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フランス🇫🇷夏のリゾートBassin d'Arcachon バサン ドゥ アーカション

私の夫の実家はボルドーの郊外にあります。
今回は、Bordelais (ボルドレー/ ボルドーに住む人たち)の夏のリゾート、Bassin d'Arcachon (バサン ドゥ アーカション)
をご紹介します。

アーカションは大西洋側の海に面している湾で、
その地形のおかげで、小さい湖のような部分が出来ています。
ここをBassin d'Arcachon (バサン ドゥ アーカション、意味はアーカションの貯水湖的な、水が溜まっているところ)と呼びます。

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牡蠣の栽培が盛んで、たくさんある養殖場で白ワインを飲みながら新鮮な牡蠣を堪能出来ます。

夫のご両親のお気に入りの夏休みの場所ということで、連れて来てもらいました。

湾に着く前に、土曜朝の街のマルシェが開いていたので、立ち寄って見ました。

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マルシェで牡蠣を食べる人たち、典型的な風景だそうです。
そして目的のランチ場所へ。

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ヨーロッパ南部でよく見るこの花は、
フランス語でLaurier rose(ローリエ ローズ)と言います。
日本語でローリエというと月桂樹しか思いつかなかったのですが、違う植物です・・(ちなみに月桂樹はフランス語でも同じLaurier、ローリエでした)
日本語で何というのか調べて見たら、キョウチクトウでした。

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la canabe du mimbeau

実はここはレストランではありません。
単に「牡蠣の養殖場」です。
養殖場として運営されているのでレストラン運営の権利はありません。
そのため、お客様に提供していいものは、育てた牡蠣と、飲み物(ワイン、水など)、ほんの少しのおつまみ(パンや小さいエビなど)だけです。
温かいごはんは出せません。

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どうしてレストランでなく、牡蠣の養殖場としての権利で運営したいのか?どうやらその方が税金が安かったり、運営側のコストメリットがあるそうです。

この養殖所のテラスは、まさにBassinの水の上にあります。

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引き潮だったので水がほとんどありませんでしたが、それでもカヤックで散歩をしている親子がいました(下の写真)。

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Graves(グラーヴ)のワインと

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パンと美味しいテリーヌをつまみ・・
ここはバスク地方に比較的近いのですが、
バスク地方で唐辛子で有名なEspelette(エスプレット)という街があり、
そこで取れるPiment d'Espelette(ピモンデスプレット、エスプレットの唐辛子)が
このテリーヌにも使われていました。

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スズメにパンをあげる

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このマヨネーズにもエスプレットの唐辛子が入ってました!

これはBulots (ブロ、ツブ貝)で海沿いの街で典型的な前菜です。

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そして牡蠣!牡蠣の大きさを数字で(1,2,3..)で表すことを初めて知りました。これは2だったんじゃないかと思います。大きくてモチモチでした。

私は実はそんなに生牡蠣が好きではないのですが、
せっかくここに来たから食べねば!
と思って食べて見たら本当に美味しくて、
他の人の分まで食べてしまいました。

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夫のご両親のお気に入りの場所だそうで、そんなお気に入りの場所を私たちとシェアしていただいて、とっても良い思い出になりました。

その後アーカション湾沿いの街Cap Ferret(カップフェレ)を少しお散歩。

とっても可愛い雰囲気でした!

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いかにもおしゃれなリゾート地の雰囲気でした。

その後名物?Phare du Cap Ferret(カップフェレの灯台)を見て

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よく絵葉書になっています。夫のお母様が大好きな景色だそうです。

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その後、フェリーで、Arcachon(アーカション)の街へ。
ちょっとわかりにくいのですが、
この沼(?)の周りの地域全体をBassin d'Arcachonと言うのですが、その中でアーカションと言う街があるわけです。

この左の半島部分が上のCap Ferretで、その対岸がArcachonの街になります。

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フェリーを待っているところの風景
牡蠣の養殖をしている場所が見えます。

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フェリーで20分ぐらいでアーカションに着きました。

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可愛いお店もたくさん

上は缶詰のお店。

そしてこちらが名物、シュークリーム・・

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こちらも夫のお母様のお気に入りだそうです。
ただのシュークリームなのですが、
白い砂丘と言う名前で売っていて、

超ヒットしたらしく、フランスの色々なところでお店が出来て、例えばパリでも買えるそうです。

徹底的にこれしか売らない。
シンプル。
シングルプロダクトマーケティングは
効果的なんだなと思いました。

ネーミングはちょっと白い恋人みたいです・・

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アーカションの街はお金持ちのための(?)場所らしく、たくさんのブランドバッグを持った若い人がフェリーに乗っていました。
可愛いブティックがいっぱいでした。

小さくてお金持ちがいっぱいの観光地、
ちょっとイタリアのカプリ島を思い出しました。

帰りに有名な教会に立ち寄りました。

Chapelle de la Villa Algérienne

1885年に竣工、Léon Lescaと言う起業家がアルジェリアから帰って来てそのインスピレーションを持って壮大な「ヴィラ・アルジェリア」を作ったそうなのですが
その一部であったチャペルです。
アラビアスタイルのカトリックチャペル、
エキゾチックです。

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実はこのチャペルの写真を見て、
ここで結婚式をしてもいいねと話していたのですが、
教会の予約がそんなに簡単でなかったので諦めました。
カトリック結婚式に必要なことご参照・・

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さて、海の色などはそんなに綺麗でなかったのですが、

このバサン ドゥ アーカション地域の大ファンで、
夏の別荘を買いたい人は山ほどいるそうです。
不動産価格が高騰していると聞きました。

特に夫のご両親と過ごすことが出来たことで、とっても素敵な思い出になりました。

でも、もし私が別荘を買える立場で、
且つ選べるなら、
海の色がもっと綺麗なイタリアのプーリアにサマーハウスが欲しいなと思いました!



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