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秩父の自然に癒やされる「秩父焚火de交流会in KEiNA CHICHIBU」参加リポート!(2023.3.19)

みなさんこんにちは!
『秩父ファンクラブ』運営のまいまいと申します。

先日私はKEiNA CHICHIBUさんで開催された焚き火イベントに潜入してきました!
当日の楽しいイベントの様子をレポートさせて頂きましたので、是非ご覧ください!

さて、実はもともと焚き火イベントは2022年12月に予定されていたのですが、
天候の都合からしばらく開催延期となっていました。

イベント前日に開催するか最終的に決定するということで、
前日ドキドキしながら待っていましたが無事、開催決定でホッとし、嬉しかったのを覚えています。

前日、関東全域では結構な雨が降っていたのですが、イベント当日、秩父は快晴!

天候にも恵まれ気温的に寒すぎることもなく、絶好の焚き火日和、満を持してのイベント開催となりました。

西武秩父駅集合の送迎組は11時に集合し、
全員揃ったらイベント開催場所のKEiNA CHICHIBUさんへ移動!
移動手段のある皆さんは現地集合です。

参加者さんは全部で10名で、東京都から来てくださった方や神奈川県、県内から足を運んでくださいました!
参加者さんの中には実際に秩父ファンクラブ経由で秩父に移住をしてくれた先輩移住者さんも遊びに来ていましたよ!


イベント当日タイムテーブル

12:00~イベントスタート
13:30〜企画ワークショップ
14:00〜交流タイム
14:30〜火付け競争
15:30〜トークセッション
16:45 イベントClose

12:00〜 イベントスタート


現地に到着後、受付を済ませ、12:00からイベントスタート。
オリエンテーション&自己紹介から始まります。

★名前
★今住んでいる住まいエリア
★秩父歴のお話

3つの班に班分けされていたのですが、目の前に焚き火台が用意されており、班ごとに火付け体験。
KEiNA CHICHIBUのスタッフさんから薪割りと火付けのレクチャーを受け、順次薪割り、薪を組んで火をつけていきます。

薪に直接火をつけるのは難しい為、火種(松ぼっくり・着火剤・麻ひも等)を用意して頂きました!

麻ひもを解いた状態のものはよく燃えますし、松ぼっくりは脂分がすごく多く、非常に燃えやすいのだそう!
松ぼっくりは自然の着火剤とも呼ばれているんです。

貸出品がたくさんあります!

安全のために手袋を装着して薪割り!
アウトドア用品はKEiNA CHICHIBUさんで用意してくれているので、手ぶらでアウトドア体験を楽しめます。

以前、斧を上から振り下ろす形式の薪割りを体験した事があったのですが、実は薪割りって見た目より意外と難しいんです。

ですが今回現地には薪割り台が用意されており、薪割り台を使用する事によって女性でも割と簡単に薪を作る事ができます。

薪割りは普段なかなか出来ない体験なので、皆さんとても楽しそうな表情をされていました!

女性でも簡単に薪割りできちゃう!

薪の組み方についても様々な組み方があるようですが、
基本的に下から上に空気が流れるような組み方をしてあげると「GOOD」とのこと!

特に正解はなく、コツは空気の流れ道を薪自体でせき止めないようにし、空気が入るような組み方をすれば割と燃えやすくなるみたいです。

火付け体験

最初に火がついてしまえば、火が消えないようにどんどん薪をつぎ足し+必要に応じて追加の薪を割り確保していく。

無事、火付けが終わったら班ごとで食事を楽しみます。

KEiNA CHICHIBUさんにハンバーガーとドリンクのセットのプレートをご用意頂きました!

ハンバーガーのパテはしっかりとお肉を感じられて食べ応えがあり、野菜もたくさん!とっても健康的なプレートでした!

初めて食べる珍しいお野菜もあり、オーナーの今山さんのご説明を聞きながら美味しく実食。

焚き火を眺めながら参加者同士、会話を楽しみます。


13:30〜 企画ワークショップ


秩父ファンクラブのイベントで「こんなイベントやってみたいな、企画やれたら楽しそうだな」というイベント企画のアイディアを出し合うワークショップを実施。

用意された付箋にやりたいイベント企画を個人で書いていき、企画案を記入した付箋をグループで1枚の画用紙に貼り付けていきます。

※例:お酒をめぐるツアー、武甲山登ってみたい、等

3つのルールを設けてワークショップスタート!

