【選挙ウォッチャー】 参院選2019・群馬県選挙区レポート。
群馬県は「保守王国」と表現されることが多く、圧倒的に自民党が強いエリアです。なので、群馬県ではとりあえず自民党の看板さえ背負っておけば当選は確実で、立憲民主党や国民民主党、日本共産党といった政党がどれだけ頑張っても、なかなか勝てるものではありません。なにしろ、群馬県の小選挙区は全部で5区まであるのですが、すべての選挙区で自民党の候補が勝っています。もっと言えば、現時点で野党が小選挙区に擁立を計画しているのは群馬2区と3区だけで、群馬1区・4区・5区では擁立すらできていないのです。ドリルで有名な小渕優子さんにすら対抗馬がいない状況です。
清水 真人 44 新 自民党
斉藤 敦子 51 新 立憲民主党
前田 みか子 47 新 NHKから国民を守る党
そして、群馬県は参院選と知事選が同時に行われることになり、知事選の方にはそれまで参議院議員として活躍してきた山本一太さんが立候補。参院選には後継候補の清水真人さんが立候補しました。群馬県選挙区は改選1で、NHKから国民を守る党では勝負にならないので、清水真人さんと斉藤敦子さんの事実上の一騎打ちとなりました。
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