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齋藤芳生のほんだな

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これまでに書いた書評や好きな本の話など。
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#現代短歌

雪という友人~あたたかく、なつかしく~

雪という友人~あたたかく、なつかしく~

来ましたね、冬。
今年は12月に入ってもまだあたたかいな、と思っていたら、いきなりの氷点下。そして雪。
大の寒がりである私にとってはつらいつらい季節・・・・・・。
今回は、先月発売になった「現代短歌」2022年1月号で書かせていただいた「短歌歳時記 師走から睦月」を転載します。
冬も寒さも大嫌い!なのですが、子どもの頃の雪を思い出すと、かじかんだ手がすこしあたたかくなる気がします。
では、どうぞ。

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彼女という音楽~永井陽子の歌~

彼女という音楽~永井陽子の歌~

春よ、胸のハープシコード奏づれば木木は光の衣をぬぎゆく
                      永井陽子『樟の木のうた』

なべて地上の音は空へと吹きのぼりそこのみしづかな真昼のカンナ
                          『ふしぎな楽器』

ただ一挺の天与の楽器短歌といふ人体に似てやはらかな楽器
                             同

 短歌と音楽、と問

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