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【Vol.1】転職後に仕事を最速でキャッチアップするためにできること
皆さんこんにちは!
本日は転職後の仕事の最速キャッチアップ方法について考えていきたいと思います。
私は2度の転職経験(いずれも営業職)から、転職先で早期に信頼を獲得し、高いパフォーマンスを発揮するために大事なことは3つあると考えています。※営業職の観点となりますのでご留意下さい
①早々に仕事をキャッチアップすること
②アナログなコミュニケーションをとること
③3ヶ月以内に何かしら「成果」を残すこと
以上の3つです。そして今回はまず、
①早々に仕事をキャッチアップすること
について掘り下げたいと思います。
前提として、キャリア入社の方に期待されていることは「即戦力」です。勿論事業の内容や会社のフェーズ、入社した方のポジションによって求められるスピード感は変わってきます。
営業職においては、会社の第一線として早々にクライアントと商談をこなしていくため、会社によっては研修期間が設けられています。そこで自社のビジネスの理解や業界構造、クライアントの引き継ぎが行われます。
同業ならここは超即戦力となるでしょう。例えば某製薬会社の営業から別の製薬会社の営業に転職した場合、会社の製品とその疾患領域知識さえ叩き込めば、あとはやることは全く一緒です。
しかし、近年は製薬会社から異業種に転職するケースが増えております。
わたしも製薬会社MRから、医療ITのスタートアップに転職し、その後医薬品の受託製造メーカーに転載しました。全て営業職ですが、共通点はヘルスケア業界だけで、業務内容や必要な基礎知識、クライアントは全てバラバラです。そして近年はこのような異業種転職が増えています。
そうなると、即戦力として採用されているにも関わらず、キャッチアップが遅れ「戦力外」と思われる可能性があります。
例え異業種に転職したとしても、仕事のキャッチアップの速さは社内からの信頼を獲得するために極めて重要です。
では、どのようにしてキャッチアップすればよいのでしょうか?
私が最も効果的と考えるのは「クライアントのビジネスを理解する」ことです。
自社のビジネスについては研修期間やコミュニケーションで徐々に身についてくるかと思います。しかし、机上でいくら教わって、入社後のペーパーテストで満点だとしても、社員からすれば「知ってて当然」のことです。早く身につけることは大切ですが、これらを細かく覚えたところで「お、仕事できるな」とはならないでしょう。
早々にキャッチアップするためには、実践的にクライアントのビジネスについて学ぶことをお勧めします。やり方としては、
①クライアントの情報をネットで検索
②クライアントから直接教えてもらう
③お金を払ってヒアリングする
以上の3通りがあり、それぞれ効果があります。
①はどなたでもされるので割愛します。
②について、引き継ぎ時でもその後でも良いので、クライアントがどんなビジネスを行ってるか直接教えてもらうのが効果的です。「私は御社への最適な提案のために、まずは御社のことを知りたいので教えて下さい」のスタンスをとり、相手の課されているミッションをできるだけ細かく理解します。
組織図が描けるくらいのレベルで聞き出せると良いかと思います。
そして、気になる③お金を払ってヒアリングする
これが今回最もお話ししたい方法です。
例えばMRの場合、忙しい医師にメリットのない提案をして時間を浪費させてしまいがちで、営業先で②に記載したようなヒアリングもままなりません。
しかしお金を払うと利害関係が発生しますので、医師も時間をとって聞かざるを得ない状況になります。1時間がっつり新しい製品を紹介してフィードバックを受けたり、クライアント(医師や病院)のビジネスについて詳細に教えて頂くことが可能です。
そうすることで、顧客が真に求めているもの、今の課題、求められるミッションなどの生々しい情報が取得できます。
お金を払ってどのようにヒアリングするか?について、最も使いやすいのは「ビザスク」です。
ビザスクというサービスはスポットコンサルのプラットフォームです。
※スポットコンサルとは「特定の期間のみ、あるいは1回限りなどで利用できるコンサルティングサービス」のこと。
これはコンサルしたい方(企業)と、専門的な知見を持つ個人をプラットホーム上でマッチングさせ、ビジネス知見をシェアするサービスです。
普段はこの手のサービスは新規事業担当者のユーザーヒアリングや、副業したいサラリーマンのお小遣い稼ぎとして使われています。
利用料は1時間5000円から設定でき、コンサル受ける側はそこから30%(事務手数料)ひかれた金額が振り込まれます。
多岐にわたって経験者が登録してされているので、自分の転職先の業界に知見がある人は誰かしら見つかると思われます。
スポットコンサルのサービスを使うことで、転職後早々に会社の言うことだけではなくユーザーの生々しい声を聞けるのは貴重な経験で、自分の視野を広げてくれます。そして、仕事のキャッチアップのスピードを加速してくれます。
以上、本日は転職後早々に仕事をキャッチアップするためにはクライアントのビジネスを理解することがとても大事であることと、理解のためには下記3つ、
①クライアントの業界情報をネットで検索
②クライアントから直接教えてもらう
③お金を払ってヒアリングする
についてご紹介しました。是非転職したばかりの方は試しにトライしてみてください!
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