①出たアイディアは批判はしない!なんでもいい!妄想OK。まずは出してみること!
②どんなアイディアでも歓迎する!「そのアイディア良いね」と高評価してあげる!
③他人のアイディアに便乗する!「これイイね」◀1つのアイディアから派生してまた何か新しいイベントやアイディアが生まれる可能性がある!

グループで意見を出し合う時間…15分。
出た意見を集約して発表する時間…15分のタイムスケジュール。

発表は班ごと、班の中で進行役を一人任命してスタートです。
みんな黙々とアイディアを出していきます。
出たアイディアを元にこんなイベント出来たら良いなと、班のメンバーでわいわい話しあう様子が印象的でした。

1班から出たアイディア…星空観測、野菜づくり体験、山菜採り、森林セラピー、ハイキング、秩父蒸留所の見学等

1班

2班から出たアイディア…武甲山に登ってみたい!ワイナリーに行きたい、聖地巡礼、吉田地域発掘(吉田地域にスポットを当てる)、郷土料理を作ってみたい、地元野菜の図鑑を作る等

2班

3班から出たアイディア…アニメ野外上映、秩父の食材を使ってキャンプをする、ホタルや星空を見るコンテンツ、文化遺産の秩父銘仙に触れるワークショップ等

3班

もしかしたら今回のワークショップで意見にあがったイベントが、今後開催されるかもしれません!
これから開催されるイベントが楽しみですね!

14:00〜 交流タイム

 スタッフの方に直接移住相談もできました!

合間の交流タイムで、イベント参加者の皆さんにも、お話をお聞きすることができました!

私「今回どういった理由でイベントに参加しようと思ったのですか?」

参加者さん「神社に興味をもって秩父に来るようになったんですが、たまたま移住相談を見かけた時に頭の中にパッと移住が思い浮かびました。オンラインで移住相談をし、その時にこんなイベントがあるよと言われて興味を持ったので参加しました。」

私「実際に来てみてどうでしたか?」

参加者さん「今回、他の参加者の方から色々な情報を教えてもらって、
いいきっかけをもらいました。
(地域の情報など)こういうのあるよ!など、そういった情報を教えてもらえるのはとてもありがたいって思いました。」

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また他の参加者の方は「イベントがきっかけで、先輩移住者とつながることができた。「移住」という最後の一歩はすぐには難しい。
だけど、移住を具体的に考えるにしても、知り合いがいるとコミュニティの輪の中にもすごく入りやすくなった。秩父の人は、話しやすい人が多い。」

※仲よくなった先輩移住者の方に、引越し先が決まったなどのやりとりをしたり、随時連絡を取り合っていたというエピソードも聞かせて頂きました。

私「もし移住が気になっているなら、こういうイベントに参加するのはおすすめですか?」
 
先輩移住者さん「はい。自分から観光で秩父に来てみるっていうのも良いと思うのですが、だいたい観光で終わってしまうので、秩父に実際に住んでる人と深く関わるのは難しいと思います。
前にこういったイベントに参加した事がキッカケになって、先輩移住者との接点ができ、移住する事が決まったりもしたので、秩父に興味のある人は興味の大小に関わらず、とにかくイベントに参加してみると皆さんのお話が聞けてすごく良いと思います!」

『秩父を知る=秩父に住む人達を知る事ができる』という点でも、イベントに参加するのはすごく良いキッカケになるんだなぁ、という事を私もお話を聞いていて感じました。

※KEiNA CHICHIBUさんではオリジナル商品の販売も行っており、交流時間に自由に購入できました。

14:30〜火付け競争

火付け競争は班別対抗戦。
言葉通り、どれだけ早く火を付けられるかを競う競技です!
全3班あるので、3種類の火付け道具を用意して頂きました。

1つ目が、テレビなどでよく見る人力の火起こし道具。
紐を巻いて、引っ張りながら回転させ、焦げてきた摩擦熱で生じた黒い火種を育てて火を付ける道具。

ただこちらは、まだ一度も成功した人はいない。との事…(笑)

2つ目は、理科の実験で見覚えのある虫眼鏡を使った火を起こす手法。

3つ目はファイヤースターター。
ファイヤースターターを選んだチームは、ハンデとして火種になる麻ひもをほぐすところから始めます!

