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会社のストレスは休日に発散できるのか?

お酒を飲んだり休日のリフレッシュで仕事のストレスは発散できる?
「休め」と気軽に言われても、休暇明けのリカバリーのほうが辛い?

仕事によるストレス管理は「自己管理」「自己責任」「社会人失格」といった個人の責任なのだろうか?

これらにより追い込まれる人に共感してもらいたく、記事にしました。

仕事の疲れを週末発散させる話や歌を聞くが、それで解決できたと勘違いする上司と振り回される現場社員の思い出。

♢♢♢

※ちなみに自分から積極的にワーカーホリックになるのではなく、本当に職場が訴えられるレベルで悪い場合のお話です。

自ら追い込んでしまうタイプへのコーチング方法も、いつか書きたい。

■ 休暇明けも業務状況は変わらずリカバリーで死ぬ

リフレッシュできなかった時の例:
・管理職や専門職でオーバーワークが慢性的に続き、心身ともに疲労状態
・専門業務なため、なかなか周りに手伝ってもらえない
・見かねた上司から早めに帰宅させてもらう
・有給を使い趣味で思う存分リフレッシュ
・後日出勤するも自分のタスク量は変わらず、先延ばししただけの状態
・またオーバーワークの日々が再開かと思い、結局気落ちしてしまう
・上司「リフレッシュしてもらったからもう安心」
・結局、業務進捗は変わらないため納期が迫ってくるストレスで死ぬ

他の例としては
・理不尽な人事評価により同僚と給料の差がある
・ハズレなプロジェクトに任命され、負担が他社員と落差がある
・育児休暇で悠々自適な社員の穴埋めさせられてる自分が惨め

など「本人の意思でどうにもならない」「同僚との格差」と思うものは休日のガス抜き関係なく業務が始まるとストレスが溜まり、退職かうつ病かのどちらかになっていた(過去の私のブラック企業経験談)。

屋台

一過性のストレスはともかく、慢性的に続くものに関しては結局は原因となる環境に働きかけて改善するしかないのでは?と思ってしまう。

■ 自己管理は社会人の責任?

会社や上司からよく言われる言葉
・社会人なんだから甘えるな
・給料をもらうということを考えろ
など言われ、ストレスコントロールを個人の責任にされる。

たしかにアンガーマネジメントなどの技術はあるが、個人の責任にされる。あるいは管理する人の責任にされる。

それが例えば会社の都合による納期を圧迫したスケジュールだったら、またはクライアントや上司の気まぐれによる追加や修正が原因なら??

それでもストレスコントロールは個人や現場の対応に任せるものだろうか?

その答えは 「自分(個人)」「管理者」「会社」などの立場によって対応は変わるが、少なくとも個人のリフレッシュで改善はしないであろう。

結局は現場の環境に働きかける必要がある。

■ 休暇時間を与えた上司は満足

上司「息抜きに飲みに行ってこい」or「休日は趣味に費やしなよ」
 → 私「いや、圧迫してるスケジュールや締め切りを緩和しないことにはなにしててもプレッシャー感じて休まらねーよ」
「スケジュール管理できないくせに、無責任に休ませるなよ」
「だったら無茶なリクエストを止めるなり、締め切り日を伸ばしてよ」

現場としては無茶なスケジュールやタスクを調整して欲しいのに、一度の休息を与えたことで解決し誇らしげにする。
結果、現場は疲弊し、メンタルヘルス問題に発展していく。

■ 個人的なメンタルコントロール

・自分1人が抜けると混乱する労働環境なのは会社の責任
・その分、会社や上司はあなたより好待遇なのである
・そのため休みや退職はいつでも自分のペースでOK
・問題は有給申請する度胸とプレッシャーが…

■ まとめ

・うつ病・燃え尽き症候群は自分でどうしようもない場合もある。
・劣悪な環境が変わらないとリフレッシュ後もメンタル状態は再発する
・私は給料上げてもらったら回復した(作業量に見合った待遇になった
・とはいえ結局は「職場を改善するのは大変、職場を変えるの方が楽」の結論に落ち着く。
・自分の休暇や退職で職場が困るのは会社の責任だと知っておくのが大事

終わり。

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