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【選挙ウォッチャー】 宜野湾市議選2018・分析レポート。

いよいよ沖縄県知事選がスタートしました。当初は今年11月に行われる予定だったのですが、翁長雄志さんの急逝に伴い、投開票は9月30日になりました。そして、この沖縄県知事選に立候補したのが、沖縄3区選出の衆議院議員である玉城デニーさんと、日本会議所属の宜野湾市長である佐喜眞淳さんです。佐喜眞淳さんは宜野湾市長選に立候補した時に、普天間基地の跡地に「ディズニーリゾートを誘致する」という公約を掲げて当選を果たしましたが、ディズニーリゾートはおろか、USJにも断られ、まったく公約を実現できる気配がありません。こんな調子で沖縄県知事選になって、ちゃんと公約を実現できるのかという点はすごく気になりますが、佐喜眞淳さんが沖縄県知事選に出馬することになったことで、9月30日には宜野湾市長選も行われます。いろんな意味で大注目の宜野湾市議選を追いかけます。

本当はたくさん取材したのですが、SDカードのファイルがすべて壊れるトラブルに見舞われ、どうにか3分の1くらいは復旧できたのですが、たくさんのデータを失うことになってしまいました。なので、本当は選挙ボードの写真などがあったはずなのですが、写真がありません。SDカードがまったく信用できないものであることを知りましたので、今度からしっかりバックアップを怠らないようにしたいと思います。さて、今回の宜野湾市議選の定数は26なのですが、立候補した人は28人しかいませんでした。つまり、注目の選挙ではあるのですが、落選するのはたったの2人。ほとんど選挙になっていませんでした。


■ 佐喜眞淳さんは宜野湾市では人気がある

宜野湾市長の佐喜眞淳さんは、地元の宜野湾市では人気者です。というのも「辺野古基地推進」を大々的に掲げるということは「普天間基地の返還」を謳うことになるので、地元の人たちにとってみれば、やり方はどうであれ、街のために全力を尽くしてくれている市長に見えるからです。ただ、これは同時に重要なことを見落としています。というのは、かつて防衛大臣だった稲田朋美さんが口を滑らせているように、普天間基地を返還してもらためにはアメリカとの再交渉が必要であり、一度はアメリカ側と約束を交わしたものの、日本側が反故にしているため、もう一度返還を求めた時にどんな条件を付けられるかが分からないのです。国と国との交渉なので、タダで返還してもらえるほど甘いものではなく、安倍晋三総理がどれだけ「北方領土を返還してもらうための道筋が立った」とアピールしたところで、プーチン大統領がまったく返還する気がないことはすぐにバレました。日本政府は米軍との信頼関係によって再交渉すれば簡単に返してもらえるかのような口ぶりで有権者にアピールしていますが、「事故を起こしたのだから、しばらく小学校の上を飛ばないでほしい」という約束すら守ってもらえないのが現状なのに、基地を簡単に返してもらえるはずはありません。市民を巻き込むような事故でもあれば話が変わってくるかもしれませんが、市民を巻き込む事故が起こってから話をするのでは遅いのです。しかし、人間というのは、SDカードの写真データが消えてから初めてバックアップの大切さを身にしみて痛感するように、やはり痛い目に遭って初めて学習するのかもしれません。これまで数々の酷い目に遭った歴史があるのに、いくら「バックアップは大切だよ」と言われても実感が湧かず、写真データを失って初めて気付かされるわけです。沖縄国際大学に米軍ヘリが墜落した時には、たまたま学校が休みで犠牲者が出なかったのですが、今度という今度は犠牲者を出さないと気付かないのかもしれません。基地が辺野古に移ったところで、今度は辺野古で事故が起こるだけ。だからこそ、本当は米軍基地を減らしていく以外の選択肢はないのです。


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