じゃんけんで勝った順番にどの道具を選ぶのかを決めていく。
じゃんけんの真剣勝負にて決まった、それぞれの命運を握る火付け道具は…!

1班…人力の火起こし道具

1班

2班…ファイヤースターター

2班

3班…虫めがね

3班

「用意スタート!」の号令で全班同時に一斉スタートです!

いち早く煙が出たのは、虫眼鏡を使った火起こしに挑戦中の3班。
スタートして早々だったので、これはすぐに勝負がつくかと思いきや、煙は出るものの…肝心の火がなかなかつかない!

人力の火起こし道具を使っている1班は、摩擦熱を起こすため体力勝負!必死です!

虫めがねの3班はじっくり一点集中して動かず、人力の火起こし道具の1班はずっと動きっぱなしの「静と動の戦い」


ですがそんな中、着々とハンデの火種となる麻ひもの準備をし、道具の使い方に葛藤しながらも一番に火を付け、見事優勝を勝ち取ったのは、ファイヤースターター2班チームでした!

火付け競争では大人が無邪気な子どもに戻ったような、そんな時間を過ごせたように思います。
2班の皆さん、おめでとうございます!

15:30〜 トークセッション

KEiNA CHICHIBU オーナーの今山さんと、秩父に移住してきて4年目の移住相談センター松田さんとのトークセッション

内容は主に移住・2拠点居住をテーマにお話を聞かせて頂きました。

今山さんは2020年の11月から東京と秩父の2拠点生活を始めて、2022年4月23日に
カフェ「yotte KEiNA(ヨッテケイナ)」とプライベートキャンプ場「nete KEiNA(ネテケイナ)」が併設されている「KEiNA CHICHIBU(ケイナチチブ)」をオープンされました。

現在、平日は東京で生活しながら、週末になると秩父でカフェとキャンプ場の運営という生活を送られています。

元々ワーキングマザーとして都内で働いていたのですが、
お子さんが生まれて仕事に復帰した際に、どうしてもお子さんに時間が割けなくて、生きづらさやモヤモヤしたものをずっと抱えていたそう。

実は今山さんは生まれも育ちも秩父。
コロナ禍中、秩父に1年以上帰れなかった日々が続いていて、その時に初めて秩父での生活というものが、自分の心の栄養になっていたことに気がつきます。

今山さんが生きていく中で、秩父での生活は必要なもの。
どうせだったら自分の好きなように人生をデザインしてもいいんじゃないか?と思った事が2拠点生活を始めるきっかけとなったそうです。

今までのキャリアから次のキャリアを選ぶのではなく、「本当に自分の好きなものってなんだろう?」
「やりたいものってなんだろう?」を、一回まっさらにして考えた時に、「自分は料理が好きだったな」とか、「自然が好きでキャンプが好きだったなぁ」とか、頭の中に思い浮かんできたそうです。

その中で、自分が家族とのバランスをとりながら生活できる仕事のスタイルは、一体どんなものがあるのかを考えたときに、自分で何かをやるというのが結果的に一番の近道だと思ったので、現在の週末だけ秩父に帰るスタイルとなったと語って下さいました。
 
 
一旦は秩父を離れたものの、コロナでのライフスタイルの変化がきっかけとなり、秩父と東京での2拠点生活が始まったのです。

16:45〜 イベントClose


移住相談センターの皆さんからご挨拶

盛りだくさんのイベントでしたが、時間が過ぎるのはあっという間。
イベントの終了時間が迫ってきました。

3月末で地域おこし協力隊3年の任期が明ける方もいらっしゃり、最後の挨拶がとても感慨深かったです。
あたたかい雰囲気の中、最後は秩父締めでイベント終了となりました。

番外編 企画者インタビュー


焚き火イベント企画者・西村さんインタビュー

イベントレポートは以上となりますが、今回の焚き火イベント企画者にも色々お話を聞いてみたい!と思い、企画者の移住相談センター西村さんに個人的にインタビューをさせて頂きました!

