党に危機感を抱くようになったのは、実は、立花孝志さんがポンコツだからではなく、朝霞市議の大橋昌信先生の言動があまりに問題だらけで、どう考えても「議員」をナメているとしか思えず、これに加え、新興宗教の信者と思われる人や前科モノたちが「議員」を食い物にするかのごとく、私利私欲のために続々と立候補してくるからです。いまやNHKに不満を持っていたとしても、NHKから国民を守る党だけには投票してはいけないと感じる人たちが全国に生まれ、多くの人がその動向を注意深く見守ろうとしています。ありがたいことにNHKから国民を守る党はYouTubeを使って党員を募集しているため、次の戦略がすべて可視化されており、あとは皆さんで共有するだけという状態になっています。

こちらが現段階で決まっているNHKから国民を守る党の候補者たちです。実は、各政党とも候補者をスカウトすることには苦労しており、政治家は常に「人材不足」です。そもそも仕事のできる人は会社で大活躍しており、当然、「この人がいないと回らない」というぐらい有能なので、会社を辞めてまで政治家になろうという人は滅多にいるものではありません。それでも、ふとしたタイミングで政治家になってくれたら最高なので、各政党の議員やスタッフたちはいろんな所で「政治家になりませんか?」と声をかけていたりするのです。ただ、こうした候補者スカウトは、プロ野球選手以上に見る目が問われるのですが、社民党や自由党ぐらいになるとポンコツを見極める能力に乏しいため、うっかり増山麗奈さんや鈴木麻理子さんのような人たちを擁立してしまい、物議を醸してしまうのです。これを踏まえた上で、NHKから国民を守る党はどうなのでしょうか。代表の立花孝志さんはYouTubeの動画で次のように語っています。

「簡単な電話面接で公認を出します。なぜ簡単な電話面接で公認を出すかと言うと、我々の公認の条件はただ一つで『NHKをぶっ壊す』。NHKから被害を受けておられる国民を守るというこの気持ちさえあれば、学歴や容姿、経済的なものは一切不問(※「ふもん」と言うべきところを「ふとい」と発言)です。問いません。そこは関係ありません。男女も関係なく、NHKの僕の動画をよくご覧になられてですね、NHKから国民の方、市民の方、町民の方、村民の方を守るというそのマインドがあれば、基本OKです。前科があろうがですね、そのへんは気にしません!」

すごいです。前科があっても簡単な電話面接だけで公認を出すというのですから、公認のハードルは全政党の中で最も低いと言えるかもしれません。実際、立川市議選や豊島区議選では前科のある人が立候補を予定しており、豊島区議選にいたっては「注射器の闇転売」なので、なかなかの前科です。どんな前科があっても、今はしっかり反省して更生しているのなら良いじゃないかという人もいるかもしれませんが、どうにも彼らの動画を見る限り、更生しているようには思えないというのが現状です。やはりNHKから国民を守る党から立候補してくる人たちには投票してはいけないと言えると思います。
そして、この動画の中でNHKから国民を守る党は、以下の自治体から候補者を擁立するべく募集をかけていましたので、該当する街の皆さんは、くれぐれもご注意いただきたいと思います。

新宿区・中野区・目黒区・世田谷区・大田区・足立区・八王子市・北区(東京)・板橋区・姫路市・江東区・藤沢市・川越市・横須賀市・枚方市・豊中市・品川区・吹田市・和歌山市

品川区は既に候補予定者からの連絡待ちになっているそうで、NHKから国民を守る党は着々と勢力を拡大中です。また、戦略としては2019年4月の統一地方選で候補者を大量に出し、ある程度の広告効果を狙い、その後の参院選につなげようと考えているようです。なので、それまでの約1年間でNHKから国民を守る党が危険な政党であるということを一人でも多くの人に伝える必要があると思います。


■ 「NHKから国民を守る党」の党費システム

NHKから国民を守る党の立花孝志さんは、YouTubeの候補者を募集する動画の中で、NHKから国民を守る党の党内ルールを紹介しています。まず、議員に当選したら毎月12万5000円を「党費」として支払うことが義務づけられているようです。年間で150万円になりますが、議員活動をする場合には政務活動費が支給されるはずですが、さらに党員から年間150万円を徴収するようです。さらに、参院選の供託金のために党に100万円を貸すというルールもあるようです。供託金が返ってくるぐらいに票を取れると見込んでいるようで、必ず返ってくるので貸してもらうシステムだといいます。これ以外に選挙にかかる費用は自己負担、もしくは貸し付けになっているので、実はNHKから国民を守る党から立候補するには、なかなかお金がかかるようです。こうした裏側についてもYouTubeで確認できるのがスゴいです。とにかく何でも載せれば広告収入につながるので、すべてを赤裸々に教えてくれます。

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選挙ウォッチャーとして日本中の選挙を追いかけ、取材しています。選挙ごとに「どんな選挙だったのか」を振り返るとともに、そこで得た選挙戦略のノウハウなどを公開中です。立候補する方、当選させたい議員がいる方は、すべてのレポートが必見です。