27. 話が苦手な社長さんは

書くしかありません。何をどう書くのが効果的かというと。

社員さんの日報ってどうしていますか? 50名くらいの会社では何らかのグループウェアで情報を共有していて、そこに日報があるのが一般的ですね。

社員さんが気になる社長さんは、とてもよく日報を読んでおられます。

コメントとをつけると話が続いてしまいますし、「ご指摘いただき有難うございます。善処します」などコピペ的な回答に終わってしまうことも多いですよね。

言いたいことを溜めておいて本人と話しますと、つい話が一方的に長くなって、いつも通りの話になりがちです。

日報が共有されているなら、業績に関心があって考えている社員さんは分かるはず。もし行動管理だけとか、数字だけとか、何らかのフォーマットがある場合は即刻「今何を考えているか」が書けるようにすると良いです。

書くために頭を動かす。それでいいんです。

社長さんのコメントは、いつどこで誰と一緒にこの件について話したい、とリクエストするだけでOK。

なにか書かなくちゃと思って書いたことでも、先の予定日までに考えなくてはいけなくなります。言いたい社員さんなら喜びます。

もちろん社長さんの方も、どこに興味があるのか、なぜ直接呼んだのか明確にしてあげなければいけません。

社員さんは(人はだれでも)聞いてくれて分かってくれる人を好きになり、好きになると喜ばせたいと思うもの。

自己を重要と感じさせるのは、もっともやる気に関する効果的な方法で、それはお互いに贈り合うことができるものです。


日報が形骸化しているなら、今まで気づかなかったお宝社員さんを見つけたいなら、なおさら日報は意見を出せる場にしてみませんか。

内容を否定、批判しない社長さんならきっと活用できます。

いつも通りのはがゆい日々から抜け出すのは、こんな些細なコミュニケーションです。

最後まで読んで頂き有難うございました。

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日報をきっかけにできたら、こちらも是非参考にしてみて下さい。






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