どんな思いでイベントを企画しているのか等お話を聞いてきましたので、こちらも良かったらご覧ください。

私「さっそく1つ目の質問ですが、今回どういう目的で焚き火イベントを企画しようと思ったのですか?」

西村さん「2点あって、1つ目は交流を一番メインに置こうと思いました。
秩父が好きな方や興味がある人たちで集まって話ができたら面白いだろうな、っていうのが1つ。

もう一つが、以前イベントに参加してくれた方や移住者さん、コミュニティに関わる様々な方から焚き火イベントをやりたいという話が出ていました。

それで焚き火を囲みながら交流っていいよね!ということで今回の企画が持ち上がりました。
火を見ながら会話を交わしたり、交流を建物内じゃなくて、自然あふれる秩父のキャンプ場で秩父の良さを知りながら交流できるのもいいかなと思いましたね。」

私「たしかに!外は開放感があって、秩父の自然を感じられてすごくいい環境だと思いました。
ちなみにイベント開催場所にKEiNA CHICHIBUさんを選ばれた理由はなんですか?」

西村さん「KEiNA CHICHIBUさんとの繋がりは、移住相談センターのロゴを作ってくださったデザイナーの方がKEiNA CHICHIBUさんのロゴを作っているという接点がありました。

さらに場所も料理も素敵なところでイベントができたらいいなと思っていました。
そしてオーナーの今山さんも2拠点居住者という事で、移住や2拠点生活の話もできる。
秩父に根ざした活動をされているのであれば、「ココしかない!」という事でご依頼しました。」

私「では最後の質問で、イベントを実施する事でこういうゴールを目指したい!など目指したい着地点はありますか?」

西村さん「このイベント後でもいいですし、ここで交流した人たちと最終的に『飲み』に行けるレベルまで仲良くなってくれたら嬉しいなと。

最終的にはもちろん移住して頂けたら嬉しいですが、すぐには移住って難しいと思うので、まずは横のつながりを作っていただければと思っています。」

私「たしかにそうですよね。実際に先輩移住者さんと仲良くなって、一緒にご飯に行ったりした時に自分の移住への不安も話を聞いて解決していければ、それもすごくいい場になりそうです。」

それから過去開催されたイベントもいくつか教えて頂きました。

過去の開催イベント

お酒と水のイベント
酒蔵に寄ってお話を聞いたり、秩父は水がおいしいということで、地下水や東京の水道水を持ってきてどれが美味しいかというのを検証したり、秩父のお酒と水の飲み比べ体験。

初心者探検
秩父のスーパーに行って実際に移住をしたあとに使うスーパーの価格帯調査や取り扱っている野菜等商品のリサーチ+ワークショップ形式で秩父の郷土料理など調理・試食。

他BBQ、オンラインクッキング、アニメ部のイベントでは聖地を見て回るイベント、〜サブカルから秩父を知る〜をテーマにイベントを企画された事もあったそうです。

今後は交流系のイベントも増やしていきたいとの事で、
新しく秩父ファンクラブに参加してもらえたメンバーの皆さんには秩父の事を更に知ってもらい、
移住者の方とも一緒に交流できる場を考えています。

また移住が現状すぐに現実的ではなくとも、純粋に秩父が好きという気持ちでイベントに参加して下さるのももちろん大歓迎なので秩父が好き・秩父に興味がある方は是非気軽にイベントに参加してみてくださいね。

今後のイベント

現在予定されているイベントは…
★4月22,23日(日)に開催される「第19回秩父いってんべぇウオーキング2Days」
の2日目(23日)の荒川しだれ桜・浦山ダム内部見学コース(19㎞)を一緒に歩きませんか?

秩父の自然を体感しながら歩く…
カメラで写真を撮るのも楽しそう!
参加メンバーと楽しく交流しながら一緒に歩きましょう!

日程:2023年4月23日(日)
集合場所:秩父鉄道三峰口駅

集合時間:09:30~
スタート時間:10:10~

行程
スタート→みんなでお昼ごはん→どこかで記念撮影(チェックポイントあたりで)→ゴール!
※お弁当や飲み物は各自ご持参ください。

5月27日 栃本茶摘みボランティア
6月中  秩父初心者ツアー&蛍鑑賞
6月24日 武甲山ハイキングイベント

※茶摘みイベント以外は仮です。

今後のイベント情報もSlack「秩父ファンクラブ」で告知させて頂きますので、是非チェックをお願いします。

秩父を一緒に満喫しましょう!


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