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日本は出遅れ!?なぜ「学び直し」が必要か

日経新聞記事を引用し、ビジネスマンの学び直しについて考えていきたいと思います。

皆さんは今の仕事による新たな学びを得たり、個人で外部から学ぶ機会を掴みに行かれてますでしょうか?

記事によると、その機会は住んでいる国や年収によって大きく変わるようです。

「学び直し」世界が競う、出遅れる日本 所得格差が壁:日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXZQODC283E40Y1A520C2000000/

コロナ収束後の経済成長に向け、欧米主要国が人材の「学び直し(リスキリング)」を競っています。

DXが加速するなか、スキルの向上は生産性のカギを握り国際競争力を左右します。

スキル向上と生産性は一定の相関関係があります。OECDのデータをみると、仕事に関する再教育へ参加する人の割合が高い国ほど、時間あたり労働生産性が高いです。参加率が50%を超えるデンマークやスウェーデンなど北欧は生産性も上位です。

DXのスピードが速く、求められるスキルの変化も激しい中、再教育の必要性は高まっています。世界経済フォーラム(WEF)が2020年1月、2030年までに10億人に再教育を実施する企画を立ち上げたのはIT関連を中心に人材を充実させるのが目的です。セールスフォース・ドットコムやインフォシスなどが協力しています。

一方で日本は出遅れが目立ちます。再教育への参加率は35%とOECD平均より5ポイント少ないです。

日本経済新聞と転職サービス「doda」の調査で企業に社員のスキルを聞くと、情報システム分野で多くが「不足」と答えています。

そこで先手をきった富士通は、2020年4月からオンラインで約9000種類の教育コンテンツ(プログラミング言語なども含む)を無料で利用できるようしています。

勤務先で研修を利用できない人も多いと言います。日経とパーソルの調査で個人に「勤務先でスキルが習得できているか」を聞くと、年収1000万円以上の人の54%は肯定的だったが、年収300万円未満は28%にとどまりました。

現にわたしが勤めている外資系企業で、「学び直し」として英語の支援や、Linkedinラーニングを受講できるサポートが整っています。

ただし、サポートの手厚さは企業にとって違います。

今後転職を考える方にとって、転職先で新たに学べることは勿論、会社のサポートで学ぶ機会が多いのは魅力的だと思います。

不確実な未来の中、IT知識や経験は益々求められるので、社内外から情報にアンテナを貼り、情報インプット⇆アウトプットを繰り返し続けることが大事です。

今日は日経記事からの情報をまとめました。

ご精読ありがとうございました!



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