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実話怪談【足を食べる女】

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ある日、僕に届いた一通のメッセージから始まる実話怪談。 【今、メッセージを打つ手が震えています。お知恵を貸してください】 これは僕と体験者、そしてある女との数か月間にも及ぶやりと… もっと読む
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足を食べる女 1 発端

足を食べる女 1 発端

 ※この話については、場所、人物について仮名や特定を避ける事を目的として多少の虚構を加えている。しかし、それらに差し障りのない部分については全てフィクションではない。

 この話について、僕はいまだに判断ができない。
 一体これは怪談であるのか、何だったのかそれすらもわからない。
 僕が聴き集めた怪談の中で見ても、相当に特殊な話である。

 2015年8月9日18時ちょうど。
 僕のところに一つの

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足を食べる女 2 救援

足を食べる女 2 救援

 2015年8月3日。
 前回の来店から約一週間後、Hが2度目の来店をした。
 最初に来店したときと服が変わっている。
 やはり住所不定も言っても路上生活等をしているようではなく、とても綺麗な状態であった。
 もう一つ、体験者の方がHについて気付いたことがあった。
「なんだか、前よりも顔色が悪い感じがしたんです。そして、相変わらず体臭が生臭いんですよ」
 Hは
「前にマッサージしてもらってすっきり

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足を食べる女 3 「あしをたべる」考

足を食べる女 3 「あしをたべる」考

 体験者の方から話を聞いた後、僕と怪談仲間たちは様々な推理、考察を重ねることになった。
 そのメンバーには昔からの怪談仲間であるこたろー、空海、sks、こまつまつこ、その他の仲間たちもいた。
 Hは一体何者で何が目的なのか。
「あしをたべる」
「魔女とは違うんですけれど、呪術師になるための修行をしている」
 この言葉をはじめ、Hの行動やその他の発言、Hの特徴等について、あの頃の僕らが何を調べ、どう

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足を食べる女 4 プレゼント

足を食べる女 4 プレゼント

 2015年8月19日、体験者の方はボイスレコーダーを仕掛けるため、お店へと向かった。
 お店を開ける時はフットバス等の準備をするため、開店の三十分くらい前に行く。
 お店に近づくと、店の前にすでに誰か立っている。
 Hだった。
 ボブカットに前とは違うワンピース姿、そしてその手には紙袋を持っている。
 何で、こんな早い時間にもういるの……。
 普通のお客さんなら絶対にありえない。
 まるで私が早

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